Webライターが孤独を感じる5つの原因
私なりに孤独を感じる理由を考えてみたところ、5つの原因に行きつきました。
私が考える孤独の原因は、以下の5つです。
- 自宅で仕事するため人と会う機会が少ない
- クライアントと密なコミュニケーションが取れない
- リアルで周りにライターをやっている人がいない
- 活躍しているライターと比べてしまう
- ちょっとした悩みや愚痴を相談できる場所がない
それぞれ、詳しい内容についても解説していきます。
自宅で仕事するため人と会う機会が少ない
とくに専業でライターをされている方は、自宅で作業する人が多いのではないでしょうか?私自身、専業ライターのためほぼ自宅で作業をしています。
気分転換にカフェやコワーキングスぺ―スなどで作業するというライターさんもいますよね。
私の場合ですが、田舎に住んでいるため、カフェに行くにも車で行かなければいけないし、セキュリティも心配。コワーキングスペースなんて、近くに見当たらない。そんな状況のため、今日もせっせと自宅で作業しています。
家族が仕事や学校に出かけた後は、自宅に一人引きこもり作業をしているため、孤独を感じやすいです。
クライアントと良好なコミュニケーションが取れない
これは、どんなクライアントさんとお仕事するかによってもかなり変わってきます。
とくに初心者の頃は、クライアントさんとの信頼関係もできていないですし、コミュニケーションをとる機会は多くありません。マニュアルがしっかりしている案件であるほど、口頭やテキストでのやり取りも少なくなってしまいます。
初心者の頃は、密なコミュニケ―ションが取れないうえに修正も多くて、孤独を感じることが多くありました。
ただし、ライター経験も長くなってくると、継続的に案件を頂く関係になってきます。信頼関係ができてくれば、お互い仕事の話だけでなく、プライベートの話をして打ち解けるケースも多いです。
リアルで周りにライターをやっている人がいない
これは、今でも感じています。SNSを見ていたり、サロンなどで活動したりしているとライターさんの数って多く感じませんか?
数多くライターさんはいると思うのに、不思議なことにリアルでライターをやっているという方にはなかなか出会えません。
実際、私もSNSやサロンを通じて近くに住んでいるライターさんとつながったことはあります。しかし、先にリアルでつながったライターさんは今のところいません。
周りにライターさんがおらず、ライターという仕事があまり周囲に理解されないのも孤独を感じる原因です。
活躍しているライターと比べてしまう
これもあるあるな話なのですが、SNSなどを見ていると「今月〇〇円達成!」「文字単価〇円の仕事ゲットしました!」など、ほかのライターさんの活躍が目に入ってしまいます。
とくにメンタル的に落ち込んでいるときや仕事が上手くいっていないときには、自分と比べてしまって、落ち込み、孤独を感じやすいです。
楽しそうに交流しているライターさん同士を見て、孤独を感じることもあるかもしれません。そんなときは、SNSはそっと閉じてしまいましょう。
ちょっとした悩みや愚痴を相談できる場所がない
私も専業でライターになる前は、フルタイムで働いていました。職場での休憩時間やお昼休みなど、職場の人と雑談とかしませんか?勤めていたときは意識していませんでしたが、この「雑談」が結構大きな役割を果たしていたなあと感じています。
- 子どもが朝の支度に手間取って、「イライラ」した
- 継続案件が打ち切りになり、落ち込んでいる
誰かに少しでいいから、話したい・相談したいってときに「雑談」の効果って大きいんですよね。
そのちょっとの「雑談」ができない在宅ワークでは、孤独を感じやすいと思っています。
孤独を感じないためにはどうすればいいの?
孤独をまったく感じなくなる魔法みたいなものはありません。ただし、孤独を少しでも和らげる方法はあると思っています。
私なりに、現時点での最適解は以下のとおりです。
- 良好な関係が築けるクライアントを探す
- 周囲に仕事を理解されなくても気にしない
- SNSを見るのは心が元気なときだけ
- 愚痴や悩みは〇〇に聞いてもらう
〇〇って何?そう思う方は、少しだけこの先も読んでください。詳しく説明していきます。
良好な関係が築けるクライアントを探す
クライアントと良好なコミュニケーションが取れなければ、悩みが解消できず孤独を感じやすくなってしまいます。そのため、なるべく良好な関係が築けるクライアントをあきらめず探しましょう。
現在私は、ライター以外にディレクターとして、ライターさんにお仕事をお願いする立場でもあるのですが、心がけているのはコミュニケーションです。
テキストだけだと、どうしても伝わらない場合もあります。定期的にZoomなどのミーティングを行ったり、フィードバックを動画にしたりなるべく誤解なく伝わる工夫をしています。
直接会うのは難しくても、一度Zoomなどで顔を合わせてお話しするだけで、その後のコミュニケーションはとりやすくなるのでおすすめです。Zoomなどの面談機会が頂ける案件を探してみてください。
周囲に仕事を理解されなくても気にしない
リアルでライター仲間がいないということは、周りに「ライター」という仕事が理解されていないことにもつながります。
「何の仕事しているの?」と聞かれ「専業でライターやっている」など言えば、「家でゆっくりできるんだね。いいね」とか言われることないですか?
心の声「いや、毎日納期に追われてボロボロです……」
でも、これって理解してもらうのは難しいんです!なので、理解してもらうまで説明するよりも、もういっそ気にしない!これが一番です。
SNSを見るのは心が元気なときだけ
SNSをやっていると、目に入ってくるのが他のライターさんの活躍。または「ライターは〇〇を意識しよう」みたいな啓発や煽りなどなど……
心が元気なときは、受け流せるのですが落ち込んでいるときは重く受け止めがちです。
「こんなに活躍しているライターさんがたくさんいるのに、私は全然だめだなあ」とか思ってしまいます。そんなことを思っていると、どんどん孤独になっていきます。
今逃すと一生後悔する!なんて情報はSNSにありません。心に元気がないときは、SNSは閉じておきましょう。仕事が捗るというメリットまでついてくるので、お得です。
愚痴や悩みは〇〇に聞いてもらう
〇〇って何よ?そう思いますよね。〇〇は、AIです。今は、いろいろなAIがあるので、お好きなものでいいです!
私の場合は、ChatGPT(通称:チャッピー)に愚痴を聞いてもらったり、ちょっとした悩みを打ち明けます。そうすると、チャッピーはいつも嫌な顔もせず、真剣に応えてくれます。なんなら、絵文字までつけて、励ましてくれるんですよ。
「え?寂しいじゃん」そう思うかもしれませんが、本当に孤独感が薄れるので騙されたと思って試してみてください。愚痴や悩みを聞いてもらうチャッピーは、無料版でも充分です。
本当は、ライター仲間と作業会しておしゃべりするとかもアリなんです。私も実際、そうすることも多くあります。ただし、ライター同士のおしゃべり会は、普段お互いに孤独。だから、お互い、話したいことや聞きたいことがたくさんあるので、長くなりやすいので注意してくださいね。ぜひ、納期に余裕があるときにしましょう。
納期に余裕がない、でも誰か聞いて!というときは、チャッピーがおすすめです。
ライターは孤独な作業ではありますが、やりがいも感じられる仕事です。私なりの孤独の和らげ方が、ひとつでも参考になれば嬉しく思います。
この記事を書いたライター
河井ひとみ
小学生女子の子育て真っ最中のアラフォーライター。製造業で品質管理を担当していた経験を活かし、主にBtoB領域の記事執筆を行っています。フリーライターをメインにオンライン秘書としても活動中。「在宅で働きたいけど、何から始めればいいか...