私が目指すライター像は「自分中心」

目指すライター像は?と聞かれたら、私は「自分中心」と答えます。正確にはライター像ではなく、なりたい姿だと言えるかもしれません。
もちろんこれは「私さえよければ他の人がどうなってもいい」という意味ではありません。さすがにそこまでひどい奴ではないです。
私は「目指すライター像は何か」と「なぜライターをしているのか」は、ほぼ同じ問いではないかと考えています。いろいろな仕事にあふれている現代の日本でなぜわざわざライターをしているのか、その答えが目指すライター像だと思っているのです。
私がなぜライターをしているのかというと、正直「自分のため」です。「自分が嫌なこと」はしたくないし、「やりたいこと」はやりたいからです。
【嫌なこと】
- 満員電車に乗りたくない
- 毎日決まった時間に出勤したくない
【やりたいこと】
- 食べたい時に好きなご飯を食べたい
- 目についたときに家事をしたい
- お家に引きこもりたい
- 我が家の文鳥たちと遊びたい
- お金は欲しい
など
これらをすべて叶えられて、かつ私にできる仕事がたまたまライターでした。もし他にもっとピッタリな職を見つけていたら、ライターはやっていなかったかもしれません。
そして、自分がより快適に仕事をして、継続して仕事をもらうために、クライアントが困っていれば率先して手助けを申し出ます。お願いされた仕事は最大限請け負えるように予定を調整します。
クライアントが望む成果を出すために精一杯努力も勉強もしますが、これらはクライアントのためだけではなく自分のためでもあるんです。
私が目指す「自分中心」というライター像について、少し共感してもらえましたか?
「自分中心」の先

私が目指すライター像は「自分中心」ですが、自分中心で物事を決めるためにはより「自分を知る」必要があります。
「自分は何がしたい?」「何をしたくない?」「何が好き?」「何が嫌い?」
即答できない人も意外と多いのではないでしょうか。
また、小さい願望と大きい願望もそれぞれ知っておくのもおすすめです。
例えば、私はこの記事を書いている今、時間はちょうど19時だったのですが、心の中ではずっと「シャインマスカットが食べたい」と思っています。なんとなく見たYouTubeでふるさと納税の返礼品について紹介しており、おいしそうなシャインマスカットが映っていたのを見て、思わず食べたくなってしまいました。
これは小さな願望です。「今」やりたい・食べたいのであり、1週間後も「シャインマスカットが食べたい」と思っているかはわかりません。
一方で大きな願望は、長期的に叶えたいもの、1週間後、1か月後に聞かれても変わらない願いです。
私の大きな願望は、「やりたい・欲しいを我慢しなくて良い生活をすること」です。
今の世の中は、物価高や増税が続き、同じ生活をしていても数年前よりも生活費が高くなってしまう状態です。生活維持のためには今月より来月、来月より再来月とどんどんお金を稼ぐ必要があります。
そんな中で私は、旬の食材が食べたい、ちょっとした服が欲しい、旅行に行きたいなどの希望を我慢しなくてもいい生活をしたいと思っています。
これを叶えるためには、ただお金を稼ぐだけでは不十分です。月20万稼ぐために1日12時間も仕事をしていれば、お金は稼げますが食事や旅行を楽しむ時間がありません。
食事や旅行を十分に楽しむためには、自分が欲しいと思う具体的な金額を決めて、なるべく短時間で稼ぐ必要があります。
「自分中心」のために

自分中心で過ごすためには、欲しい金額を短時間で稼ぐ必要がありますが、これを実現するには常に努力と勉強に励むしかありません。
資格の取得だったり執筆技術の向上だったり、努力や勉強の方針や方法はさまざまで、何をするかも「自分中心」です。進んでいく中で「これ、やりたくないことかも」と思ったらやめることもできます。もちろん、お金を稼ぐうえで100%やりたいことだけを選ぶことはできません。
ただ、フリーランスはやるか・やらないかを選べる場面は多いです。例えば確定申告をどうしてもやりたくなければ、お金を払って税理士に依頼するという方法もあります。
やりたくないことをどうすればやらなくても済むのか、これを考えることも自分中心では大切なことですよ。
まとめ
私のなりたいライター像「自分中心」、わかっていただけましたか?
自由・自己責任といわれるフリーランスだからこそ、やりたいこと・やりたくないことを取捨選択できます。私みたいに「自分中心」で働きたい!生活したい!と思っている人はぜひ、より自分について考えてみてはいかがでしょう?
この記事を書いたライター

津々樹 唯
4羽の個性的な文鳥に囲まれながら日々生活をしているフリーランス専業ライター。京都の田舎在住で現在はディレクター業とライター業を両立中です。福祉系・不動産系・美容系など様々なジャンルの執筆を行っています。「当たり前のことを当たり前...