ライターになるために勉強すべきことは?
ライターになるために勉強すべきことは、おもに下記の3つです。
- SEOなどのWeb記事に関する知識
- リサーチ・構成
- ライティング
次からそれぞれ解説します。
SEOなどのWeb記事に関する知識
Web記事のライターには、SEOなどのWeb記事の知識が必要です。
SEOとは、「Search Engine Optimization」の略。日本語では「検索エンジン最適化」と訳され、検索エンジンからユーザーを集めることで、Webサイトの成果を向上させる施策のことを意味します。
Web記事の場合は、ユーザーが検索したキーワードに対して、Web記事の内容を検索エンジンの上位に表示させるように調整し、成果につなげます。
SEOにもテクニックがあり、知識と技術を身につければ、クライアントに重宝されるライターになれます。そのほかにも、Web記事の構造やタグなどを理解しておくと、スムーズに記事を執筆できますよ。
リサーチ・構成
ライターの仕事では、まずは記事の構成を作成し、記事全体の内容や流れを決めます。
構成を決めるにあたって、リサーチは欠かせない作業です。自分の記事を上位表示させたい場合、その記事を表示させるために設定したキーワードで、上位に表示されるライバル記事を調べて読者のニーズを探る作業は欠かせません。
そのほか、ユーザーの悩みの深堀りや、書籍や動画などからの情報収集をすることで、構成に独自性を加えられるようなリサーチ法を身につけましょう。
ライティング
ライティングの基礎を学ぶと、記事を書くときにより伝わりやすい文章を書けます。普段から仕事などで文章を書いているつもりでも、相手に伝わりやすい文章を書くのは、意外と奥深いものです。
とくに、Web記事ではユーザーが離脱するのを防ぐために、結論ファーストかつ簡潔な文章が求められます。代表的な文章の型や表現方法があるため、基本的なものを押さえましょう。
独学でライターを始めたわたしの勉強法
わたしは、スクールは利用せず、独学期間を経てライターとしての活動を始めました。その時に意識したのは、失敗してもダメージが少ないように、なるべくコストをかけないこと。
勉強方法に関しては、先輩ライターのSNSやブログをリサーチし、おもに3つの方法で勉強しました。
- 書籍
- 動画
- Webサイト
次からそれぞれ詳しく説明します。
書籍での勉強法
紙の書籍での学習は、基本的かつ普遍的な情報を得るのに有効です。文章を目にしながらじっくり学べるので、ライティングを学習するのにおすすめです。書籍はSNSやブログなどで、先輩ライターが初心者向けにおすすめしていたものの中から選びました。
【購入した書籍】
・「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」唐木 元 著
情報がアップデートされて、手軽に読める「Kindle」もおすすめです。Kindle Unlimitedだと、定額で読み放題なので、自分に合った書籍を探せます。
また、書籍の文章などを写経するのもおすすめ。文章の構成や書き方のポイントなど、読むだけでは理解できない、言い回しや文章構成のポイントが見えますよ。
動画での勉強法
家事の合間などに、YouTubeやオンラインコミュニティの動画講義を「ながら聴き」で学習しました。もちろん動画を見ながらの学習もおすすめですが、ながら聴きの場合は、Web記事に関する知識のインプットなどに最適です。
書籍だと本に向き合う環境が必要ですが、動画だと音声のみでも学べるため、移動時間や家事中などの隙間時間に最適。忙しくてまとまった時間がとれない方や、子育て中の方にぴったりの学習法です。
Webサイトでの勉強法
ライターの基礎知識は、下記のWebサイトで学びました。
動画とテキストどちらでも学べるので、自分の状況に合わせて効率よく学習できます。ライター初心者が押さえるべき内容が細かく章立てされているので、1章ずつ隙間時間に進められるのも、ありがたいポイントです。
ライターは独学でも始められる!
私はライターを始めるために、なるべくコストをかけずに独学で学びました。独学は、隙間時間で自分のペースで進めたい、という方におすすめです。YouTubeの動画やサイトなど、無料のコンテンツからでも気軽に始められますよ。
基礎的な知識を身につけたら、どんどん案件に応募しましょう。初心者だと案件に応募するのが不安かと思いますが、案件で得られる知識やテクニックもあるため、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
この記事を参考に、自分のライフスタイルや目標に合わせて、勉強方法を検討してくださいね。
この記事を書いたライター
中丸琴琳
双子男児の子育てに奮闘する転勤族ママライター。会社員としてバイヤーや営業、Web代理店を経てライターの道へ。得意ジャンルは子育て、フリーランスの働き方。自分の経験がだれかの役に立てれば嬉しいです!