活用して良かったおすすめツール10選

活用して良かったおすすめツール10選

ライター活動をするうえで使えるツールは、多くあります。たとえば「MindMeister」(思考の整理に使えるツール)や「GRC」(記事の検索順位をチェックできるツール)など、数え切れないほど展開されています。そのため、どのようなツールを使えば良いのか疑問を抱いているライターも多いでしょう。

そこで、わたしが実際に使って良かったおすすめのツールを無料・有料に分けてご紹介します。

  • 無料ツール①写真AC
  • 無料ツール②Canva
  • 無料ツール③ChatGPT
  • 無料ツール④GetKeyword
  • 無料ツール⑤Enno
  • 無料ツール⑥ラッコキーワード
  • 無料ツール⑦CopyContentDetector
  • 無料ツール⑧Chatwork

  • 有料ツール①文賢
  • 有料ツール②ATOK

無料ツール①写真AC

写真AC」は、会員登録すれば無料で画像をダウンロードできるツールです。案件によっては、原稿に画像を挿入する必要があります。原稿の内容に合う画像を見つけるために、複数のサイトを開いて探すのは骨の折れる作業です。

「写真AC」であれば種類が豊富なので、原稿の内容にマッチする画像が見つかります。たとえば、メイクに関する原稿に挿入する場合は、化粧品や化粧をした女性などの画像が良いでしょう。

サイト内にある検索窓に「化粧品」と入力すると、1万4,582件の画像が表示されます。1万件以上数ある中から原稿の内容にマッチする画像を選択してダウンロードできます。

画像サイトは多く展開されていますが、無料なうえに種類が豊富で複数の画像をダウンロードできる使い勝手の良さは「写真AC」が断トツです。(※個人的な感想です)。わたしの場合は、複数のサイトを開いて画像を探す手間と時間を短縮できました。

ただし、無料会員は1日にダウンロードできる画像が9枚かつ広告を閲覧する必要があります。裏技として、何日かに分けてダウンロードすれば無料で十分使えます。広告の閲覧は我慢しましょう。無料で使い勝手の良い画像サイトをお探しの方は、ぜひ活用してみてください。

無料ツール②Canva

案件によっては、アイキャッチ(※Webサイトの記事トップに添付する画像)の作成を依頼される場合もあります。文字だけで伝わりにくい場合は、画像を用いて説明するケースも少なくありません。アイキャッチや説明画像などの作成に使えるのが「Canva」です。

たとえば、当記事のアイキャッチを作成する場合は、文字を入れるだけで以下のようなデザインの画像が作れます。

Canva

ちなみに、わたしはデザインに関しては何の知識もありません。それでも、上記のようなアイキャッチを無料で作れます。

「Canva」を使えば一からデザインを考える時間と手間をかけずに、思い通りの画像を作成できます。デザインに詳しくなくても、簡単にアイキャッチや説明画像を作れるツールをお探しのライターは、活用してみてください。

無料ツール③ChatGPT

ChatGPT」は、多くのライターが活用している生成AIツールです。ChatGPTだけで原稿を書くのは難しいですが、読者が何を知りたいのか・どのような情報を盛り込めば良い原稿になるのかなど、サポート的な存在として活用できます。

SEOでは、読者の潜在ニーズ(※読者自身も気づいていない欲求)や、顕在ニーズ(※読者自身が自覚している欲求)を把握・深掘りして、高品質な原稿を書くことがマストです。

顕在ニーズは上位表示されているサイトを見れば、把握できます。ただ、潜在ニーズを把握するのは時間がかかります。できれば、ヒントが欲しいと思うライターも少なくないでしょう。わたしもそのひとりです。

たとえば、ChatGPTに「〇〇と検索する読者は何を知りたいのですか」と質問すると、どのサイトからも読み取れなかった読者ニーズを数秒でアドバイスしてくれる場合があります。回答してくれたアドバイスも参考にしつつ、読者ニーズを満たす原稿を書くことで、上位表示されやすくなりクライアントに貢献できます。

クライアントに貢献できる原稿を書くことで、文字単価も上がりやすくなるでしょう。生成AIを活用して高品質なコンテンツを作成したい方は、試しに使ってみてはいかがでしょうか。無料版でも十分活用できますよ。

無料ツール④GetKeyword

GetKeyword」は、サジェストワードや再検索ワードなど、SEOに欠かせない情報を数秒で調査・提示してくれるツールです。

用語説明
サジェストワード GoogleやYahoo!などの検索窓にキーワードを入れた際に自動表示される検索候補キーワード
再検索ワード 読者が特定のキーワードを検索してコンテンツを閲覧した後に、再度検索したキーワード

他にも、以下のようにキーワードの検索ボリュームや競合性なども表示してくれます。

以下は「社会保険労災申請」と入力した場合の結果です。

GetKeyword

※画像引用:GetKeyword

SEOライターは読者のニーズを満たす原稿を書くために、サジェストワードや再検索ワードなど、多くの情報を調べる時間が必要です。そのため、複数のツールを用いて情報収集をする時間と手間がかかります。

「GetKeyword」を活用すれば、SEOに必要な情報を調査・提示してくれるので、情報収集の時間を短縮できます。情報をもとに高品質な原稿も書けるため、クライアントに貢献することも可能です。個人的な見解ですが、無料ツールの中では一番使いやすく高性能だと思います。情報収集に時間がかかると悩んでいるSEOライターは、ぜひ、使ってみてください。

無料ツール⑤Enno

原稿を書き終えたら、推敲(誤字脱字や文法の誤りなどを修正する)してクライアントに提出しますよね。その際、使えるのが「Enno」です。「Enno」に文章を貼り付けると、誤字脱字や変換ミスなどを教えてくれます

わたしがライターになったばかりの頃は、目視のみで推敲していました。目視のみだと時間がかかるうえに、どうしても見落としてしまう間違いが多いものです。

たとえば「ところ」と打ったつもりが「ことろ」と、打ち間違いしていたことがよくありました。似たような文字が並んでいると、目視のみでは発見できないものです。

ツールを使用すれば、数秒で見落としていたミスを発見できます。ただ、推敲に使えるツールは過信せず、目視でのチェックも怠らないのが基本です。目視とツールでの推敲を組み合わせることで、ミスのない原稿を提出できます。

推敲に時間がかかっている方や、誤字脱字を無料でチェックしてくれるツールを探しているライターは、活用してみてください。

無料ツール⑥ラッコキーワード

ラッコキーワード」は前述した「GetKeyword」と似たようなツールで、サジェストや共起語(特定のキーワードと一緒に出現する単語)などを調査・提示してくれます。数ある機能の中でおすすめなのは、見出し抽出機能です。

SEOにおいては、上位表示されている記事を参考にして構成を練るケースが大半です。その際、最低でも上位10サイト分の構成をリサーチする必要があり、時間がかかります。見出し抽出機能を使えば、上位20サイト分の構成を抽出して一覧で表示してくれるためリサーチ時間を短縮できます。

「ラッコキーワード」は、ライター活動を始めて最初に使ったツールです。2年経った現在でも活用しています。SEOライターにとって欠かせないツールの1つです。無料で使えるので、ぜひ、活用してみてください。

無料ツール⑦CopyContentDetector

案件によっては他の原稿と同じ文章が含まれていないか、チェックを求められる場合があります。実際「一致率〇%以下」「類似率〇%以下」と、ルールを設けているメディアが大半です。万が一、他の原稿と同じ文章が多く含まれていれば、コピーコンテンツとみなされ上位表示されにくくなります。そのため、ほとんどのメディアではコピペチェックを義務付けているのが現状です。

とくに、SEOの場合はコピペしていなくても、他の原稿と似たような内容になってしまうケースも少なくありません。「CopyContentDetector」に文章を貼り付ければ、一致率や類似率を数分でチェックできます。万が一、数値が高ければ文章の言い回しを変えたりオリジナル要素を取り入れたりすることで、他の原稿と異なる高品質なコンテンツを作成できます。

今からライターを始める方は、知っておいたほうが良いツールです。無料版では、4,000文字の一致率と類似率をチェックできます。文字数が4,000文字を超える場合でも、数回に分けて使用すれば、無料版で十分活用できます。

高品質な原稿を提出してクライアントの信頼を得たいライターは、ぜひ、活用してください。

無料ツール⑧Chatwork

Chatwork」は、無料で使えるチャットツールです。ほとんどのクライアントが使用しており、案件案内や連絡事項の共通に使われるケースが大半です。実際、既存クライアントとの連絡手段は90%以上の確立で「Chatwork」を使用しています。(※わたしの場合です)。

スマートフォンにも通知が届くため、外出先でも重要な連絡を逃しません。「Chatwork」の存在を知らない方は、今日から使い方に慣れておくのがおすすめです。有料プランのほうが過去のメッセージを制限なく閲覧できるので便利ですが、最初は無料プランでも十分です。

受注案件が増えてきたら、有料プランへの切り替えを検討しても遅くありません。わたしも案件が増えてきたタイミングで有料プランへ切り替えましたが、最初は無料プランで十分活用できました。クラウドソーシングサイト経由での仕事でも使うケースが多いので、今からダウンロードしておくのが得策です。

有料ツール①文賢

有料ツールの中で最も重宝しているのが「文賢」です。というのも、メディアごとに異なるレギュレーションを登録しておけば、ミスを指摘してくれるからです。

ライターの中には、複数のクライアントと契約している方もいらっしゃるでしょう。複数メディアのレギュレーションを把握するのは容易ではありません。わたしも異なるレギュレーションのチェックに多くの時間を割いていました。

「文賢」を活用すれば、数秒で登録したレギュレーションと異なる部分を指摘してくれます。これにより、推敲時間を短縮できました。また、表記揺れや誤字脱字もチェックできます。月額2,178円(税込)なので、決して安くはありません。ただ、少しでも余裕があれば、活用してみてほしいツールです。

有料ツール②ATOK

ATOK」は、文字入力を快適にしてくれるツールです。たとえば「お疲れさまです」と、入力したい場合は「お」だけを打てば「お疲れさまです」と表示してくれます。また、広辞苑や大辞林などの辞書も内蔵されているので、意味を確認しながら適切な言葉を選べます。(※プレミアムコースの場合)。

わたしの場合は、タイプミスの修正や言葉の意味を調べるのに時間がかかっていたので、プレミアムプランを導入しました。月額660円(税込)と安かったので、わりとすぐに導入した記憶があります。導入後はタイプミスも減り、執筆時間も短縮できました。ベーシックプランであれば、月額330円(税込)で導入できますよ。

タイプミスを減らしたい方や、言葉の意味を確認できる辞書も使いたいライターにおすすめのツールです。

ツールを活用して高品質な原稿作成を目指そう

今回は、ライターに便利なツールをご紹介しました。無料ツールを中心にご紹介したので、初心者ライターでも導入しやすいかと思います。ツールを活用すれば、推敲の時間を短縮できたり高品質な原稿を提出できたりします。その結果、クライアントからの信頼も得られるでしょう。

気になるツールがあれば、ぜひ、活用してみてください。

※本記事の情報は、2024年7月現在の情報です。

この記事を書いたライター

執筆者

上田美紀

「読者の心に響くコンテンツを届けたい」と、理念を持って活動している専業ライターです。Webライター検定3級。これまで執筆した記事は200本以上。ビジネス・マーケティング・ペットなど、さまざまなジャンルの記事を執筆しています。

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