お宝キーワード探しの基本:収益を最大化する方法
お宝キーワード探しの基本は、効率良く収益を最大化できるキーワードを見つけることにあります。
あなたのビジネスやコンテンツに最適なメインキーワードを選定し、関連するサジェストキーワードを探すことがスタート地点です。選定したキーワードの検索ボリュームと競合度を確認し、上位表示を狙いやすいキーワードを優先的にピックアップすることもポイントです。
競合が少なく、かつ検索する人のニーズを満たす「お宝キーワード」を見つけましょう。
メインキーワードを考えるステップ
お宝キーワード探しにおいて、最初の重要なステップがメインキーワードを考えることです。メインキーワードとは、記事やページの中心となる検索語句であり、読者が検索エンジンで入力しそうなフレーズを想定して選びます。
メインキーワードを考える際は、まず自分のターゲット読者がどのような悩みを抱えているか、どのような解決策を求めているかを理解することが大切です。
具体例として、筆者が運営するブログ記事の中で、検索1位になった例を挙げて解説します。
バイク(オートバイ)が趣味の筆者は、バイク用グローブ(手袋)についての記事を執筆するため「バイク グローブ」をメインのキーワードに設定しました。
キーワードは、具体的でありながらも広すぎないものが理想です。この場合「バイク」だけでなく、「バイク グローブ」のように特定の分野や目的を反映させることで、検索する人のニーズに合う内容にできます。
メインキーワードはターゲットに刺さるものを考え、読者の関心や悩みに沿うものを選びましょう。
ラッコキーワードでサジェストワードを発掘する
メインキーワードが決まったら、次にラッコキーワードを使用してサジェストワードを発掘します。ラッコキーワードは、検索キーワードのバリエーションや関連するキーワードを取得できるツールです。無料で使えます。
ラッコキーワードの検索欄にメインキーワードを入力し、関連するサジェストキーワードを取得します。
1.ラッコキーワードホームの検索窓にキーワードを入力
2.表示されたサジェストキーワードの「全キーワードコピー(重複除去)」をクリックしてコピーする
筆者は「バイク グローブ」と入力し、サジェストキーワードを検索しました。すると、多くのロングテールキーワード(複合キーワード)が表示されます。
サイトの左上部に表示されている「全キーワードコピー(重複除去)」をクリックして、すべてのサジェストキーワードをコピーしてください。
サジェストワードを利用することで、ユーザーの検索意図により近づきやすくなります。
ラッコキーワードは、50音やアルファベットを組み合わせて検索してくれるため、思いもよらない視点のサジェストキーワードも得られる可能性があり、便利です。
サジェストキーワードをGoogleキーワードプランナーで調査する
ラッコキーワードで得たサジェストキーワードを、Googleキーワードプランナーを使ってさらに調査します。Googleキーワードプランナーを使用する目的は、各サジェストキーワードの検索ボリュームや競合性を具体的に把握することです。
1.先ほどコピーした「全キーワードコピー(重複除去)」をGoogleキーワードプランナーに貼り付ける
2.「開始する」をクリックする
3.検索結果が表示される
4.「ダウンロードボタン」をクリックする
5.一番下の「Googleスプレッドシート」をクリックして好きな場所に保存する
Googleキーワードプランナーは、キーワードの検索ボリュームが数値で表示されるため、検索される頻度や人気度が視覚的にわかります。
ラッコキーワードが表示したロングテールキーワード(複合キーワード)をすべて入力し、それぞれの月間検索ボリュームを調べましょう。
調べた結果は「Googleスプレッドシート」形式でダウンロードできます。Googleキーワードプランナーは無料で使えます。登録してお使いください。
検索ボリュームをもとにキーワードをピックアップ
Googleキーワードプランナーで調べ、保存した検索ボリュームと競合性のデータをもとに、記事に最も適したキーワードをピックアップしましょう。
筆者は執筆する際、検索ボリュームがほどほど多く、かつ競合が少ないキーワードを選びます。検索ボリュームが多すぎるキーワードは需要が高いのですが競合も多く、記事化したところで上位表示が難しい場合があります。
そのため、筆者は「月間検索ボリュームが100以上5,000以下」のキーワードを狙うことが多いです。
筆者はロングテールキーワード「バイク グローブ 指先 余る」に着目しました。
効率的なキーワード選定法:競合を避けるお宝キーワードの見つけ方
効率的なキーワード選定法では、競合の少ない「お宝キーワード」を見つけることが重要です。
競合の少ないキーワードは、allintitleやintitle検索を使って精査します。検索結果にQ&Aサイトや無料ブログが上位に表示されているものが狙い目です。Q&Aサイトや無料ブログが上位に表示されている場合、質の高い記事を執筆すれば、上位表示を狙える可能性があります。
ターゲットに合致するお宝キーワードを発見し、アクセスと収益の向上に役立てましょう。
ピックアップしたキーワードを「allintitle」で競合チェック
ピックアップしたキーワードが検索エンジン上でどれくらいの競合記事を持つかを調べるために、「allintitle」検索を使用します。
Google検索のシークレットモードで「allintitle:(キーワード)」と検索窓に入力すると、タイトルにそのキーワードを含むページのみが表示されるため、競合度合いを簡単に確認できます。
1.Google検索のシークレットモードで「allintitle:(キーワード)」と検索窓に入力
2.「ツール」をクリック
3.件数が表示される
筆者が先ほど選定したキーワードで、解説します。
「allintitle:バイク グローブ 指先 余る」で検索すると、3件ヒットしました。つまり「バイク グローブ 指先 余る」をすべて含むタイトルの記事は、3件しかなく「狙い目キーワード」ということです。
ピックアップしたキーワードを「intitle」で競合チェック
次に、「intitle」検索を用いて、さらに幅広い競合状況を確認します。「intitle:(キーワード)」と検索することで、キーワードをタイトルに一部でも含むページがすべて表示されます。
この検索はキーワードを部分的に含む場合でも抽出するため、やや広い競合数が出ますが、競合全体の規模を把握するのに役立ちます。
1.Google検索のシークレットモードで「intitle:(キーワード)」と検索窓に入力
2.「ツール」をクリック
3.件数が表示される
「intitle:バイク グローブ 指先 余る」と検索すると、774件ヒットしました。検索結果が50,000件以下であれば、比較的競合が少ないと筆者はみなします。
つまり、筆者が選定したロングテールキーワード「バイク グローブ 指先 余る」は、上位を狙えるキーワードです。
Q&Aサイトが上位のキーワードを狙う
ピックアップしたキーワードを調べた際に「Yahoo!知恵袋」や「教えて!goo」などのQ&Aサイトが検索結果の上位に表示されている場合、そのキーワードは狙い目です。
Q&Aサイトは、質よりもユーザーの質問や回答がメインのページであるため、SEO的には競合力が高くありません。専門性や信頼性を意識して執筆すれば、上位を獲得しやすくなります。
実際に「バイク グローブ 指先 余る」で検索すると、4位に「Yahoo!知恵袋」が入っていました。
SNSが上位に入っているキーワードを狙う
検索結果の上位にTwitterやInstagram、FacebookのようなSNS投稿が含まれているキーワードも、お宝キーワードを見つける際のポイントです。
SNSは即時性があり、情報の拡散力は強いのですが、SEO観点での評価は必ずしも高くありません。質の高い記事を執筆すれば、上位表示される可能性があります。
SNS投稿の内容よりも、詳しくわかりやすい記事を執筆し、検索上位を目指しましょう。
無料ブログが上位に表示されているキーワードを狙う
検索上位に「note」「アメーバブログ」「はてなブログ」などの無料ブログが表示される場合も、ライバルが少ない可能性があります。
無料ブログは手軽に始められるため、内容が浅い記事もあり、特定の分野に詳しい専門的な内容で執筆すれば、SEOで優位に立てるかもしれません。
実際に「バイク グローブ 指先 余る」で検索すると、2位に「アメーバブログ」の記事が入っています。狙い目です。
ライバル記事の少ないニッチキーワードを見つけるコツ
ニッチなカテゴリーでお宝キーワードを見つけるためには、検索ボリュームが適度にあり、競合が少ないキーワードを発掘してください。ターゲットを限定したキーワードや、特定のシチュエーションを示すキーワードを検討しましょう。一般的な検索語句よりも競合が少ない可能性が高くなります。
筆者の経験として例に出したキーワード「バイク グローブ 指先 余る」は、精査した結果、下記の内容です。
- 「allintitle」3件
- 「intitle」774件
- 「Q&Aサイト」あり(4位にYahoo!知恵袋)
- 「SNS」上位表示なし
- 「無料ブログ」あり(2位にアメーバブログ)
これらを総合的に判断し、キーワード「バイク グローブ 指先 余る」で執筆することを決めました。
上位表示に役立つお宝キーワードの活用と選定基準
お宝キーワードを効果的に活用するには、選定基準とSEOの基礎を押さえておくことが大切です。
「allintitle」や「intitle」検索を使った競合調査に加え、検索ボリュームと競合性のバランスを考慮し、最適なキーワードを選びましょう。
また、選定したキーワードをタイトルや見出しに自然に配置し、関連キーワードを含めることで、SEO効果を高める工夫が求められます。このような基準でお宝キーワードを活用することで、上位表示の確率が高まります。
キーワードの選定基準:「allintitle」と「intitle」を併用する
お宝キーワードを選定するには、検索結果の競合性を正確に把握することが重要です。前の章で解説した通り、「allintitle」と「intitle」検索を併用する方法が効果的です。
「allintitle検索」と「intitle検索」を併用して精度の高いキーワードを選定し、執筆する記事の上位表示を目指しましょう。
シークレットモードで検索するメリット
キーワード選定や検索結果を確認する際は、ブラウザの「シークレットモード」を使いましょう。
シークレットモードにすることで、客観的な検索結果を得られます。通常のモードで検索すると、あなたの過去の検索履歴にもとづいた検索結果が表示されるため、正確な競合状況がわかりにくくなります。
あなたの検索履歴が排除され、偏りのない実際の順位や競合ページ数が確認しやすいのがシークレットモード検索です。
キーワードの競合性と検索ボリュームのバランスをとる
お宝キーワードの選定には、競合性と検索ボリュームのバランスが重要です。たとえば、月間検索ボリュームが「0〜10」の場合、競合は少ないのですが検索される回数も少ないため、アクセス数が期待できません。
逆に、検索ボリュームが多く競合が多すぎると、上位表示が難しくなります。
理想は、検索ボリュームが一定数あり、かつ競合が少ない「ニッチなキーワード」を選ぶことです。
前の章で解説した通り、Googleキーワードプランナーを利用すると、キーワードの月間検索ボリュームを具体的に確認できるため、効率良く競合とボリュームのバランスを見極められます。
バランスの良いキーワードを選定すれば、上位表示とアクセス数の増加が期待できるでしょう。
選定したキーワードでSEO効果を最大化するための工夫
キーワードを選定したあとは、SEO効果を最大化するためにいくつかの工夫が必要です。
まず、選定したキーワードをタイトルタグや見出し(h2、h3など)に自然な形で盛り込みましょう。
本文中で関連性の高いサブキーワードも適切に使うと、検索エンジンからの評価が高まります。
ユーザーが求める情報を充実させ、滞在時間が長くなるようなコンテンツを提供することも大切です。読者が「役立つ」と感じる内容を提供することで、検索順位の向上が期待できます。
発掘した「お宝キーワード」を有効に活用するためにも、SEO効果を最大限に引き出す記事を執筆しましょう。
この記事で紹介した内容を実行し、キーワード「バイク グローブ 指先 余る」で執筆した結果、筆者のブログ記事は、実際に検索1位に表示されています(2024年11月10日現在)
シークレットモードで「バイク グローブ 指先 余る」を検索してみてください。
参照記事:バイク用グローブの指先が余る場合の対策と選び方のポイント
筆者運営ブログ:むらなす式バイクスタイル
まとめ:根気良く「お宝キーワード」を探して執筆しましょう!
お宝キーワード探しは、収益やアクセスを最大化するために、欠かせないステップです。しかし、根気が必要な作業でもあります。
キーワード選定のプロセスでは、メインキーワードの設定からサジェストキーワードの発掘、検索ボリュームと競合性の調査、そして競合チェックまで、手順を踏んで確実に根気良く進めましょう。
この記事でご紹介した手法を取り入れて、上位表示を意識したキーワード戦略を始めてみてください。
この記事が、あなたのキーワード選定のお役に立てば幸いです。あなたの執筆活動を応援しています。
【注意事項】
この記事で紹介している手法や数値は、筆者の経験をもとにしている内容もあります。
すべてのキーワードに当てはまるわけではない点を理解したうえで、お宝キーワードの選定にお役立てください。
この記事を書いたライター
緒方智幸
モットーは「読者ファースト」。昭和40年(1965年)生まれ、孫がいるおじいちゃんライターです。趣味はオートバイ。1984年から乗ってます。最近のマイブームはバイクで行く神社巡りと御朱印集めです。Webライターデビューは、57歳のとき。「50代...