作業中のデータはクラウドストレージを活用
私は本業で産業機械の図面やプログラムを扱うことが多いので、データのバックアップは日常的な作業となっています。
ライター業でも記事データのバックアップは必ず取るようにしていますが、本業とライター業でバックアップの方法は特に変えていません。
私は作業中のデータはクラウドストレージに保存しています。内蔵ドライブに保存しておくと他のデバイスで作業ができなくなるのでデータを共有しやすいといった理由でクラウドストレージを使っています。
以前はUSBフラッシュドライブを使っていましたが、読めなくなるトラブルがあったのでデータを持ち運ぶだけの役割として使い、保存用としては使わなくなりました。
作業工程の区切りごとに外付けドライブに保存!
記事の下書きが終わった時点で外付けストレージに保存します。このストレージへ保存したものは基本的には変更はしないようにしています。
外付けストレージに保存が終わったら、記事を修正をしていきます。修正が終わって完成したら再度、外付けストレージに保存しますが、上書き保存せずに下書きと完成したデータの2種類を保存します。
下書きのデータを上書き保存しない理由は、修正した記事を完成した後に読み直していると全体的に書き直したくなる場合があるからです。
このような場合は、細かい修正ならいいのですが全体的にやり直したくなった場合に下書きの状態から修正したほうが効率のいい場合が多いと感じています。
私はライターとしてまだまだ未熟なので、こういった書き直したくなる場合に備え、2種類保存しています。
最終データも上書きしないで保存するのがポイント
修正したデータを納品し、添削していただいたときの最終データは外部ストレージへ上書きしないで保存します。これで私のバックアップは完了です。
この最終データはサイトで掲載されている記事のバックアップが主な役目ですね。保存しておくことでバックアップだけでなく、下書きや納品したデータとの比較がしやすくなります。
なぜこの文章になったのか考えながら比較すると、ライティングのスキルアップ教材として活用できます。
添削していただいたデータは、読みやすくて表現も伝わりやすい文章です。自分が納品した文章とじっくり比較してみることでできるようになるのでライター初心者さんにはおすすめです。
バックアップはデータの保険だけじゃもったいない!
私はこのようにデータを段階的に分けて保存しています。データが増えて保存先のドライブを圧迫するほどデータの容量は多くありませんし、デメリットもありません。
むしろ使い方によってはメリットが多いと感じています。
最終データのバックアップだけでもデータが消えてしまった時の保険の役割は果たせますので問題はありません。重要なのはバックアップを取ることが無意識でもできることだと考えています。
バックアップだけの役割にすると外部ストレージに保存するだけなのに面倒になってしまって、いつの間にか取らなくなってしまうんです。
そういう時に限ってデータが消えたりするんですよね。
私は面倒くさがりなので、いつの間にか取らなくなるのを避けるために作業工程の区切りのいいところでバックアップを取るようにしています。
バックアップを取ることを作業工程の区切りの部分へ組み込むことで面倒だと感じにくくなります。作業工程の区切りごとにデータを保存しておくと、やり直しをしたい時に簡単に戻せるので非常に便利ですよ。
最初はバックアップを意識してしまうと思うので大変かと思います。ですが、慣れてくるとバックアップが終わったら区切りという認識になるので逆に取らないと達成感を感じないので気持ち悪さを感じます。
私は解説記事を書くことが多いのですが、記事のリライト依頼があった時は納品時のデータを参考にしたり、下書きを読み直したりして文章を考えることもあります。
伝えたいことは下書きでもブレていないので参考になったりするんですよね。どんな文章で書こうか悩んで手が止まってしまった時に目を通すことが多いですね。
このような理由で私はデータが消えてしまった保険として使うだけではなく、他の役割も兼ねており、スキルアップや今後の作業にも役立てています。
まとめ:バックアップは想像以上に価値があるもの。たくさん活用しよう!
ただ最終データを保管しておくだけではなく、区切りのいいところでバックアップを取っておくと意外とメリットがあることを理解していただけたかと思います。
駆け出しライターの頃に執筆した記事を読み直すと、自身の成長も感じられるのでたまに読み返すと面白いですよ。
最初はバックアップを取らなくても支障はないので重要性を感じにくいかもしれません。なので仕事の成長日記感覚でデータを保存したり、私のように身近なスキルアップ教材として活用してみてはいかがでしょうか。
データが消えてしまうという最悪の事態は避けたいところですが、データが消えてしまうトラブルは予想はできません。無意識でバックアップできることを身につけられるのが理想ですね。
いかがでしたでしょうか。私のバックアップ方法が役に立つか分かりませんが、一つのアイディアとして参考にしていただければ嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事を書いたライター
7c
工業系エンジニアとして働く副業ライター。休業をきっかけにブログ執筆活動を開始し、復帰後本業に専念するために一時休止するもWebライターとして活動再開。ものづくりや自動車や工具、ゲームやガジェットなどの「心が躍る」瞬間への探求心が強...