仕事を獲得するときのこだわり
ライターは、営業なくして仕事は得られません。
そこで、私が営業するときのこだわりを改めて考えてみました。
①ワクワクする記事を書けそうか
②今後の活動のキャリアアップにつながるか
③記事単価は適正か
①ワクワクする記事を書けそうか
ワクワクする記事を書けるかどうかは、私がもっとも気になる点です。
もちろん、仕事なので毎回楽しい記事を書けるとは限りません。ときには苦手分野の記事を執筆することもあります。
そのため「内容にワクワクするか」だけが重要ではありません。
以下の点にこだわっています。
- 新しい知識を得られそうか
- 私の得意分野か
楽しい内容ばかり書けるわけではありませんが、それでも得意分野や好きな分野は積極的に執筆したくなりますよね。ちなみにアニメやお酒・観光・地域情報の発信などが好きです。
②今後の活動のキャリアアップにつながるか
ライターを長く続けるためには今後のキャリアアップも必要です。
ディレクターや編集者になるといった将来的な目標をかなえるには、日々のスキルアップも必須だと考えています。たとえば、最近では高単価ライターを目指すために、金融や不動産の分野の記事に挑戦しています。
③記事単価は適正か
お金がすべてではありませんが、それでも仕事である以上は記事単価も気になります。
ある程度の単価をいただくためには、今の自分よりも高いスキルが求められるかもしれません。それでも「やってみたい」と思ったら積極的に挑戦しています。それが今後のスキルアップにもつながるはずです。
執筆中のこだわり
無事にお仕事をいただけたら、記事の執筆を行います。
記事を執筆するときのこだわりは以下の3点です。
①読者の役に立つか
②クライアントの要望通りに書けているか
③興味を引くタイトル・リード文になっているか
①読者の役に立つか
私たちライターは読者のために記事を書いています。そのため、読者の役に立つ記事を書くのは、ライターとして当然だと思っています。
では、読者の役に立つ記事とはどんな記事でしょうか。
私は「読者の悩みを解決し、次の行動をうながす記事」だと考えます。
多くの情報が書かれていたとしても、次の行動のヒントを得られなければ、読者の悩みは解決されたとは言えません。読者の役に立たない記事では、クライアントの売り上げにもつながらないでしょう。
そのため、常に「この記事のニーズは何か」を考えて執筆しています。
②クライアントの要望通りに書けているか
記事を依頼するクライアントの要望はとても大事です。
クライアントは読者のニーズをふまえてライターに執筆依頼や指示をしています。
そのため、クライアントの要望通りの記事を執筆することは読者の役に立つ記事を執筆することにつながるのです。
また、すばらしい記事を書けても、コミュニケーションに問題があっては意味がありません。
ライターは在宅で人とのかかわりも少ないと思われがちですが、クライアントとのコミュニケーションは必須です。
素早い対応やこまめな報連相も、クライアントの要望の1つだと考えています。
③興味を引くタイトル・リード文になっているか
タイトルやリード文は、記事でもっとも大切な要素です。
どんなに中身がつまった記事でも、タイトルやリード文で読者に離脱されてしまっては、伝えたい内容が伝わらないままになってしまいます。
- 目を引くタイトルにする
- 読者の共感をよぶリード文にする
- 何について書くのか一目でわかるリード文にする
この3点は執筆時の私のこだわりです。
タイトルは、Google検索時に読者が1番はじめに目を通す部分です。
タイトルで読者の興味を引かなければ、その記事は陽の目を浴びずにスルーされてしまうでしょう。
またWeb記事の執筆において「PREP法」が必須だとよくいわれます。
PREP法とは以下の順に記事を書く方法です。
- Point(ポイント)
- Reason(理由)
- Example(例)
- Point(ポイント)
PREP法をただのスキルととらえてしまうと難しく感じるかもしれません。しかし、これを「読者の役に立つ記事を書くため」と考えると意外とすんなりと使えるでしょう。
PREP法が自然に使えると、読者の共感を得られ、わかりやすいリード文になります。
わかりやすいリード文は読者のニーズを満たすための第一歩です。
執筆環境のこだわり
私は、自宅ではなかなか集中して執筆できません。そのため、自宅以外の場所で作業をしています。
カフェやコワーキングスペースなど、いろいろな場所に行ってみましたが、いちおしのスポットは図書館です。
私が考える、図書館のおすすめポイントは以下の通りです。
①集中できる
②わからないことがあっても書籍で調べられる
③無料で使える
①集中できる
カフェで作業をしていると、雑音が気になりますよね。また、混雑時は長居できません。
図書館なら、静かな環境で長時間集中して作業ができます。
ただし、図書館でも「1回2時間まで」などと決まっているケースがあります。
また、自習スペースが満席の場合は空きが出るまで待つ必要もあるでしょう。
②わからないことがあっても書籍で調べられる
記事のリサーチなどはたいていインターネットで行います。
しかし、より深い情報がほしい時や専門的な知識が必要な場合には書籍で調べる必要もあるでしょう。
図書館であれば、すぐに書籍で調べられます。
③無料で使える
図書館の最大のメリットは無料で使える点ではないでしょうか。
無料で2時間しっかり集中できる場所を確保できるのはとてもありがたいです。
昔から図書館は好きでしたが、ライターをはじめてから使用頻度がかなり上がりました。
記事を読むとき
リサーチや、個人的な調べ物でほかの記事を読むときにも自身のスキルアップにこだわって読んでいます。
読む際は、自分が執筆するときのこだわりに注目しています。
今までなんとなく読んでいたWeb記事も、新しい気づきが多くあるものです。
- つい先が気になった記事
- 欲しい情報が得られた記事
- 参考にしたい表現
このような記事があったら、必ずブックマークをしています。そして、自分の記事に自然と取り入れられるまで何度も読み返します。写経も有効ですよね。
ただ、読者視点も忘れてはいけないので、たまにはあえてなんとなく読むようにもしています。
自分の成長につながるこだわりを持ちたい
私はあまりこだわりが強いタイプではありません。また、こだわりすぎてしまうとつらくなってしまう場合もあるでしょう。
仕事をする以上は適度なこだわりが必要です。私は、自分の成長につながるこだわりを持ちたいと思っています。自分の成長やスキルアップが読者やクライアントの喜びにつながれば、一石二鳥です。
今後も「ゆずれないこだわり」と「譲歩する部分」を考えながらライター活動を続けます!
この記事を書いたライター
わんぱぐ
地方創生や観光情報などを主に執筆するライターです。趣味は食べ歩きや飲み歩き、ドライブなど。地元で頑張る人たちを応援したいと思い、Instagramなどで発信していましたが、文章を書くのが好きだったため、ライターをはじめました。私の記事が...