どんなときにライティングが億劫になりますか?

どんなときにライティングが億劫になりますか?

Webライターのわたしたちは「筆が進まない」という壁にぶつかります。実際にわたしが経験した例をいくつか挙げてみましょう。

①アイデア不足

同じテーマについて何度も執筆していると、新たな視点や切り口を見つけることが難しくなり、「時間はあるのに筆が進まない」といった状況に陥りやすくなります。

② 時間の圧迫

納期に追われていると、焦りやストレスがクリエイティブな思考を阻害し、余計に筆が進まなくなることがあります。

③自分自身への期待が大きい

「自分はもっと面白い記事が書けるはずだ」と自分の執筆に対して過度な期待や否定的な目線を持つと、表現力が鈍り、執筆意欲が低下することがあります。

④ 疲労とストレス

長時間の執筆や他の仕事による疲労が蓄積すると、エネルギーが不足し、筆が進まなくなります。副業ライターさんによく見られる現象かもしれません。

⑤ 情報過多

ライターの仕事をしていると、リサーチをして記事を執筆することも多いですよね。膨大な量のリサーチによって、無駄な情報に囲まれてしまうと、思考が混乱して執筆が難しくなります

以上が、実際にわたしが「書けない~!」と頭を悩ませたことのある例ですが、筆が進まなくなる理由は人それぞれ異なりますよね。では、これらの状況に対処する方法について考えてみましょう。

筆が進まないときの対処法5選

筆が進まないときの対処法5選

ライターは文章を納品する仕事なので、「筆が進まない」と嘆いても、放っておいては仕事が回りません。納期の遅れや雑な文章はクライアントにも迷惑をかけ、信用を失ってしまいます。もちろんお金も入ってきませんよね。

そこで今回は、「書けない~!」と思ったときの対処法を紹介します。

1.インスピレーションを受ける

2.タスクを小分けにする

3.自分への期待を捨てる

4.無理をせず休息を取る

5.とりあえず書き始める

1. インスピレーションを受ける

筆が進まないと感じたら、新しいアイデアや視点を得るために外部から刺激を受けましょう。PCの前に座って悶々とした時間を過ごすのをやめ、コンビニでも公園でもカフェでも新しい環境に身を置きましょう。必ずしも美術館などのおしゃれな場所に行く必要はありません。とにかく環境を変えることでアイデアの広がりが期待できます

遠出することが難しい方は、普段作らない料理をしてみたり、一見関連がないような動画を観たりすることで、思わぬ着想が得られるかもしれません。

2. タスクを小分けにする

大きなプロジェクトや記事に取り組むと、圧迫感を感じることがあります。焦りを感じている自分に気がついたら、抱えているタスクを小分けにしてみましょう書き出してみると、意外と目の前のTo Doは少なかったりします。あとは小分けにしたタスクを段階的に進めていくだけ。いつのまにかゴールに近づいていますよ。

3. 自分への期待を捨てる

自分の強みや能力に誇りを持つことは良いことですが、同時に謙虚な姿勢を保つことも重要です。自己評価が高すぎると、書いても書いても内容に満足できず、なかなか提出できませんよね。

また、自分の中で推敲を重ねすぎると批評的なフィードバックを受け入れづらくなります。自分への過度な期待は捨てて、クライアントと一緒に良い記事を作り上げる意識を持ちましょう。

4. 無理をせず休息を取る

シャワーを浴びている最中にふとアイデアが浮かんできた経験はありませんか?無理に執筆を続けるよりも、短い休憩を挟んでリフレッシュするほうが、クリエイティブなエネルギーを維持するのに大切です。

脳は「考えていない」ときにも働いており、その時間に脳内の情報を整理すると言われています。煮詰まった際には思考を緩め、あなたの脳に情報整理の時間をあげましょう。

5. とりあえず書き始める

PCの前に座ったものの、検索エンジンを眺めたり誰かの記事を読み漁っているそこのあなた、とりあえず1行だけ書き出してみましょう!

最初は構成や文章が整っていなくても構いません。重要なのは、行動を起こすことです。ゼロ→イチにすることで、意外と執筆がスムーズに進むことがあります。まずは5分だけ、というように時間を決めて手を動かし始めるのもおすすめです。

まとめ

まとめ

いかがでしたか?

文章が書けないストレスには、原因に応じた対処法を取ることが大切です。

一人で悶々とした時間を過ごすことが多いライターですが、あなたがもし「あ〜、なんだか今日は書きたくないな〜」と感じた際には、この記事に戻ってきてもらえると嬉しいです。

たぶん、同じ悩みを抱えるライターはたくさんいます。ご自身のスタイルに合う対処法を見つけ、活用してくださいね。

この記事を書いたライター

執筆者

アン

好奇心旺盛な副業ライター。技術系広報&カフェ店員&ライターの「3足のわらじ」生活を送っています。理系こそWebライターに向いている、と信じて活動中。執筆ジャンルは科学・スポーツ・ヘルスケアなど。くすっと笑える文章を読みたいし、書き...

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