私が使っている言い換えテクニック例

私が使っている言い換えテクニック例

ライター初心者の時に陥ってしまう「あるある」は、以下のような3点ではないでしょうか?

  • 「おすすめ」という表現を何回も使ってしまう。
  • 「です。」「ます。」といった同じ語尾が続いてしまう。
  • 結論にたどり着くまで長い文章になっている。


ちなみに、この3つは私がライター駆け出しの頃に経験し、苦戦した3つです(笑)。

私の経験を踏まえて、それぞれの解決方法を解説していきます。

おすすめを何回も使ってしまう

サービスや商品の紹介記事の執筆で陥りやすいのが、「おすすめ」の乱用です。

例えば、おすすめの言い換えは以下のようなものがあります。

  • イチオシ
  • 便利
  • 重宝
  • 魅力
  • ポイント
  • ~にピッタリ
  • ~という方に向いています


私自身「“おすすめ”を使いすぎ」と注意を受けた経験があります…。「おすすめ記事」なのに「おすすめの文言を使っちゃいけないって難易度高くない?!」って思ってました(笑)。

今でこそ、自分なりの表現方法が増えたものの、当初はだいぶ苦戦していました。おすすめの言い換えに悩んでいる方は、今回挙げた7つの言い換えをぜひ参考にしてみてください。

同じ語尾が続いてしまう

「です。」「ます。」といった、同じ語尾が続いてしまうことも避けたいですよね。

連続する語尾の使用は、取引先によってはライティングルールに引っかかってくる場合があります。

同じ語尾の連続は文章を入れ替えたり、文章をまとめることで改善できます。同じ語尾が3回以上続いてしまう場合は、どこかの文章を入れ替えたり、まとめることができないかを見直ししてみてください。

また、次の段落で解説しますが、多くのライティングでは「PREP法」が使われます。

PREP法で大抵の悩みは解決されるため、皆さん絶対に抑えておきましょう。

結論にたどり着くまでが長い

ライティングをしていて「結論、何を伝えたいんだろう?」と思ったこと、指摘されたことはありませんか?

この悩みは、文章の構成に「PREP法」を取り入れることで解決します。

PREP法とは、「Point ・ Reason ・ Example ・ Point」の頭文字を取った言葉です。

  • Point :結論
  • Reason :理由
  • Example:具体例
  • Point :結論


PREP法を具体的な文章で説明すると、以下のようなイメージです。

  • P(結論):「結論から言うと」「まず始めに結論~」
  • R(理由):「なぜならば」「~と言いますのも」「理由としては」
  • E(具体例):「実際に」「例えば」「ある研究では」
  • P(結論):「まとめると」


自分の文章の構成を変えるだけで、大きな言い換えが成功です。

始めに結論を述べ、理由や具体例を使って自分の結論を肉付けしていきます。そして最後にまとめとして再度結論を伝えると、読み手によりわかりやすい文章になります。

言い換えたい言語の表現方法を見つける方法

言い換えたい言語の表現方法を見つける方法

言い換えたい言語の表現方法を見つけるためには「ツール」を上手く使いましょう。

私が使用しているツールは以下の2つです。

  • Google検索
  • ChatGPT


別の表現を見つけたい時は、まず始めに「Googleで検索」しましょう。

例えば「できる」の類義語を見つけたい時には「できる 類義語」と検索します。すると「成る」「成り立つ」「仕上がる」「出来上がる」といった類義語が表示されます。

もし、Googleで検索しても、ピンとくる表現方法が見つからなかった場合は「ChatGPT」を活用しましょう。

ChatGPTの場合は類義語の検索だけでなく、文章全体を入力し「この文章をより良い表現に変更してください」など、ChatGPTに上手に依頼することで活用の幅が広がります。

ただし、機密情報や個人情報の取扱いには注意しましょう。ChatGPTは入力された情報も学習するため、情報が漏洩するリスクがあります。

(ChatGPTの活用方法は話し出すとすごく長くなるので、またいつか別の記事で書けたら…と思ってます)

言い換えたい言語の表現方法が見つからない場合は、ぜひツールをうまく活用してみてください。

【まとめ】始めはツールに頼っていこう

【まとめ】始めはツールに頼っていこう

今回は、私なりの言い換えテクニックをご紹介しました。

私自身も始めから言い換えができたのではなく、少しずつ慣れていって今があります。今でも執筆した後に文章を読み返すと「あ、同じ表現が続いてるな…」と思い、表現を変えることもしばしば…。

使用している言語って、人の癖のように自然と使ってしまうことなんですよね。気づかないうちに使ってしまっています。

読み返しは絶対として、違和感がある表現方法や表現方法の見つけ方に行き詰まった時はツールを上手に使って、しっくりくる表現を見つけてみてください。

この記事を書いたライター

執筆者

みんこ

10代から美容系インフルエンサーとして活動。高専卒業後、看護師として救急病棟と総合健診センターに勤務。看護師の傍ら美容ライターを開始し、現在はフリーライターとして活動中。執筆ジャンルは美容を中心に、医療・SNS・金融など幅広いです。...

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