クラウドワークスでの副業の始め方を徹底解説!報酬事情も
副業で失敗しないためには、副業を始める前にそれぞれの副業の報酬事情を把握しておく必要があります。クラウドワークスではあまり稼げないという口コミを目にしたことがあるかもしれません。しかし、結局のところ実際の報酬事情が不明であれば「始めたい副業は稼げるのか」を判断できません。
ここでは、クラウドワークスでの副業の始め方について、報酬事情を解説します。クラウドワークスの案件では、主に以下の3つに分かれています。
- プロジェクト方式
- タスク方式
- コンペ形式
それぞれ案件の獲得方法や報酬が異なりますので、それぞれ解説していきます。
プロジェクト形式
プロジェクト形式は仕事に応募し、クライアントと仕事内容について相談したうえで、双方が合意した場合に契約が成立する形式です。応募時には実績や経歴を提出し、見積もりを提示するよう求められるケースもあるでしょう。
報酬の支払い方法は、契約時に金額を確定する「固定報酬制」と稼働時間に応じて支払う「時間単価制」があります。
この形式では、ライティングや開発・デザインなどの納品ベースの仕事が多く、さまざまな種類の仕事が依頼されます。Webコンテンツの作成やライティングの相場は「1文字1円前後」が相場です。HTMLやCCSコーディングなどのスキルがある方は、「1ページあたり30,000円前後」の報酬も可能です。
タスク形式
タスク形式は、用意された項目に回答を入力するだけで、即座に作業を開始できる仕事形式です。回答が承認されると報酬が支払われますが、依頼内容に適さない回答は非承認となり報酬を受け取れません。
案件の獲得は先着順で、比較的簡単な作業内容が多く、初心者にも適しています。アンケートなら単価は「1件10〜100円程度」です。少し低めですが、短時間で収入を得ることができます。
まとまった報酬を得たいという方は、他の形式の案件も検討する必要があるでしょう。
コンペ形式
コンペ形式は複数の人が提案を出し、その中から選ばれた人に対して報酬が支払われる方法です。
バナーのデザインやネーミングなど、アイデアが必要な仕事にこの形式がよく使われます。コンペ形式の報酬は仕事内容によって大きく異なります。バナー作成の相場は「5,000円〜」、ネーミングの相場は「10,000円〜」です。ただし、提案が選ばれない限り報酬は得られません。
初心者にとっては、一定の報酬を得るのは難しいかもしれません。
初心者でも案件を獲得しやすいクラウドワークスでの仕事7選
初心者でも始める副業をしっかりと選べば、案件が獲得でき、しっかりと収益を出せるようになります。副業を選ぶためには、その副業の仕事内容などをあらかじめ把握しておく必要があるでしょう。
ここでは、クラウドワークスで依頼されている案件の中で初心者でも獲得しやすい仕事について、7つご紹介します。
- 出品代行
- モニター
- 文字起こし
- データ入力
- Webライティング
- ネーミング
- 投稿代行
①出品代行
商品をECサイトに出品する手続きを代わりに行う仕事です。この仕事はオンライン上で完結する作業で、特別なスキルがなくても基本的なコンピューター操作ができるなら問題ありません。また、時間の制約もなく空いた時間を使って作業することも可能です。
案件数は「600件前後」、報酬は「5,000〜10,000円」が相場です。主婦歓迎や初心者OKなどのコメント付きで案件の募集をしている会社も多く、初心者でも案件が取りやすく、仕事しやすいのが特徴です。
注意点はスマートフォンだけでは作業が難しい可能性があるので、パソコンが必要となる場合が多いです。
②モニター
モニターの仕事は、商品やサービスなどを実際に体験し、アンケートに感想や改善点などを回答する仕事です。自分が興味のある商品やサービスを実際に利用しながら、報酬を得られます。特別なスキルは必要ないため、初心者でも取り組みやすい仕事です。
案件数は「3,000〜4,000件」、単価は「100〜5,000円」が相場です。スクールや占い、Zoom相談などさまざまなジャンルのモニター募集があります。基本的には、1つ1つ単発での仕事になるので、継続して仕事を受けられないため、安定的な報酬を得られません。
③文字起こし
文字起こしは動画や音声をテキストデータに直す仕事です。タイピングさえできれば、特別なスキルはいらないため、初心者に向いています。
単価は「5,000〜10,000円」が相場で、単発の案件もありますが長期継続できる案件もあるため、初心者でも安定的に報酬を得られる可能性があります。SNSの投稿や動画やインタビューを文字に起こす案件が多く、初心者歓迎の記載も多く見られました。
④データ入力
データ入力は、ExcelやWord、スプレッドシートなどに指定されたデータを入力する仕事です。クリエイティブなスキルを求められませんので、初心者にも始めやすいでしょう。
単価は「5,000〜10,000円」で継続依頼のある案件もあるので、スピーディーに案件をこなすことができれば、安定した報酬を得るのも可能でしょう。
⑤Webライティング
WebライティングはWebサイトやブログなどに掲載する記事を執筆する仕事です。専門知識がなくてもできる案件もあり、初心者歓迎の依頼も多いため初心者でも稼ぎやすいでしょう。
案件によって文字数が違い、短いものでは「1,000文字以下」、長いものは「10,000文字」を超えるものもあります。単価は「1記事あたり1,000〜5,000円」や文字単価で「1文字0.3〜2.0円」、専門知識が必要なものは「文字単価3.0円以上」の高いものもあり、得意分野などがあると、多くの報酬を得られやすいです。
⑥ネーミング
商品名やキャッチコピーなどを考える案件もあります。多くの場合がコンペ形式で行われ、クライアントが採用する魅力的なネーミングを提案する事で報酬を得られます。
単価は「2,000~50,000円」と高いものもありますが、採用されなければ報酬は得られません。アイデアがあればだれでも応募できますが、採用されて報酬を得るためには、コピーライティングのより高度なスキルなどが必要です。クライアントの要望に合った提案ができるかどうかが、採用のカギです。
⑦投稿代行
投稿代行はInstagramやTicTokなどのSNSへコンテンツを投稿する仕事です。画像や動画を作成・編集し、指定されたアカウントに定期的に投稿します。初心者でも簡単に作業ができるよう、マニュアルが依頼主から提供されるケースも多いです。
また、SNS投稿は定期的に長期で依頼されるのも多く、まとまった収入につながる可能性があります。単価は「10,000〜50,000円」の固定報酬単位か、「1本5,000円」の件数単位などの案件によっても異なります。
特別なスキルは必要ありませんが、SNSを使い慣れていると仕事を受注しやすく、仕事も進めやすいでしょう。
クラウドワークスで案件を選ぶポイント2つ
初心者がクラウドワークスで案件を選ぶ際のポイントは2つあります。クラウドワークスで稼ぐために、以下の2つのポイントを重要視しましょう。
- 自身の得意な分野や興味を持っている仕事を選ぶ
- スキルアップにつながる仕事を選ぶ
①自身の得意な分野や興味を持っている仕事を選ぶ
自分が得意とするスキルや知識を活かせる仕事を選びましょう。初心者であっても、自信をもって取り組める仕事が成功への近道です。
そして、悩んだ時には興味のある分野を優先的に選ぶことをおすすめします。興味があることはモチベーションを上げたり、満足度の向上につながり、より収益化を拡大するための糧ともなります。
②スキルアップにつながる仕事を選ぶ
クラウドワークスで仕事をしながら、スキルアップできる仕事も多く存在します。特に、初心者におすすめなのは「Webライティング」です。
初心者にも取り組みやすく、納品するとフィードバックを受け取る機会も増え、自身のスキルアップにもつながりやすい特徴があります。スキルアップできれば、クラウドワークスでの報酬アップにも期待できるでしょう。
初心者がクラウドワークスを利用するメリット4つ
クラウドワークスは誰でも簡単に登録でき、初心者でも利用しやすいプラットフォームです。ここでは、初心者がクラウドワークスを利用する際のメリットについて、以下の4つを解説します。
- 副業として活用できる
- 実績を積むことができる
- 在宅での仕事が可能
- 主婦でも学生でも気楽に始められる
①副業として活用できる
クラウドワークスでは初心者向けの簡単な仕事や単発の仕事が多く依頼されています。自分の都合に合わせて仕事に応募し、取り組めるので本業とのバランスがとりやすいでしょう。
②実績を積むことができる
さまざまなジャンルの仕事がクラウドワークス上で依頼されているため、経験の浅い初心者でも自分が好きな仕事に挑戦し、実績を築けます。実績を積めば、より多くの案件にチャレンジする機会が広がるでしょう。
③在宅での仕事が可能
クラウドワークスにある案件のほとんどは在宅で作業できるものです。クライアントとのコミュニケーションや成果物の提出など、すべてをオンラインで完結できるため、自分の都合に合わせて仕事に取り組めます。
④主婦でも学生でも気楽に始められる
クラウドワークスは主婦や学生など、ライフスタイルに合わせて気軽に始められる案件が多いです。また、スキマ時間で対応できる案件も多く、合間の時間で仕事ができ、無理なく収入を得られます。忙しい時や疲れている時には、仕事の受注を調整するのも可能です。
初心者がクラウドワークスを利用するデメリット3つ
一方で、初心者がクラウドワークスを利用するには、デメリットも存在します。ここでは、初心者がクラウドワークスを利用するデメリットについて、以下の3つを解説します。
- 初心者向けの案件は競争率が高い
- まとまった収入が難しい
- 単価の低いブラック案件もある
①初心者向けの案件は競争率が高い
クラウドワークスの登録者数は「470万人(2022年9月時点)」で、日本最大級のクラウドソーシングサイトとして知られています。クラウドワークスのなかでも初心者向けの案件は、非常に競争率が高い傾向にあります。特に、先着順のタスク型の仕事は、募集が開始されてすぐ応募しないと無くなってしまうでしょう。
プロジェクト形式の仕事であれば、クライアントの指定する締切りまでだれでも応募できるので、案件獲得もできるかもしれません。
②まとまった収入が難しい
初心者向けの仕事は単価が低いのが一般的です。また、単発的な仕事が多く、長期的かつ安定的な収入を得るのに一苦労します。
まとまった報酬を得るには、高単価の案件に応募する必要があるでしょう。スキルや実績を積み重ねて、難易度の高い案件に挑戦するのがおすすめです。
③単価の低いブラック案件もある
クラウドワークスには、相場よりも単価の低い、いわゆる「ブラックな案件」も存在します。報酬が実働時間に対して低すぎる場合や予想以上の労働量が求められる場合が挙げられるでしょう。
しかし、単価が低くてもスキルアップや経験を積む機会として利用するのも可能です。報酬以外の面でメリットがある場合もあるので、仕事を受注する前に労働条件や単価に注意することが大切です。
初心者がクラウドワークスで案件を受注するためのポイント3つ
初心者がクラウドワークスで案件を受注するための3つのポイントがあります。
クラウドワークスに登録しても案件を受注することが難しいと感じることがあるかもしれませんが、以下のポイントを押さえることでスムーズに受注できるようになるでしょう。
- プロフィールを充実させる
- 迅速で丁寧なコミュニケーションを心がける
- スキルのある得意な分野で応募する
①プロフィールを充実させる
クラウドワークスでは「プロフィール」が仕事獲得に大きな影響を与えます。特に、実績や評価がない初心者にとっては、これまでの経歴や経験、保有スキルや資格などを記載しているだけでも武器になり得るためです。案件を発注するクライアントは、このプロフィールを見て信頼性を判断します。
応募する案件に合わせてプロフィールをカスタマイズし、自分の強みや提供できる価値、仕事への姿勢、コミュニケーション能力などをアピールする文言を工夫しましょう。
②迅速で丁寧なコミュニケーションを心がける
クラウドワークスの仕事はオンラインでのやり取りが主要なため、クライアントにとって連絡や返信の速さと丁寧さは非常に重要です。クライアントが案件の進捗状況や質問に対してスムーズに対応できるよう、素早くかつ丁寧にコミュニケーションを取りましょう。
③スキルのある得意な分野で応募する
自分が得意なスキルや知識を活かせる分野で案件に応募しましょう。初心者でも自信をもって取り組めるようになります。得意な分野での実績を積み重ねることで、より多くの案件にアピールできるようになります。
【初心者向け】クラウドワークスで稼げるようになる3つのコツ
初心者であっても「あるコツ」さえつかめば、誰でもクラウドワークスで稼げるようになります。ここでは、初心者がクラウドワークスで稼げるようになるコツについて、以下の3つを解説します。
- アピールできる実績を作る
- クライアントから長期的な仕事をもらう
- スキルアップを図る
①アピールできる実績を積む
まずはクラウドワークスで実績を積みましょう。条件を厳しくしすぎず、ハードルを下げて案件に応募し、実績を積み重ねるチャンスを増やしましょう。
実績や評価が高まれば、単価の高い案件を受注しやすくなります。
②クライアントから長期的な仕事をもらう
クラウドワークスには単発の仕事だけでなく、継続的な案件も豊富にあります。特定のクライアントとの信頼関係を築くことで、定期的に仕事を受ける機会が増えます。成果に応じて報酬を上げてもらったりなどが期待できます。
③スキルアップを図る
クラウドワークスで稼ぐにはスキルを高めることが不可欠です。高単価の案件を受注するために、自分が興味を持つ分野や得意な分野のスキルを向上させる努力をしましょう。
クラウドワークスには多様なジャンルの案件があり、スキルアップの機会が豊富です。
クラウドワークスで仕事を始めてみよう!
本記事では、初心者向けにクラウドワークスを活用した副業で稼ぐ方法を詳しく解説しました。初心者でも案件の選び方や受注するためのポイントを工夫すれば、すぐに仕事を受注できるようになります。
みなさんが副業を始めたいのであれば、すぐに1つの仕事を受注してみましょう。受注した仕事が実績にもなり、また「仕事ができた」という自信にも繋がります。
ぜひ、本記事で解説した内容を踏まえて、クラウドワークスで副業を始めてみましょう!
この記事を書いたライター
Mojiギルド編集部
Mojiギルド編集部です。ライティングノウハウやスキルアップなど、ライターさんに役立つ記事を公開していくほか、Mojiギルドからのお知らせ、時には編集部員のつぶやきも…。ライターの皆さまとのコミュニケーションを楽しみながら、大事にしたい!