まずは自分の発言で他人がどう思ったかを考える

まずは自分の発言で他人がどう思ったかを考える

ライターとして仕事をしていると、さまざまな方とやり取りをする機会が多いと感じませんか?

基本的にクライアントの方とメールやChatwork、Skypeなどのツールでやり取りしている方も多いと思います。文字だけでコミュニケーションしていると、誤解を招いてしまうケースもあります。

私が校正の仕事をしていたときに、クライアントから大事なライターさんを傷つけないように言い方に気をつけてくださいと頻繁に言われていました。

ライターの立場でライターにフィードバックするのはとにかく精神的にきつい作業だと考えています。実際に私もフィードバックを入れていただいたときに的確に直してほしい箇所を言われるとモチベーションが上がりましたが、きつい言い方をするクライアントがいたときは心折れたりしました。

ライターさんにフィードバックするときには直して欲しい場所を伝えるようにするだけではなく、「お手数をおかけしますが」などのクッション言葉を挟み、敬語で指摘するように心がけていました。

また、文字だけでコミュニケーションを取ると自分の考えを相手に伝えるのが難しいときがありませんか?

レギュレーションを事前にクライアントからいただいているときは、まずは自分で調べてみる。そのうえでわからない場所は具体的にどこがわからないのかクライアントに確認するようにしています。

ちなみにWindowsに入っている画面全体や一部分を切り取り保存ができるSnipping Toolで、スクリーンショットを撮ってこの部分がわからないと聞くようにするとクライアントもわかりやすいと思います。

以前私が派遣社員時代にコールセンターでの仕事をしていましたが、コールセンターではお客様から「わからないところがどこなのかわからない」といった電話内容もあります。このような問い合わせがあると、まずお客様のわからない部分を紐解いていくのも時間がかかります。そして何より相手の手間を取らせずにコミュニケーションを取るのが大事では?と思います

文字でのコミュニケーションも対面と同じように画面の向こう側に見えている相手の気持ちも考えるように心がけています

記事のいいテーマが見つからない

記事のいいテーマが見つからない

何年も記事を書いていると、テーマが見つからないときありませんか?また、テーマを提案しても他のライターさんと内容が被っていてボツになってしまうケースもありますよね。

私が5年間執筆している美容メディアの社長はライターとしても長い間活動されています。

その美容メディアの社長が講師をされた講座を受けたときに「何年も書き続けていると記事のテーマが見つからないときがある」と話をされていました。

テーマが見つからないときには、髪の毛を切りに行ったときに美容師さんと会話をし、ヘアケアの方法などを聞いてネタ探しをされてるとおっしゃっていました。

私の場合、テーマを見つけるのに行き詰ったらキュレーションメディアや雑誌を見るようにして今何が流行っているのか調べます

また、取材先の飲食店を見つけるときはSNSなどに掲載されているお店を調べます。基本的に取材交渉したら好意的に受け入れてくださるお店がほとんどですが、お店によっては常連さんが来られなくなる、マナーが悪い人が来て困るなどの問題から取材NGをされる場合もあります。

SNSを自らされている飲食店やきちんと許可取りされている投稿者のSNSに掲載されているお店は、取材許可が降りやすくなります。

美容師さんや友人などと話すといい気分転換にもなり、新しい情報ももらえて、テーマ探しにも役に立つのでおすすめです。

フィードバックに折れない心を作る

フィードバックに折れない心を作る

クライアントから来るフィードバックに心が折れそうになるときありませんか?私もクライアントからフィードバックが来る間はどきどきして待っています。

私は、自分で見直すときに修正箇所がたくさんあっても大丈夫なように事前に伝えられている納期より余裕を持って執筆し、完成させるようにします。そして、記事が完成したらすぐにクライアントには提出せずにまずは時間を置きます。

少し時間が経ってからインターネットの校閲システムを使っておかしいところがないか見直しし、レギュレーションをクライアントからいただいている場合はNGワードを使用していないか見比べて再度確認します。

クライアントからフィードバックが来た後は、次に執筆するときにどこを指摘されたか見直すようにします

昔仕事をしていたクライアントは最初、フィードバックがたくさん来ていましたがだんだんと見直していくうちに最後には指摘がないような状況になりました。

まとめ

今回はライターの仕事で苦労をした点について書きました。ライターは孤独な作業が多いので、相談する人も少ないため壁に当たってしまったとき大変ですよね。

一緒に苦労を乗り越えてより良い記事ができるようにしていきたいですね。

この記事を書いたライター

執筆者

さき

会社員として働きながら、副業ライターをしています。美容、ライフスタイル、グルメ、地域創生の記事を中心に執筆。趣味はゲーム、食べ歩き、旅行です。旅行先のグルメや休日ランチなどの感想を記事に書いたりすることも。今後は新しいジャンル...

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