ライターのオンラインサロンとは?
オンラインサロンとは、SNSやインターネットサービスを利用した会員制の集まりです。ライターのオンラインサロンは、1,000人以上の会員がいる大規模なものから数人の会員で運用しているものもあります。
提供されるコンテンツはオンラインサロンによって違いがあります。主なコンテンツとして、主催者側が行う定期的な勉強会、メンバー同士の交流などです。
無料のオンラインサロンもありますが、多くは月額制の有料サロンとなっています。主催者側が会費でサロンを運営するために、有料のケースが多いです。
ライターにとってオンラインサロンの魅力とは?
オンラインサロンは、同じ趣味や職業を持つ人々が集まり、情報交換をしたり学びを深めるためのオンラインコミュニティです。ライターの場合には、ライターさんが集まるオンラインコミュニティもあります。
オンラインサロンはフリーランスのライターにとって、孤独を払拭し、新たな仕事を獲得するチャンスを広げる場所です。孤独をあまり感じない方にとっては、メリットは少ないかもしれません。この辺りは個人差があるので、あくまで私の場合として紹介します。
- 定期的な学びの場になる
- 質問できる場所がある
- ライター仲間を作れる
家に引きこもってひたすらパソコンと向き合う日々の私にとっては、他のライターさんとの交流は大切です。「田舎だし、周りにライターやってる知り合いもいない!」このような状況でも、オンラインサロンを活用すればライター仲間を見つけられます。
しかし、入会しようか迷っている人や、すでに会員でありながら使いこなせていない人もいるのではないでしょうか?そのような方に向けて、私なりの効果的な活用方法を提案します。
ライターがオンラインサロンを活用するための5つのステップ
ライターがオンラインサロンを活用するための方法を5つのステップで紹介します。
1. チャットやオンライン作業会で情報交換をしよう
2. 新しい仕事獲得の場として活用しよう
3. 添削会に積極的に参加しよう
4. 失敗を恐れず、積極的に発言しよう
5. 気軽に試して自分にあったオンラインサロンを見つけよう
5つのステップについて、詳しく紹介します。
【STEP1】チャットやオンライン作業会で情報交換をしよう
オンラインサロンはクローズドな場所でコミュニケーションできるのが魅力です。サロン内のチャットで、他のライターさんと日々の仕事の話や雑談することで孤独を感じなくて済みます。
実際、オンラインサロン内で作業会などを実施しているところも多くあります。
たとえば、25分作業+5分休憩のポモドーロテクニックの活用です。25分間は各々作業を行い、休憩時間の5分間でおしゃべりします。おしゃべりの内容は、仕事の話であったり、子育ての話であったりさまざまです。
不思議なことに、ライター仲間と同じ時間を共有し作業すると、モチベーションが上がります(効果には、個人差あり)。
作業会と同じようにサロン内のチャットでも、コメントのやり取りで交流を深めることが可能です。
【STEP2】新しい仕事獲得の場として活用しよう
ライターのオンラインサロンは、新しい仕事を獲得する場所にもなります。
オンラインサロン内で、お仕事紹介部屋があったり、運営の許可を得てお仕事募集できる仕組みがあったりするところが多いです。
実際、私自身もオンラインサロン内のお仕事募集に応募して仕事を獲得した経験が何度もあります。
オンラインサロン内での仕事獲得には、以下のメリットがあると考えています。
- 募集者の人柄がわかるので安心して応募できる
- 募集側も応募者の人柄がわかるので安心できる
SNSやクラウドソーシングでお仕事を探すよりも、募集者・応募者ともに人柄がわかるのは最大のメリットだと思います。ただし、オンラインサロンに入会していても、あまり活用できていない場合には人柄が伝わっていないかもしれません。
お仕事獲得の意味でも、オンラインサロン内で他のライターさんに自分を知ってもらうことは大切なポイントです。次のステップでは「自分を知ってもらう方法」を紹介します。
【STEP3】添削会に積極的に参加しよう
ライターのオンラインサロン内で、ほかのライターさんや運営側に自分を知ってもらう方法。それは、ズバリ「添削会への参加」です。
多くのライター向けオンラインサロンで実施されているであろう添削会。これに参加して、実際に自分の作った構成や記事を添削してもらいましょう。
添削会に参加するメリットは、以下のとおりです。
- 添削が学びになってスキルアップできる
- 自分の実力を他の人に理解してもらえる
- サロン内で名前を覚えてもらえる
添削自体が学びになるため、スキルアップにつながります。さらに、現時点での自分の実力を他の人に理解してもらえるので仕事に応募した時の判断基準になります。
「現時点での実力なんて自信ないよ〜」と思う方もいるかもしれませんが、安心してください。仕事を募集する側の人は、フィードバックなどを含めライターさんを育成したいと思っている人もいます。添削会に応募するやる気を見せられれば、現時点での実力よりもやる気を重視して採用してくれる可能性も高いです。
添削会に応募するのは、勇気のいる行動ですが大きな成果も望めます。せっかくオンラインサロンに入会しているのであれば、勇気を持って参加してみましょう。
【STEP4】失敗を恐れず、積極的に発言しよう
オンラインサロンのチャットや作業会に参加するのも、添削会と同じで最初は勇気がいると思います。ですが、失敗を恐れず、積極的に発言してみましょう。
オンラインサロンはクローズドな場所で、失敗しても怒るような人はいません。オンラインサロンの主催者側も、サロン内の雰囲気や環境には気を配っているので安心です。
たとえば「こんな初歩的なこと聞いてもいいだろうか?」と心配になるかもしれません。でも大丈夫です。初歩的な質問でも、丁寧に応えてくれる仲間がいます。
そして、オンラインサロンの活用に慣れてきたら、質問に答える側になるのもおすすめです。質問に答えるためには、色々考えるので自分自身の学びにもつながります。
失敗を恐れず、積極的に発言して仲間を作っていきましょう。
【STEP5】気軽に試して自分にあったオンラインサロンを見つけよう
オンラインサロンは大規模なものから小規模なものまであります。どちらが自分に合っているかは入ってみないとわからない場合もあります。
ほとんどのサロンが月額制のため、合わないと思ったら途中で退会することも可能です。月額の負担はそれほど大きくないため、まずは試してみてはいかがでしょうか。
気軽に試して自分にあったサロンを見つけられるのもメリットの一つです。ライター仲間が欲しい、悩みを聞いてほしいなどの悩みがある方は、ぜひ一度試してみてください。
オンラインサロンを活用してライター業を充実させよう
自宅でカタカタとパソコンと向き合うライターの仕事は孤独になりがちです。そのような孤独感を解消してくれるのがオンラインサロン。
孤独感の解消だけでなく、勉強会や作業会など学びの場にもなります。ライター向けのオンラインサロンも多くあります。
まずは、気になっているオンラインサロンに入会してみるのもいいのではないでしょうか。また、せっかくオンラインサロンに入会している方はこの記事を参考にぜひ活用してください。
この記事を書いたライター
河井ひとみ
小学生女子の子育て真っ最中のアラフォーライター。製造業で品質管理を担当していた経験を活かし、主にBtoB領域の記事執筆を行っています。フリーライターをメインにオンライン秘書としても活動中。「在宅で働きたいけど、何から始めればいいか...