未経験からでもフリーランスWebライターになれる
結論からいうと、未経験からフリーランスWebライターになることは可能です。Webライターには専門的な資格を必要とせず、パソコンがあれば誰でもはじめられる仕事です。
サラリーマンの副業や専業主婦の仕事としてもWebライターは人気があり、募集している案件も豊富にあります。Webライター初心者であっても、案件を1つずつこなしていけば安定した収入を得られる仕事となっています。
Webライターの仕事内容は「メディアのコンテンツを書く」こと
Webライターは、ニュースサイトやブログ記事、ECサイト、コラムなどのメディアで文章を執筆します。クライアント(依頼主)の要望に合わせて依頼内容は異なるため、案件に応募するときは何を執筆するのか把握しておくことが大切です。
また、クライアントはライターに文章を執筆してもらい、何らかの成果(商品・サービスの購入や問い合わせ)へとつなげたいと考えております。そのためWebライターは、クライアントが最終的にどんな結果を得たいのかを考えながら執筆を進めなくてはいけません。
【なり方】未経験からフリーランスWebライターになる5ステップ
未経験からフリーランスWebライターになるときは、次のような5つのステップが必要です。
- ライティングを勉強する
- クラウドソーシングサイトから案件に応募する
- 実績を増やしていく
- SNSやメディア応募サイトから直契約を獲得する
- 単価交渉を行い高単価の案件を複数受け持つ
それでは順番に説明します。
1.ライティングを勉強する
まずはWebライターとして、基本的なライティング技術を身につける必要があります。教本やWeb記事、オンラインセミナーなどを通じて、ライティングについて勉強していくことが基本的な流れです。
勉強をするときは知識だけを得るのではなく、実際に書いてみることで理解が深まります。
自分が書いた文章が問題ないのかわからないときは、ほかのライターが書いた記事と比較すると良いでしょう。
2.クラウドソーシングサイトから案件に応募する
ライティング技術をある程度身につけたら、クラウドソーシングサイトから対応できそうな案件に応募します。代表的なクラウドソーシングサイトとして、ランサーズやクラウドワークスなどがあります。
複数のクラウドソーシングサイトを利用すれば、効率良く案件を獲得することが可能です。クライアントに案件を任せたいと思ってもらえるように、興味・関心を持ってもらえる応募要項を記載しましょう。
3.実績を増やしていく
クラウドソーシングサイトから案件をこなしていけば、自然と実績が増えていきます。実績はWebライターとしての実力を示すものなので、多いほどクライアントにアピールできます。
また、ランサーズやクラウドワークスで実績を増やせば、ランクが上がってクライアントに良いWebライターであることを証明できるのです。まずは自分ができる範囲で実績を増やしていき、多くの案件をこなせるようにしていきましょう。
4.SNSやメディア応募サイトから直契約を獲得する
自身のSNSアカウントやメディア応募サイトからWebライターを求める人に応募すれば、直接契約を獲得できます。直接契約ならクラウドソーシングサイトのようにシステム手数料が発生しないため、収入が減らずに済むのです。
例えばランサーズの場合、ランサーは報酬額から16.5%をシステム手数料として引かれます。もし10,000円の案件を獲得しても1,650円引かれるので、報酬額は8,350円になります。
多くの収入を獲得するためにも、SNSやメディア応募から直接契約を取るようにしましょう。
5.単価交渉を行い高単価の案件を複数受け持つ
Webライターとして実績を増やしたら、クライアントに単価交渉をして高単価の案件をもらうようにしましょう。高単価の案件を複数受け持つことができれば、一般サラリーマン以上の収入を得ることも可能です。
例えば文字単価1円の案件に応募する場合、自身のスキルや実力をアピールすれば1.5円以上に変更してもらうチャンスがあります。ただし、高単価の案件はそれだけクライアントから求められる内容も増えるため、理解したうえで進めるようにしましょう。
【高収入】Webライターが高単価案件を獲得する3つポイント
Webライターとして高単価案件を獲得するには、以下のような3つのポイントをおさえておきましょう。
- ディレクションスキルやWebマーケティングスキルを身につける
- 自分の専門性を高める
- クライアントからの信頼を獲得し単価交渉しやすい環境を作る
それでは詳しく解説します。
ディレクションスキルやWebマーケティングスキルを身につける
Webライターとして収入を安定させるには、専門性の高いスキルを身につけるようにしましょう。ディレクションスキルやWebマーケティングスキルを身につければ、対応できる作業が増えて高単価案件を獲得できるようになります。
また、Webライターとしてわかりやすい文章を書くスキルを磨くことで、クライアントからの評価が上がって高単価案件を獲得できるでしょう。
自分の専門性を高める
ほかのライターにはない自分の強みを出せば、クライアントから高単価案件を獲得できるようになります。例えばSEOライティングの技術を身につけている場合、特定のKWで上位獲得したいクライアントから案件を獲得できます。
セールスライティングやLP作成など、Webライターによって独自の専門性を高めることが可能です。自分の強みをクライアントにアピールするためにも、Webライターとしての専門性を高めるようにしましょう。
クライアントからの信頼を獲得し単価交渉しやすい環境を作る
案件を継続的に依頼してもらえるクライアントから信頼を獲得すれば、単価交渉しやすい環境を作れます。執筆する文章の質はもちろん、適度なレスポンスやビジネスマナーを守ることでクライアントからの信頼は高くなります。
Webライターとして高単価案件を獲得するには、クライアントからの信頼が重要な要素であることを理解しておきましょう。
Webライターは副業としてもおすすめ
Webライターの仕事は未経験や初心者も歓迎されているため、副業としてはじめたい方にもおすすめです。実際にサラリーマンが副業としてWebライターの仕事をしていることも多く、誰でも手軽に始められます。
フリーランスWebライターとして収入を安定させるには時間がかかるため、本業をしながらであれば安心して仕事を継続できます。時間や場所を気にせず働けるため、Webライターは副業に最適な仕事といえるでしょう。
フリーランスの年収は「200〜400万円」がボリュームゾーン
フリーランスのインフラ・コミュニティを提供するフリーランス協会によると、フリーランスWebライターの年収は200万円〜400万円程度となっています。一般サラリーマンと変わらない年収を獲得できるため、Webライターを本業にしても生活は安定します。
高単価案件を複数獲得できれば、平均年収以上を目指すことも十分可能です。Webライターとして対応できる仕事を増やせば、高い年収を目指せるでしょう
参考|一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会|フリーランス白書2019
フリーランスWebライターについてよくある質問
ここでは、フリーランスWebライターに関するよくある質問に回答します。疑問を解消するためにも、ぜひ参考にご覧ください。
在宅での募集はありますか?
Webライターの仕事は、基本的に在宅の募集が多いです。なかには取材系の案件を募集していますが、全体的には少ない傾向にあります。自宅やカフェで仕事ができるため、パソコン一台あれば作業を進められます。
フリーのWebライターは食えないと聞きますが本当ですか?
フリーランスWebライターの年収は200万円〜400万円程度なので、基本的には食べていけます。ただし、稼げるようになるには時間がかかるため、生活を安定させたいなら本業をしながら始めることをおすすめします。まずはスキルや実績を増やして、高単価案件を獲得していくことが大切です。
納品した記事の著作権はライターでしょうか?
納品した記事の著作権は、原則として納品先のクライアントにあります。クライアントと交渉すれば、実績としてプロフィールなどに掲載することは可能です。
まとめ:まず始めてみることがフリーランスWebライターへの一歩
今回は、未経験からフリーランスWebライターを目指す方法・安定した収入を得るコツについて解説しました。フリーランスWebライターは未経験から始めることができ、専門的な資格を必要としません。
これからフリーランスWebライターを目指す方は、ライティングの勉強をしながらクラウドソーシングサイトで案件を獲得して実績を増やしてください。専門性の高いスキルを磨けば高単価案件を獲得できるので、1歩1歩ゆっくりと進めていきましょう。
この記事を書いたライター
Mojiギルド編集部
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