レギュレーション・指示にない修正

レギュレーション・指示にない修正

とくに理不尽な修正と感じたのは、アウトドア関係の記事を発注いただいていたクライアントの原稿で、山を紹介する内容でした。

レギュレーションに記載されていない修正や、発注をいただいた際に指示がなかった内容の修正です。

修正依頼の内容は、記事内に作成した表についてです。表の内容は、山の標高や山までのアクセス、問い合わせ先など、記事内で紹介している山の情報についてです。表についての指示はとくになかったので、私なりに必要な情報を集めて作成しました。

原稿納品後、「すでに公開されているコラム記事に載っている表と、同様の項目で表を作成し直してほしい」との修正依頼がありました。

既存のコラム記事と表の項目をなるべく揃えたいという編集者の希望で修正となりました。

項目について調べ直すことと、作成した記事内には6つの表があったため、すべて修正するのに時間がかかりました。

作成してほしい内容を最初に伝えてもらえれば、もう少し効率的に作業できたと思います。

レギュレーションや指示にない修正依頼でも、基本的に対応はしますが、「既存記事の表と揃えるのは当たり前」のように伝えられたため、理不尽と感じたのかもしれません。

もし、伝え忘れだったのであれば「すみません」の一言があれば、理不尽と思わなかったかも。伝え方って難しいですね。

編集者の主観での修正

編集者の主観での修正

上記で紹介した記事は、表のほかにも理不尽な修正依頼がありました。

「こっちの書き方のほうがわかりやすい」という理由での修正です。もちろん、わかりやすい書き方についてアドバイスをいただけるのは嬉しいですが、少し言い回しを変えただけでした。

どちらの言い回しでも変わらない、と思うような修正依頼だったのでモヤモヤした気持ちでした(笑)。このモヤモヤする修正が数か所であれば良いのですが、10か所以上あったので理不尽と感じてしまいました

1記事ほとんど修正

1記事ほとんど修正

修正依頼ではなく、理不尽と感じた修正について紹介します。

ファッション関係の記事を作成していたときの経験です。洋服のほかにもファッション小物や、コスメの記事などを書かせていただきました。

継続して仕事の依頼をいただいていましたが、表現方法はほとんど同じで一部省略されたり、言い回しを変えたりするなどの修正で、1記事ほとんど修正されてしまった記事がいくつかありました。

洋服やファッション小物の魅力を文章で伝えるには「可愛らしい」「クール」など、ほかのジャンルに比べて抽象的な表現が多く使われます。そのため、表現方法は人によってかなり異なると思います。

とはいえ、1記事ほとんど修正されてしまったのには驚きました(笑)。

もし、私の作成した記事があまりにも分かりにくかったのなら、修正されてしまうのも仕方ありません。しかし、丁寧に作成したので、ほとんどが修正になるようなものにはなってないはずです。

編集者は経験豊富なファッションライターだったので、個人的な好みや主観で気に入らない部分は修正されてしまったのかなと思います。

私が作成した文章が反映されていたのは、ほんの一部だったので「私が書く意味ないじゃん!」と思っていました(笑)。

厳しいチェックに苦戦〜番外編

厳しいチェックに苦戦〜番外編

ファッション関係の記事を発注いただいていたクライアントは、記事チェックがかなり厳しく、読者に誤解を与えるような文章については指摘されます。

ライターとして誤解を与える記事を書かないことは当たり前ですが、指摘を受ける基準が厳しく感じました。

そのため、最初は記事チェックの厳しさを知らずに、紹介するアイテムが魅力的であることを伝えるために自分なりの表現を加えながら作成しました。

しかし、参考サイトに記載されていないことを指摘され、事実に基づいて作成するよう注意を受けました。

その後、参考サイトを見つつ、自分なりの表現も適度に入れて作成したところ「もう少しオリジナリティのある記事にしてほしい」とのことでした。

オリジナリティを加えるバランスが難しく苦戦しましたが、継続して作成していくうちにバランスはつかめてきました。

記事チェックの厳しさと、編集者のこだわりの強さがあり、今までお仕事を発注いただいたクライアントのなかで一番苦戦しました(笑)。

まとめ

修正を依頼されるのは、私の力不足であることは自覚しています。アドバイスをいただけることはありがたいですが、やはり納得がいかない部分もありました(笑)

ただ、記事の確認を丁寧に行ってくれ、的確なアドバイスもたくさんいただきました。

文章のクセや、正しい文法などを教えていただき、ライターとして成長させてくれたクライアントといっても過言ではありません。

理不尽な修正を依頼されていた当時はイライラすることがありましたが、今となっては良い経験です。

同じような経験をしているライターがいたら、まずはストレスを溜めないことが大切です。また、的確なアドバイスもくれる場合は、ライターとしての経験値を上げるチャンスだと思ってがんばりましょう!

この記事を書いたライター

執筆者

あい

Web制作会社で働きながら副業ライターとして活動中。「読者の心を動かす」をモットーに、記事作成に励み、自由な働き方ができるフリーライターを目指して日々奮闘しています。得意ジャンルはライフスタイル系。好きなものは猫・ピアノ・音楽ライ...

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