【このライターがすごい!】桜御前さんのブログとの出会い

【このライターがすごい!】桜御前さんのブログとの出会い

桜御前さんのブログとの出会いですが、そもそもどうやって桜御前さんのブログを知ったのかについて説明しましょう。

Webライターへの迷い

2023年の春頃のことです。ライターになる自信がなかった私は、派遣社員を辞めて平日の時間を持て余していました。

私は2016年から2年ほど副業Webライターをしていました。しかし、本業と家事・育児の忙しさで睡眠時間を削っての副業に疲れてしまい、一度挫折しています

そんな苦い過去がありながらも、派遣会社の任期満了をきっかけにWebライターをやろうか迷っていました。

私には子どもが2人います。小学校に行かなくなった長男と幼稚園に行くとすぐに風邪を引いて休む長女…2人ともぜん息持ちで、病院へ通院しなければならない状況です。

パートやアルバイトをしたくても雇ってくれる会社なんてないかもしれない。

また、私はWebライターを離れて5年近くになります。インターネットが普及している世の中ならば、5年前の知識はすべて通用するのかもわかりません。

ライティングの知識も忘れてしまっているのにライターができるのだろうか…そんな不安がありました。

きっかけは動画で見たライターの基礎知識で知った「冗長表現」

ある日、Webライティングの基礎知識について発信していたユーチューバーの動画を視聴しました。

ライター業務では誤字脱字はもちろん、PREP法や基本的な国語の文法知識も必要です。

経験者なのにも関わらず、私は内容について行くのが大変でした。ライターを辞めて忘れていただけでなく、初めて知った内容もありました。

お恥ずかしいのですが、動画を見ていた当時は記事構成のことを知らなかったのです。

今までWebライターの知識を知らずに2年近く副業していた自分が裸の王様だったことに気づきます。

さらに私が不安だと感じたのが文法の知識です。とくに次の3つは覚えるのが苦手でした。

  • 用字
  • 冗長表現
  • ら抜き言葉


インターネットで検索すればわかりますが、一眠りすれば忘れるくらい用語が覚えられない…とくに、冗長表現については何度聞いてもわかりません。

どの分野においてもそうですが、耳からの記憶だけでなく、目から入る情報もあれば記憶力が定着しやすいものです。

冗長表現について、文章としても読んで学んでみたいと思いました。

桜御前さんのブログを見つけた検索キーワード

動画だけではなく、文章で解説している記事がほしいと思った私。

「冗長表現」の具体例を知りたくて、サイトの検索エンジンで「冗長表現 例文」で検索しました。

検索結果の1ページ目、それが桜御前さんのブログ記事だったのです

【使いがちな8つの冗長表現】スッキリ改善!読みやすい文章にする方法(桜御前のWebライター講座)

他にも大手メディアサイトが並んでいましたが、私は個人サイト運営者である桜御前さんがどのように冗長表現を解説しているのかを知りたくて、ブログにアクセスしました。

おそらく同じWebライターだったから、親近感があったからかもしれません。

ブログ記事を読んで私は圧倒されます。とにかくわかりやすい!この一言に尽きるのです

具体例を読んではWebライターをしていた頃の自分はどうだったかを思い出し、夢中で読み進めました。気づけば記事を最後まで読んでしまいました。他にも苦手な「ら抜き言葉」の記事が関連記事に出てきて、クリックして読み進めました

さらに「ら抜き言葉」の記事を読み終わって過去記事を読みます。すると今度は「謙譲語」について書いてある記事が…

ライターについて学ぶべき文法や執筆するときの言葉の使い方に関する記事がたくさん書かれてありました。

当時は知識不足で気づきませんでしたが、SEO対策の1つである内部リンクもしっかりされているブログでした。

その記事のボリュームに圧倒され、Webライター経験者でも知らないことだらけだった自分が恥ずかしくなってきました。

桜御前さんのようなライターがごまんといると、私が参入しても仕事が見つかるか心配になってきます。

「これは勉強し直さなきゃいけない…」と思うきっかけになりました

桜御前さんのライティングがすごいところ3つ

桜御前さんのライティングがすごいところ3つ

桜御前さんのライティング力のすごさは3つあります。

1.論理的で具体例がわかりやすく書かれている

2.余分な情報がなく簡潔にまとめている

3.読者ファーストの記事である


順番に解説します。

1.論理的で具体例がわかりやすく書かれている

まず、桜御前さんのブログはWebライターの基本であるPREP法を使いこなしていて、説明がわかりやすいです。

PREP法とは私たちWebライターやブロガーが記事を書くときに、だれでも文章をわかりやすく伝えるための型です。

型の仕組みは以下のとおりです。

  • Point:結論
  • Reason:理由
  • Example:理由の根拠(具体例などを挙げる)
  • Point:結論(結論の繰り返し)


理由の根拠では具体例があると読者はわかりやすく、桜御前さんの記事には具体例が必ず記載されています。

「ら抜き言葉」の記事を読んだとき、外注ライター時代に「見れる」と提出してクライアントから何度か「ら抜き言葉に注意してください」と指摘されたことを思い出しました…

桜御前さんの記事を読んでからは文章の書き方に関する本を購入したくらい影響を受けています。

2.余分な情報がなく簡潔にまとめている

個人ブログの外注ライターでは娯楽ジャンルを執筆していた私。クライアントからは「世代に合わせたノリ」を求められました

例えば、ターゲットが女子中学生か高校生向けなら

「これからアイスクリームの作り方について説明するよ!パチパチパチ!」

的なノリです(恥ずかしい…)。ターゲット層に親近感を持たせる意図があるため、ノリを求められたのでしょう。

ところが法人向けの記事においては、ノリは「余分な情報」になってしまいます。むしろ無駄な文章がないほうが、何を言いたいのかがわかります。

文章が短くまとまっているので、読み手からすると読む気になれます。

3.読者ファーストの記事である

桜御前さんの記事は、読者が何を知りたいのかが的確で「これが知りたかった!」と思わせる読者ファーストの記事になっています。

簡潔な文章だと無機質に思われるかもしれません。しかしわかりやすい説明があるからこそ、読者ファーストの文章だと読み手に伝わります。

「桜御前さんはきっと優しくて細やかな方なんだろうな…」とブログ記事を読んだだけで想像をかき立てられます!

目標とするライターのブログを見て取り組んだこと5つ

目標とするライターのブログを見て取り組んだこと5つ

ライターの桜御前さんを目標とした私が、ブログを見てから5つのことに取り組みました。

1.冗長表現がないか見直す

2.視覚的にわかりやすいかをチェックする

3.ライター講座に加入する

4.実際に案件を獲得して実践する

5.復習をする


順番に説明します。

1.冗長表現がないか見直す

Webライターになるには誤字・脱字はもちろん、冗長表現がないかを見直す必要があります。

私は、冗長表現の見直しは誤字・脱字より難しいと考えています。なぜなら、冗長表現は推敲をしても見逃してしまうからです。

自分だけが書く文章ではつい「~することができる」といった冗長表現を用いてしまいます。日常生活においてメモなどを取る場合、自分さえわかればいいのでだれにも見せることがありません。

だれにも見せることがないから注意されることがない。だから余計間違った書き方が染みついてしまったからかもしれません。

自分の悪い癖を、Webライティングで改善するように意識するだけでも、より細かく推敲できます。

2.視覚で読みたいと思えるか

Webライティングでは執筆した文章が視覚で「読みたいと思えるか」も大切なことです。

文章がわかりやすくても、漢字が多過ぎても読みにくいところがあります。漢字はとくに読みにくいと思う箇所が目立つため、文字の「ひらき」を意識するようにしました。

「ひらき」とはあえて漢字ではなく平仮名にする方法です。

「分かりやすい」を例にすると「わかりやすい」と平仮名にしたほうが文章が読みやすいです。

ただ、実際にWebライティングをする際には、漢字の「ひらき」はクライアントのライティングレギュレーションによってさまざまなので、クライアントの指示に従っています。

3.ライター講座に加入する

Webライターを目指すと言いながらも、いつもついて回るのが、自分に自信がないことでした。

客観的に執筆した記事をチェックして欲しいという思いがありました。記事添削についてはお金を払うため、人によって考えはさまざまです。

私のように「誰かに教えてもらわないと自信が湧かない…」と思うタイプであれば、ライター講座に加入してみるとよいでしょう。

私は数あるライター講座の中で、運営者がアクティブにXを発信していて、サービスが充実しているものを選びました。

実際に受講してみると上には上がいて、ついていけるか心配でしたが「厳しい環境にあるからこそ伸びる!」という講座の方針と、同じライター仲間に励まされているおかげで現在の自分がいます。

4.実際に案件を獲得して実践する

Webライターとして当たり前なのかもしれませんが、実際に案件を獲得して実践することです。

当たり前ですが、ライター講座で学んでも、実際にアウトプットしないと学んだ意味がありません。むしろ初心者のうちは経験値を積まないと、どんなに冗長表現や文法の理解ができても、仕事をしないと身につきません

実践して初めて身につきますし、より理解度が早く身につきます。

5.復習をする

Webライターとして仕事をしていても、空き時間に復習する時間を設けています

ライティング業務の仕事を受けていると納期に明け暮れて新しいことを学んだり、復習する時間を確保できないかもしれません。

しかし5分でもいいので、YouTubeの動画や桜御前さんのブログを読んでライティングの復習をするようにしています。

まとめ

まとめ

私は桜御前さんのブログを見ていなかったら、いつまでも独りよがりのブログを書いていたでしょう。

ライターの営業をしても採用されないままだったかもしれません…

もちろん、自分の個性を出すブログを運営している場合は、ライティングのルールに縛られる必要はありません。しかし、あまりに専門用語が多すぎたり、目的語が省略されて何をいっているかわからなかったりする記事ですと、ブログに読者が集まらなくなってしまいます。

だからこそ、ライティングの知識があればWebライターとしてだけではなく、自分でブログを運営するときに有利です。

もしWebライターに興味があってほかのWebライターさんのブログ記事を覗いてみたいと思っている初心者Webライターさんがいるならば、桜御前さんのブログはとても勉強になりますよ!

ぜひ見てくださいね!

桜御前のWebライター講座

この記事を書いたライター

執筆者

にゃむ

ライター・イラストレーター。不登校児&1か月に2週間風邪で休む子どもらを抱えて働くのが辛くなり、手に職をつけるため在宅ワークの道へ。ジャンルはオカルト・副業・ブライダルから学術系コラムまでと幅広く挑戦中。目標は読者さまが「読んで...

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