目標達成のためにやっていること
ライター活動をする上で「このくらいの売上目標を達成したい」といった目標を立てている方も多いのではないでしょうか。私も毎年、年間の目標を立てています。そして、目標達成のために自作の管理シートを活用しています。
これは、年間目標から逆算して毎月・毎日のタスクや目標をまとめているシートです。シートの中には以下のような項目があり、これを月別に管理するような形です。
- 納期
- 依頼日
- 仕事名
- クライアント様
- 備考
- 報酬
月間目標と進捗、年間目標と進捗を見られるようにしているので、日々更新しながらスケジュール管理と進捗管理をしています。これがあることで、進捗を見える化できるため、うまくいっているのかいないのかの判断をすぐにできるようになります。
まだ管理シートを作っていない方はぜひ作ってみてください!Xなどでライターさん向けに無料配布している方もいるので、参考にするのもおすすめです。
毎月のルーティン
管理シートを使用しながら毎月、月末もしくは月初にルーティンを実施しています。私が実際にやっているルーティンは以下の通りです。
①仕事内容・件数・単価の目標
②継続依頼で足りなそうな時は営業
③目標達成が難しい時は戦略見直し
ライターあるあるかもしれませんが、月末は納期が増えます。ただしっかり時間をとって考えたいので、月末に無理そうな時は、毎月3日くらいまでに実施するようにしています。
ステップ①:仕事内容・件数・単価の目標
まずは月間目標から逆算して今月はどんな仕事を何件、いくらの単価で受けるのがいいのかをざっくり考えます。
例えば目標が10万円の場合だと、単価2円で5,000文字の原稿を10本納品する必要があります。このようにメインで受けている依頼をベースに大体の仕事内容の目安を決めます。
ステップ②:継続依頼で足りなそうな時は営業
次に継続依頼のクライアント様の分(依頼いただける予想の件数)や、すでに依頼をもらっている仕事を計算します。
そうすることで、目標に対する進捗や残りのリソースがわかります。そして、差分は新しいクライアント様か、すでに契約があるクライアント様にご連絡をして追加の依頼をもらうようにします。
クライアント様によりますが、場合によっては仕事の募集から開始まで時間がかかるケースもあります。また、探してもすぐに希望の仕事が見つかるわけではありません。そのため、月初のうちに早めに営業をするように心がけています。
ステップ③:目標達成が難しい時は戦略見直し
継続依頼と新しい仕事を足しても目標達成が難しそうな場合も出てきます。
例えば、目標売上が高くなっている月やメインで受けていたメディアの仕事が急に終了してしまって、新しい仕事がすぐに見つからないなどがありました。前者に関しては、年間目標を立てた時点で目標を高くしているのがわかっているため、事前に戦略を立てて動いていることもあります。しかし、後者の場合は自分では想定できないことです。
このように月の目標と進捗を見直した時に、このままだと目標達成が厳しいかもしれないと思った時は、戦略や目標を見直します。一例ですが、今まで見直していく中でこんな戦略変更をしてきました。
- ブログやKindleで自動収益を増やす
- 成果報酬で依頼を受ける
- 特化ライターを目指す
- 入稿や画像制作などできる範囲を増やす
戦略を変更して、それを実現するためにスキルアップや実績を増やしながら仕事を進めていました。
また、すぐに新しい戦略に移行できない場合は、月の目標売上をスライドさせて年間目標が達成できるように調整することもあります。月間目標から逆算して計画を立てるのはそこまで時間をかけずにできますが、戦略を変更する場合は時間がかかります。
さらに普段からどのような選択肢があるのかを情報収集しておかないと、方向性を見失ってしまうこともあります。そうならないようにするためにも、日頃からnoteやXなどで他のライターさんの発信をチェックしておくのがおすすめです。
日々の振り返りも大事
今回は目標達成のために実施している毎月のルーティンを紹介しました。
毎月の目標設定をしっかり行えたとしても、日々の進捗管理や振り返りが疎かになってしまうと目標達成が難しくなります。特に納期が重なったり、新規のお仕事が増えたりすると、進捗を振り返るような時間がなくなってしまいがちです。でも、そこで自分に負けずに朝か夜の数分だけでも振り返りタイムを作るようにしています。
習慣化するまでは少し努力が必要かもしれません。でも習慣にしてしまうと毎日の歯磨きのように振り返りの時間を取れるようになります!
毎月のルーティンと合わせて日々の振り返りも実践してみてください。
この記事を書いたライター
なつ
小さい頃の夢は推理小説家。文章を書くのが好きでwebライターに。スキンケアブランドの企画・ディレクションをしながら副業でwebライターやディレクターをしています。最近は美容の知識を深めるため「コスメマイスター」と「薬機法管理者」の資...