総評:60点 収入的には満足、だけど…
結論から言えば、副業に関してはおおむね満足できた1年だったと思います。
本業の傍ら、業務に取り組む必要がある副業は、はじめての経験で不安がいっぱいだったのですが、夜の時間帯や休日をうまく活用することで、本業にさほど影響のない状態で仕事を受けることができました。
発注元に関しても安定的に供給していただけるクライアントを手にできたことは幸運だったと思います。収入についても安定的に月5〜10万円程度稼げる状態をキープすることができました。
一方で短い時間をやりくりしながらクオリティを維持して仕事を行う難しさも痛感しました。
正直、クオリティ面でご迷惑をおかけしたこともあったかもしれないなぁ…とMojiギルド編集部の方々には平身低頭するばかりです。
今後もよいお付き合いを続けていけるよう、より精進していかなければならないと感じた1年でもありました。
以下では、この1年で感じた副業ライターの難しさについてまとめていきたいと思います。
副業ライターのここがツラい!
これまで本業としてライティング業務に従事していた身としては、副業ライターになってみてさまざまなな仕事のやり方の違いを実感することになりました。これらのポイントは、今後副業を続けていく上で、どのように対処をしていくかをしっかりと考えなければならない点になってくるので、忘れないようここに記していこうと思います。
1:夜の集中力の高め方
私は本業があり、その上、子育てもしなければならない、という条件もあり、土日の昼間も仕事の時間にはなかなか当てられない状態です。そのため、副業の仕事はどうしても夜のスタートになってしまいます。本業が終わり、子どもが眠りについたあとから副業を始めるとなると、どうしても本業のみだったときに比べると集中力が高めにくいと感じました。
夜の作業が苦手というわけではなく、本業、子育てというまるで別のタスクをクリアにしたあとに、さらに別のタスクに取りかかるということが難しい部分だったのだと思います。
気持ちを再起動させるために、一度ゆっくりお風呂に入るなど、ある程度のルーティーンを決めることで乗り切りましたし、状況にも慣れてきたので今後はより改善していけるとは思いますが、この部分は今後も注意していきたいポイントです。
2:さまざまな横槍
1の悩みと通じるものがありますが、副業をしていて感じたのは、どうしてもメインストリームのほうに時間が取られ、副業の業務はスキマ時間を活用しなければならない、という問題です。
本業が忙しくなれば、本業での業務時間は伸び、どうしても副業に到達するまでの時間が遅くなってしまいます。また、子育てに関しても特に今の時期は目まぐるしく子どもの問題が変わっていき、副業に充てられる時間も様子を見ながらになってしまいます。最初はあれだけアタフタしていた新生児期がどれだけ副業しやすい時間だったのかと、はしゃぎまわる1歳児を相手にしながら思う今日このごろです。
とはいえ、こんな言い訳はクライアントには関係ございません。本業、子育て、そして副業。全てのスピードとクオリティを上げ、効率的にタスクをこなしていくことは今後も注力していきたい部分です。副業ももちろんですが、本業でも立身出世していきたいですしね。
3:報連相の徹底
これは昨年一番の反省点だと思います。心に余裕がなかった部分もあり…と言い訳をはさみますが、報連相が徹底されていなかったのではないかと反省しております。特にスピードの部分。
どんな仕事であれ、報連相はやはり信頼関係を築く大切なポイントです。また、仕事をする上でも連絡を密にとっていれば、安心感を持って仕事に取り組むことができるでしょう。今年の私のテーマは『即レス』で行きたいと思います。なるべく…。
2024年は副業のクオリティをアップデートしたい
いろいろとあった2023年ではありましたが、今後も副業を続けていきたいと考えております。
そのためにも、昨年の反省を踏まえて副業のクオリティをアップデートさせていこうと考えています。
今回上げた反省点は、状況は違っても副業に取り組む人にとっては共通する問題になるものだと思います。2024年という新しい年のはじまりに、時間の使い方や、本業やプライベートとのバランスなど、改めて考えてみてはいかがでしょうか?
みなさんの副業ライフがよいものになりますように。
この記事を書いたライター
じょん
一児の父でアラフォーライター。
Web制作会社にてライターとしてのキャリアを積みながら、副業ライターとして活動中。得意分野はエンタメ系。興味のある分野では作成する文章にも地が出がち。座右の銘は「ライターは文化的雪かき」。鈍く光る職...