初仕事は夢だったジャンル
初めてのお仕事は、学生の頃に仕事にしたいと思っていたランジェリーやバストケアに関するトレンド記事の案件でした。
社会人になる時にいくつかランジェリーメーカーの面接を受けたのですが、どれも最終までいけず断念。もう一度「何がしたいのか?」を考えた時に女性を支えられるスキンケアメーカーの企業に就職しました。
それから5年以上経っても、プライベートではランジェリーイベントへの参加やSNS発信をしていました。
そんな私が別の目的でライターを開始して、初仕事でバストケアの案件をいただけたのはとてもラッキーだったし、モチベーションを上げるきっかけになったと思っています。
ちなみにそれ以降もよく検索して探してましたが、ランジェリーやバストケアの案件はあまり出てこないので、タイミングもよかったようです。
案件を獲得した経緯
私がライターを始めた時はライター未経験・実績ゼロ、本業もあまりライターのスキルと関係のない仕事だったため、すぐには受けられないだろうと思い、とにかく案件に応募。
初日に10件以上していたと思います(笑)
応募しても辞退されることが続き、17件目(ここまでで約5日くらい)でようやくお仕事をさせていただけることになりました。
ちなみに案件に応募する際によく実績を伝えて応募すると思いますが、実績がなかった私は以下のような項目を書いて応募していました。
・自己紹介
(本業で何しているかなど)
・資格、趣味、情熱、資格
(ランジェリーのセミナーを受けたり、SNS発信をしたりしていることを記載)
・職務経歴
・対応可能な時間
・納品可能な本数
本業がスキンケア関係だったので「女性の悩みに合わせたコンテンツを制作しています」というように少しでも案件に寄せる方法はないか…を必死に絞り出して書いていました。
そんな私の必死なメッセージを読んで、クライアントさんからテストライティングを提案いただきました。
特にこの案件のクライアントさんは一般的な情報だけではなく、経験談も入れてほしいという意向があったため、それで私を採用してくれたのかなと思っています。
私のようにとりあえずやってみたい!という方で自己紹介の文章に困っている方は「こんな実体験の話なら書けそう」「この趣味は誰にも負けない!」というようなものを見つけてアピールしてみるのもいいかもしれません。
その際に応募内容をよく読んで、どんな人を求めているのかを想像してそれに寄せてメッセージを書くのもおすすめです。
初心者向け案件で経験が積めた
この案件は【初心者さんも歓迎!】だったのでテストライティング用に丁寧なマニュアルが用意されていました。
ライター3年目の今でもあのレベルのマニュアルはみたことがないので、初心者向けの案件だったからなのかもしれません。そのマニュアルで記事のリサーチ方法やキーワード選定、画像選定の方法などを学びました。
また、クライアントさんも丁寧に教えてくださる方だったので、経験ゼロの私でもなんとか記事を完成させることができました!
初めて受けた案件で自分が気になるジャンルを執筆できたのはとても嬉しかったし、今でも良い経験だったなと思っています。
初心者向け案件の落とし穴
「私のライター人生、華々しくスタートした!」と思いましたが、しばらくしてから実はこの案件はかなり低単価の案件だったことに気づきました。
全部で10本書いていくら…という案件だったのですが、私は途中で挫折してしまい最初の2本でクライアントさんにお詫びをして辞退させていただくことに。
「これではいくら書いても自分の目標は達成できないかも」と思ったことと、別の案件で良い条件のお仕事をいただけたことが理由でした。
また、ライターを始めたタイミングでXでライター用のアカウントを作成していて情報収集をしていたのもきっかけです。
活躍しているライターさんや初心者向けに発信しているアカウントをフォローしていたので「初心者でも文字単価1円を目指していいんだ!」と思い、新しい案件探しにも力を入れていたからです。
初案件は途中辞退…!
こうして私のライターとしての初仕事は途中辞退で終わりました(笑)。
ちょっと挫折…と書きましたが、今振り返るととても良い経験になったし、とても感謝しています。
初心者だとそもそも記事を書く手順がわからなかったり、文章の書き方に癖が出てしまったりすることもありますが、私は最初の案件で大枠の流れや基本的な書き方を理解できたからです。
また、その後も色々なジャンルでお仕事をいただく中で、別のクライアントさんでもランジェリーの案件を受けることができました!
(これは文字単価1円以上で最後までしっかりやり遂げました!)
Xでも定期的に「低単価の初心者案件を受けるのは正解なのか?」というのが話題になっていますが、個人的には「経験を積ませていただく時間」と割り切って受けるならありかなと思っています。
ただ私のように「10記事書くのがマスト」という案件を受けてしまうと低単価に縛られてしまい辛くなってしまう可能性があるので、以下のような点を気にしてみるのがおすすめです!
- 1記事ごとで契約できる案件に応募する
- マニュアルが完備されている案件に応募する
- 同時に別の案件も探してみる
今でも新しいジャンルや今まで受けたことのない案件(YouTubeの原稿とかメルマガのライティングなど)を受けることは多々あります。
そんな時にこの最初の案件で学んだことを忘れないように、途中でお断りすることがないように、受ける前にじっくり考えて取り組んでいきたいです!
(基本的に途中辞退はしていないのでご安心ください!)
この記事を書いたライター
なつ
小さい頃の夢は推理小説家。文章を書くのが好きでwebライターに。スキンケアブランドの企画・ディレクションをしながら副業でwebライターやディレクターをしています。最近は美容の知識を深めるため「コスメマイスター」と「薬機法管理者」の資...