ライターが得られる喜びとは

ライターが得られる喜びとは

ライター稼業の喜びと一口で言っても、さまざまなタイプの喜びがあります。

まずは、ライター稼業でどんな喜びを享受できるのか、についてご紹介していきます。

① 金銭的な喜び
② 自己肯定感を満たす喜び
③ 優越感を満たす喜び
④ 新たな発見・成長につながる喜び

以上のように、大きく分けて4つの喜びがあると私は考えています。

金銭的な喜びはそのままズバリ、収入がよいお仕事などで感じられる喜び。

自己肯定感を満たす喜びはクライアントからのお褒めの言葉や、携わったコンテンツへの反応を知ったときに得られます。

優越感に関しては、情報解禁前の情報に触れられたり、芸能人に会えたり、プレス待遇でイベントを見られたりしたときに感じます。

新たな発見については、情報を調べる過程で知らなかった情報に触れたり、仕事のやり方で新たな発見があったときに感じられる喜びです。

どの喜びもとても気持ちいいものではありますが、中でも、仕事のやりがいとして最も嬉しいと感じるのは、②のお褒めの言葉です。

ということで、以下では私がライター稼業をしていて、クライアントからもらってうれしかった言葉をご紹介していきたいと思います。

これを言われたらうれしい。感動のお言葉ランキング

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では、ここからは私が実際にもらってうれしかったお言葉を簡単なエピソードとともに紹介していきたいと思います。

①:あのロン毛でおしゃれなメガネの人にお願いしたいです

決して容姿を褒められたからうれしいお言葉、というわけではありません。

このお客様は、この言葉をもらう2年ほど前に一度お仕事をご一緒させてもらったお客様で、その際に私の原稿や、意図を読み取る力を大変気に入ってくれたご様子でした。そして、2年後に再指名をしていただいた、という経緯になります。

ライターに限らず、指名を請けるということは最上の喜びと言えるでしょう。それは自分の実力や対応を認められたことの証明だからです。

これからももう一度指名されるような仕事を続けていきたい。そう思わせてくれる言葉でした。

②:他のことは俺がやるから、君はいい原稿を書いてくれ

けして原稿以外の仕事ができないとか、そういうわけではありません。

この言葉は、とあるオウンドメディアの運営を行っているときに、一緒に仕事をすることになったオペレーターの方からいただいた言葉です。

当時は、日に5本のニュース記事、週1回のオリジナル記事更新という作業をほぼほぼワンオペでこなしていたこともあり、限界を感じていました。そのときに更新作業などのヘルプで入ってくれたのが、この言葉をくれた方でした。

しばらく仕事を共に行い、私の記事や記事への反応を見て、ある日突然この言葉が飛び出しました。曰く、いい記事だと感じたため、できるだけサポートしてあげなくては、と思っての発言だったそう。

死にそうになりながら日々の更新を行っていたこともあり、聞いた瞬間は思わず泣きそうになったものです。しかもいい記事だと思ったからなんてうれしすぎるじゃないですか!

③:なんでこんな発想ができるんですか?

この言葉は、やはりとあるオウンドメディアの運営に携わっていたときに、運営元のお客様から言われた言葉です。

メディアの性質がかなり趣味に振り切っていたこともあり、担当者の方もノリノリでしたし、原稿の自由度も高く、楽しいお仕事でした。

担当者の方の性質もあり、原稿のテイストはかなりフランクで攻めた内容もある程度認められており、自分自身もメディアの内容にある程度興味があったこともあり、非常に意欲的な原稿をノリノリで作成していました。

そんな中で、この言葉をいただきました。

自分のノリを理解してくれる、むしろ好きだと言ってもらえたようでうれしかったのはもちろんですが、好きなものや興味のあるものへの原稿の筆の進み具合や、楽しんで仕事をすることの大切さを感じた言葉でもありました。

喜びを得られる仕事をしよう

ライターの仕事は単純にこなすだけであれば、案外機械的に作業ができるもの。たくさん原稿を書けば、もちろんお金だってそこそこ稼ぐことができます。

でも、それだけではちょっと寂しいと思いませんか?

どうせなら、自分も楽しみながら意欲を持って仕事をしたほうが、よい仕事ができますし、結果として一緒に仕事をする人たちの記憶に自分を刻むことができます。

私はライターの仕事をする上で、大事にしていることがひとつあります。

それは、どんな分野の仕事であっても興味の対象を見つける、ということ。

それは、情報そのものに対する興味でもよいですし、原稿の書き方など、技術的な部分でも構いません。

なにかしら自分の心を乗せるためのスイッチを見つけましょう。

それがライターの喜びを得られるポイントなんだと、私は思います。

この記事を書いたライター

執筆者

じょん

一児の父でアラフォーライター。
Web制作会社にてライターとしてのキャリアを積みながら、副業ライターとして活動中。得意分野はエンタメ系。興味のある分野では作成する文章にも地が出がち。座右の銘は「ライターは文化的雪かき」。鈍く光る職...

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