いつでも休めるけどいつも休めない在宅ワーク
この記事は基本的にフリーランスや副業の方向けなので、当てはまらないと思いますが、コロナ禍の在宅ワークの流れの中で、隠れ残業が横行しているという話をよく耳にします。
普段は会社から家に帰ってくれば、そこからはプライベートな時間となっていましたが、一日中家にいて、一日中仕事ができる環境になったことで、退勤後も気になったときにふと仕事をしてしまう人が続出していたそうです。
仕事に情熱を燃やす人からすれば、「いつでも仕事のことを考えるなんてよいことだ」という意見もあるかもしれません。しかし、一般的な仕事に携わる人からすれば気が休まらない状態になってしまいます。
しかも、在宅ワークの場合、いつでも休める状態であるため、ながら仕事をしてしまい、生産性が下がってしまうこともあります。
フリーランスや副業の場合は、特に最後に触れたながら仕事には注意が必要です。
ダラダラと仕事をしてしまうと、原稿のクオリティも甘くなってしまいがち。仕事とプライベートのメリハリをきちんと付けられるようにしなければいけません。
仕事をするときのこだわり
これまで紹介してきたように、在宅ワークの罠としてはながら仕事になりがち、という点です。つまり、仕事に集中できる環境を作ることこそが、よい休憩を取るためのポイントと言えます。やはりメリハリをつけなければ、よい仕事もよい休憩もできないのです。
特に副業の方は、本業が終わったあとからが仕事の時間であり、ながら仕事になってしまいがちです。自分なりにメリハリをつける工夫を考えましょう。
では、以下にて私が気をつけているポイントを紹介していきます。
1:プライベートと場所を変える
私の場合は、仕事をする部屋とプライベートの部屋は完璧に切り分けています。プライベートな空間から仕事をする場所に移動することで、自然と仕事モードに気持ちを切り替えることができます。これは逆もまた然りで、仕事から休憩も比較的スムーズに気持ちを切り替えられます。
たかだか数歩の違いですが、通勤・帰宅をするときのような効果があります。
とはいえ、一人暮らしの場合、部屋を変えるというのは現実的ではありません。その場合は仕事机をしっかり用意しておくことで、ある程度、意識を変えることができます。
2:仕事場所にはスマホを持ち込まない
ながら仕事防止の最大の敵は、今の時代、スマホです。スマホは仕事のツールとしてはもちろん、エンタメ要素もたっぷり詰まった機器であり、容易に仕事の邪魔をしてきます。
そのため、仕事中はスマホを絶対に手元に置かないようにしています。
逆に休憩中は思う存分、スマホを触ることがメリハリになっているような気がします。
ただし、長い動画などを見てしまうと抜け出せなくなるので、仕事が終わっていない場合は見るものにも注意が必要です。
3:休憩中に飲むもの・食べるものを決めておく
これは人によって変わってくるかもしれませんが、私の場合、仕事中は飲み食いはしないようにしています。そして、休憩中にはコーヒーを飲むようにしています。
以前は仕事中もよくコーヒーを飲んでいたのですが、在宅ワークが多くなってきたことで、コーヒーは休憩中に飲む飲み物に変わっていきました。
もともと、ほっと一息いれるために飲んでいたところもあるので、今では休憩の代名詞であり、マストアイテムとして重宝しています。
以上が私がよい休憩を取るために工夫しているポイントです。
どれも簡単に実践できるので、ぜひ参考にしてみてください。
自分なりの休憩スタイルを見つけよう
ここまで紹介してきた方法はあくまで私の場合の話です。中には場所を変えたり、飲み物を変えたりせず、別の方法のほうが切り替えがうまくいく人もいるでしょう。また、中には常在戦場の心構えで、常に仕事をしていることが普通の人もいるかもしれません。
そんな奇特な人は置いておくとして、普通の人は自分が休憩中にいたい場所、したいことと仕事を完璧に切り分けることが、在宅ワークでメリハリをつけるためのポイントです。
職場であれば、ながらであってもある程度は集中できるのですが、やはり家という完全なプライベートな空間で集中して仕事をするためにはある程度の工夫が必要なのです。
集中するための儀式だと思って、ちょっとした工夫を楽しんでみてください。
この記事を書いたライター
じょん
一児の父でアラフォーライター。
Web制作会社にてライターとしてのキャリアを積みながら、副業ライターとして活動中。得意分野はエンタメ系。興味のある分野では作成する文章にも地が出がち。座右の銘は「ライターは文化的雪かき」。鈍く光る職...