クラウドソーシングは手数料が大きい

クラウドソーシングは手数料が大きい

クラウドソーシングは、20%ほどの手数料が引かれるのが相場となっています。クラウドソーシングとは、案件を獲得したいWebライターさんとWebライターを探している企業をマッチングしてくれるサービスです。

つまりクラウドソーシング経由の案件で月10万円を稼いでも、2万円(20%)の手数料を引かれて手取りは8万円になってしまいます。1文字1円の案件を1日10,000文字書いて月に10本納品したとすると、1日2,000文字、月に20,000文字が無料になってしまう計算です。

さらにクラウドソーシングは稼ぎにくい構造になっています。基本的に下流工程が多いからです。SEOコンサル会社やディレクターなどが間に入ることで、記事単価2万円の案件も最終的には4,000円ほどになってしまいます。

一方の直接案件であれば、記事単価2万円をそのまま受けられて手数料もかからないので、単価や収入は上がります。少しでも収入を上げたい方は、クラウドソーシングから直接案件に移行すると良いでしょう。

Xで応募する

Xで応募する

クラウドソーシングを使わないで案件を獲得する方法はさまざまですが、私がおすすめするのはXで応募する方法です。

  • XのWebライター募集を検索する
  • 1日3件以上の応募をする
  • わくわくする・楽しそうな案件に応募する


それぞれ詳しく見ていきましょう。

XのWebライター募集を検索する

私がWebライターの案件を見つける際にXでしていることは、「Webライター募集」と最新の欄にあわせて調べることです。

よくあるのが、「#Webライター募集」「#ライター募集」です。しかし、中には検索に引っかからないような「Webライター募集」「ライター募集」の文面だけでされているものもあります。

そこで、「#」をつけずに検索してみてください。実際にわたしは12社の直接案件のうち、Xから8社と、ほとんどの案件をこの方法で獲得できています。

「応募するのが早くて損した!」ということはないので、定期的に新しい案件が募集されていないかチェックしてみてくださいね。

1日3件以上の応募をする

大前提ですが案件を依頼されるのを待っていても、あなたの条件に合う話や好きなジャンルの話が舞い込んで来ることはありません。私のXに来る大半のDMは、1日3万円〜5万円の報酬を稼ぐことができるといった勧誘メールです(笑)。

受け身の姿勢では将来も不安な気持ちになってしまいます。自らの手でクライアントに営業をすることは、自信にもつながりますよ。

案件数=応募数×成約数です。案件を成約するために応募文を考える方が多いですが、こだわっても5%の成約数が10%の2倍になるくらいでしょう。

そこで月に10件しかしていなかった応募数を1日3件、月に60件できたとすると6倍になり、応募文を意識するより3倍の効果が期待できます。

直接案件を獲得したい方は減点されないような応募文を考え、1日3件以上の応募をしてみてください。私はこの方法を実践して、すべての案件の8割がクラウドソーシングから、9割が直接案件までに切り替えられたので間違いありませんよ。

わくわくする・楽しそうな案件に応募する

私が案件に応募する基準は「何かわくわくする・何か楽しめそう」と感じたかどうかです。

基本的に案件を応募する際に考えることは、できるかできないかではありません。YMYLジャンルは専門性が求められるので、資格や知識が必要です。しかし、それ以外の旅行や音楽、車などの案件なら「わくわくする・楽しそう」と感じたものを選ぶとリサーチが進みますよ

Webライターは単価がいくら高くても楽しくない、または興味がないジャンルであれば、継続できません。無理やりお金のために続けていても、いつか途切れてしまうでしょう。

楽しいジャンルを選ぶことによってリサーチ力を深められたり、日々の一次情報(自身が直接体験、または調査や実験をすることで得られた情報)が記事に活かせるときが来るかもしれません。

どのような案件に応募したら良いか迷っている方は、「わくわくする・楽しそう」といった感情が動く案件に応募してみてください。

Xを運用しよう

Xを運用しよう

Webライターで直接案件を獲得したい方は、Xを運用しましょう。Xを運用するべき理由と、運用方法を4つ紹介します。

  • 他のSNSに比べて拡散力がある
  • プロフィールを整える
  • 1日1ツイート以上する
  • 他のライターさんと情報交換をする


それぞれ詳しく見ていきましょう。

拡散力があるSNS

拡散力があるSNS
Xは他のSNSに比べるとユーザー数が多く、拡散力があります。企業の担当者さんは、XでWebライターを探している傾向です。

Xは世界で約5億4,156万人(2023年7月)、日本で約4,500万人以上の月間アクティブユーザーがいます。(2017年10月時点)

参考:X(Twitter)

例えば、他のSNSの日本ユーザー数(月間)は下記のとおりです。


  • Meta(旧Facebook):約2,600万人(2021年12月時点)
  • 参考:Meta
    • Instagram:約3,300万人(2019年6月時点)
    • 参考:Instagram


日本のSNS利用者数ランキングで、Xは3位となっています。オープン型SNSの中で、1番利用者数が多いのがXです。

実際に私は12社の直接案件のうち、8社はXから獲得できています。Mojiギルドさんを含めて、中には記名記事などの大きな実績になる案件もあります。

そのため、Xを運用することが直接案件を獲得するために最も重要といっても過言ではありません。XのWebライターアカウントがない方は開設を、アカウントを持っている方は依頼が入ってくるようにプロフィールを整えてみてください。

プロフィールを整える

直接案件を獲得するためには、Xのプロフィールを整えてみてください。企業の担当者やWebライターチームの運営者が見る場所だからです。

プロフィール欄は160文字まで入ります。収まらない情報はヘッダー画像や固定ツイートにまとめて書くと良いでしょう。

さらに、アカウント名に「Webライター」と書くのがおすすめです。採用担当者は「Webライター」と検索することが多い傾向のため、名前から見てくれる可能性があります。

Xのプロフィールを整えていない方や名前にWebライターが入っていない方は、早速実践してみてください。

1日1ツイート以上する

Xの1日1ツイートは、必ずWebライターに関連するものにしましょう。

もし「今日はお買い物に行く」「夜ご飯はカレーライス」などとプライベートのツイートが書かれていたら、あなたの印象は下がってしまいます。

一方で「クライアントから感謝をされた」「テストライティングに合格した」などWebライターに関するポジティブなツイートがされていたら、印象が良くなり案件も受注しやすくなります。

私の経験からすると投稿を複数行うよりも、1日のツイートは1つや2つにして「いいね」を集中させたほうが伸びやすく、フォロワーさんや認知度も拡大する傾向です。

他のライターさんと情報交換をする

企業の担当者やライターチームの運営者以外にも、他のライターと情報交換をしましょう主に「いいね・コメント・フォロー」です。これらをもらえるとオススメ欄に乗りやすくなり、「Webライター」と検索したときに見られやすくなります。

さらに案件が豊富にあるWebライターから「手伝ってほしい」などとお誘いの連絡をいただくケースもあるでしょう。

案件をもらうためには、私という存在を知ってもらわなければなりません。どれほど美味しいラーメン屋でも、3人しか認知されていなければ潰れてしまうでしょう。

1日1ツイート以上しつつ、他のWebライターとの交流も忘れずに行ってみてください。

まとめ

本記事では、直接案件を獲得するためにやるべきことを解説しました。

クラウドソーシング経由の案件は、例えば手数料が20%だった場合、月10万円を稼いでも2万円の手数料を引かれて手取りは8万円になってしまいます。少しでも収入を上げたい方は、クラウドソーシングから直接案件に移行するのがおすすめです。

直接案件を獲得したい方は「Webライター募集」「ライター募集」で検索し、1日3件以上の応募をしてみてください。

本記事を参考に、あなたが直接案件を獲得できるきっかけとなれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございます。

この記事を書いたライター

執筆者

堀川嵩矢

自由になる専業Webライター。一度きりの人生、「時間」「場所」「お金」に縛られず後悔しない生き方を目指して活動中。副業ライター4か月目で、後先考えずフリーランスになることを決意して実家に帰省。ジャンルは、車・仮想通貨・株・ガジェッ...

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