直接契約とクラウドソーシングの違い

直接契約とクラウドソーシングの違い

直接契約とは、クラウドワークスなどのクラウドソーシングを活用せずに直接クライアントさんと契約をすることです。

クラウドソーシングは、クライアントさんとの間に入ってもらう代わりに手数料が発生します。例えばクラウドワークスの場合、手数料として10万円以下の報酬額に対しては20%のシステム利用料がかかります。契約金額が6,000円(税込)の場合、手数料がかかるため実際のライターの収益は4,680円(税込)となります。

手数料は少し高いと感じることはありますが、その代わりクラウドワークスではそれまでの実績(対応件数や評価など)を確認してから契約ができたり、仮払いが完了してから作業ができたりするためクライアントさんとのトラブルを防げます。

一方、直接契約の場合は、手数料がなくなるためクラウドソーシングの案件と同じような条件でもより高い単価を目指せるケースが多いのが特徴です。

直接契約を始めたきっかけ

直接契約を始めたきっかけ

私は、最初の1か月はクラウドワークスのみで実績作りをして、ライターを始めた翌月から直接契約の案件に応募しました。

直接契約にチャレンジしてみたいと思ったきっかけは、X(旧Twitter)でフォローしていたWebライターの方々の投稿を見たことです。

ライターを始めた頃から情報収集とモチベーションアップのためにXのアカウントを作っており、他のライターさんの投稿を見たり、コミュニケーションをとったりしていました。そこで感じたのは自分よりも実績がたくさんあって稼いでいる人は直接契約をしている人が多いということでした。

「初心者の私が直接契約なんて…」という固定概念があり、最初のうちはなかなかクラウドワークス以外の案件探しに挑戦できませんでした。

しかし、Xでいろんなライターさんの投稿を見ていくうちに「単価を上げるためにも直接契約に挑戦したい」と思うようになって案件探しを始めました。

ちなみに今でも印象に残っているのは「単価1円は初心者でも目指せる。どこでどんな案件を見つけるか、どんなクライアントさんに出会えるかがポイント」という言葉です。
これを見て「私も直接契約に挑戦してみよう」と決意しました。

初めての直接契約で単価1.2円

初めての直接契約で単価1.2円

直接契約をする際はさまざまな方法がありますが、私が最初に挑戦した時はXを活用しました。

普段から情報収集などで使用していたので、手が出しやすかったのと検索してみたら思っていたよりも多くの案件があったのが理由です。

Xの検索機能で「Webライター募集」「ライター募集」のように検索すると案件を募集している方の投稿が出てきます。

クラウドワークスのようにフォーマットがある訳ではないので、投稿を見ただけでは単価がわからなかったり、詳細が載っていなかったりすることもありますが、少しでも興味があったら、すぐにDMで連絡をしていました。

クラウドワークスでは単価1円で5,000文字の案件でも、実際の収入は手数料が引かれてしまって5,000円以下になってしまうことが多々ありました。しかし、実際に初めてXで直接契約をした時には、単価1.2円の案件をいただくことができました。

応募するときの工夫

案件に応募するときに特に心がけていたことはなるべく早く連絡をすることです。クライアントさんによっては急ぎでライターを探しているケースもあるため、気になった案件はすぐに応募するようにしていました。

また、直接契約は信頼関係が大切です。応募前にクライアントさんの過去の発信やプロフィールなどを見て、信頼できるクライアントさんかどうかを確認するようにしていました。

あまり明確な判断基準はないですが、これまでの経験を活かして最近は以下のような点で判断しています。

  • 普段の発信内容
  • プロフィール
  • 募集内容

例えば、普段の発信内容でマイナスな発信が多かったり、仕事に対する意見が自分と大きく異なったりしていないかなどです。案件を進めていく上で、この方ならお互いスムーズに仕事ができそうと思えるかどうかを考えて応募していました。

Xのアカウント運用の工夫

私は応募前にクライアントさんの発信やプロフィールを見ていましたが、クライアントさんもライターを採用する際に普段の発信内容やプロフィールを見て判断しています

そのため、応募する際は、プライベートのアカウントをそのまま使用するのではなく、ライター用のアカウントから応募するのがおすすめです

また、これも他のライターさんの投稿で学んだものですが、ライター用のアカウントでは「初心者アピールをしない」「マイナスな発信をしない」などに注意していました。

逆に「今日はこんな仕事をした」「クライアントさんからこんな言葉をいただいた」といった仕事に関する詳細や嬉しかったことを発信していくと、アカウントからどのような人物なのかがわかりやすくなるのでおすすめです。

まずはやってみる!

正直、最初のうちは「納品しても支払いがなかったらどうしよう」「採用されなかったらどうしよう」といった不安はありました。

でも不安に思っていても実績が増えたり、単価が上がったりすることはないので「まずは1件だけ挑戦してみよう」という気持ちでやってみると挑戦しやすいかもしれません。

また、支払いに関しては時期やクライアントさんにもよりますが最初から3〜5本も依頼をいただくケースは少ない(まずは1本書いたものを見てその後の依頼を判断するケースが多い)ので、1回で何万円も損をしてしまうケースは低いと思います。

実際に2年以上、色々なクライアントさんと契約しましたが、支払いがされなかったのは1件(約3,000円)だけでした。しかも、これは直接契約を始めたばかりの頃で、最近はありがたいことに、直接契約で長くお付き合いいただいているクライアントさんがほとんどです。

ぜひ、直接契約をするかどうか迷っている方は、Xで案件を探してみてください。

初心者ライターでも案件探しを工夫すれば、単価1円は目指せます!

この記事を書いたライター

執筆者

なつ

小さい頃の夢は推理小説家。文章を書くのが好きでwebライターに。スキンケアブランドの企画・ディレクションをしながら副業でwebライターやディレクターをしています。最近は美容の知識を深めるため「コスメマイスター」と「薬機法管理者」の資...

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