ライターに必要なPCのスペックはそこまで高くない!
PCのスペックといっても、なにを基準にPCを選んでいいのか、わかりにくいですよね。
PCの価格は決して安くはありませんし、適当に選んで後悔したくない気持ちから余計に悩んでしまうんですよね。
用途が明確に決まっていて、PCの構成されているパーツを少しだけ理解していれば、過剰スペックになることもありませんし、PCを選ぶ基準もある程度絞り込みができます。
実はライター業務の主な用途である執筆作業や、アイキャッチなどの画像作成程度であれば比較的値段の安いエントリーモデルのPCでも問題なく作業ができます。
もう少し掘り下げて、ライター業で必要なスペックはどの程度なのか解説していきます。
ノートPCとデスクトップPCどっちがいいの?
作業環境を変えて執筆作業をしたい方や、PCの設置スペースの確保が難しい場合はノートPCがおすすめです。
ノートPCをおすすめしておきながら私はデスクトップ派です(笑)。PCに拡張性を求めたり、周辺機器を自分好みにそろえたい場合はデスクトップがいいかなと思います。
ただ、デスクトップPCの場合は設置場所の問題があるのが難点ですが、最近はミニPCというコンパクトなデスクトップ型のPCも人気です。
ミニPCは置き場所に困ることもありませんし、拡張性も十分にあるので要件が当てはまるのであれば検討してみてもいいですね。
ノートPCでもデスクトップでも自分の作業環境に合わせて選ぶのがベストだと思います。
WindowsとMacはどちらがいいの?
動画作成や編集などを活用される方ならMacをおすすめしますが、今回はライター向けなのでWindowsとMacのシェアを考えるとWindowsを選んでおけば問題ないです。
外部とのやり取りをする場合に、ファイルやアプリの互換性などを考えるとWindowsであれば難しいことを考える必要がないのでスムーズかなと思います。
それと、価格帯も全体的にMacのほうが高い傾向があります。価格が高いだけあって、スペックも優秀ですが、ライター業務に目線を合わせればWindowsで十分だと思います。
CPUのおおよその性能を知るためのチェックポイントは?
CPUというのは簡単に説明すると、人間でいうと脳の部分ですね。プログラムを処理するパーツです。
PCのスペック表にCPUの型番が必ず書いてありますが、型番でおおよそのCPUの性能がチェックできるので簡単に説明しますね。
CPUはほとんどの場合、Intel製かAMD製のどちらかが搭載されていて、表記でいうとcore i5、core i7などがintel製です。Ryzen5、Ryzen7などの表記の場合はAMD製のCPUが搭載されています。
この両社とも表記の一番後ろの数字がグレードで、数字が大きくなるほど高グレードとなっています。その後に続く4桁から5桁の数字で世代などを確認できます。
詳しく書いてしまうと長くなってしまうので簡潔に説明すると、数字が大きければ基本的には性能が高いという判断で問題ないです。
ライター業務でよく利用するアプリのZoomだと、PCへの要求スペックはcore i3以上なので家電量販店やPC専門店のcore i3を搭載しているエントリーモデルでも快適に動作します。
CPUの性能が高いことに越したことはありませんが、AI生成や動画編集など必要がない場合は古いCPUでなければさほど問題ではないといっていいでしょう。
ストレージはSSDが必須!容量はどのくらいがいい?
ストレージというのは記憶装置のことで、システムやデータを保存するパーツです。ちょっと前までハードディスクが多かったのですが、最近はSSDが主流となっています。
PCはデータの読み出しや書き込み速度も重要で、わかりやすく説明するとPCの起動時間もデータを読みだしている状態なので、起動時間にも影響してくるパーツです。
PCの保存しているデータやアプリに関しても、ストレージから読み書きしているのでアプリの立ち上がりやファイルの転送など、意外にも処理速度に影響してくるパーツとなっています。
ハードディスクは安価で耐久性に優れていますが、SSDは読み書きが比較にならないほど速いのでSSDがおすすめです。
安いモデルや中古PCの場合、ストレージがハードディスクの場合があるのでよく確認してみましょう。容量は128GBからありますが、256GB以上がおすすめです。容量をPC上で確認してみるとWindowsのシステムに格納するため、使える容量は表記よりも少なくなります。
多ければ多いほど容量を気にする必要がなくなりますが、どうしても足りない場合は手軽に使える外付けSSDが販売されているので、こちらを活用してもいいですね。
ストレージとメモリって何が違うの?
PCにはストレージとは別に、メモリというRAMと呼ばれるパーツがあります。データを記憶するといった役割としては近いのですが、メモリは一時的なデータを記憶するパーツです。
例えると、ストレージが本棚のような役割で、メモリは本を読むための机のような役割をしています。メモリの容量は机の大きさと例えられることが多いです。
机が大きくなると広げられる本の数が増えるので、本棚からわざわざ出し入れする手間もないので効率的に作業ができるということです。
本題に戻りますが、ライター業務においてPCのメモリの容量はどのくらいがいいのかというと、いくつか同時にタブを開いて作業する程度であれば、8GBあれば問題ないです。
ライターが使うPCはコスパ優先でも問題なく作業ができる!
PC選びで悩むことは多いと思いますが、パーツの役割と選ぶ基準が見えてくると、そこまで難しくないと感じませんか?
必要なスペックが見えてくると、選べるPCの価格帯も見えてきますし、思ったよりもコスパがいいかも?と思えるかもしれませんね。
あとは、同じスペックで自分の好みのモニターやキーボードで決めていくというのがいいと思います!
私は最近PCを新調したのですが、スペックを考えるとメーカー製のPCを買うよりも自分で組み立てたほうが不満がないので各パーツを購入して組み立てました。
ライターとして使用するだけではなく、ゲームも好きなので最終的にはゲーミングPCになりましたが、ゲームもライター活動も大変満足しています。
自作PCは敷居が高いイメージですが、動画サイトなどでも紹介していて、自作はそこまで難しくなさそうと感じる人もいると思います。興味がある方はチャレンジしてはいかがでしょうか?
PCを新調しなくても知っておいて損はないおすすめツール!
最後に、PCを新調する予定はないけどPCをもっと活用したい方向けに便利なツールの紹介をさせていただこうと思います!
Anthropic社が開発したAIアシスタントです。使い心地はChatGPTのような感覚で使えますし、利用回数に制限がないので使いやすいです。
サイト名の通りなんですが、連想できる類義語を検索したいときに便利です。言い回しや表現が思いつかないときに私は検索したりします。
GoogleChromeの拡張機能ですが、タブをいっぱい開く場合におすすめの拡張機能です。タブをまとめてリストとして整理できるのでPCのメモリ使用率も削減できます。
・Enno
文章の誤字脱字などをチェックしてくれるツールです。アカウント登録が不要で利用できるのでおすすめです。最終チェックは必要ですが、工数削減に便利です。
上記のツールは、サイト上で使うツールになっています。ダウンロードする必要もありませんので気に入ったらブックマークをして活用してみてください。
この記事を書いたライター
7c
工業系エンジニアとして働く副業ライター。休業をきっかけにブログ執筆活動を開始し、復帰後本業に専念するために一時休止するもWebライターとして活動再開。ものづくりや自動車や工具、ゲームやガジェットなどの「心が躍る」瞬間への探求心が強...