SNSに大切なセルフブランディング
セルフブランディングという言葉を聞いたことはありますか?
自分の特徴を売り出すためのマーケティング戦略の1つの方法です。
なんとなく見よう見まねでSNSの自分のアカウントを作っても、仕事上のメリットは得られません。効果的なマーケティング戦略を取り入れることで、新しい人脈や仕事のご縁を得ることができます。
SNSでは、ライターの仕事の募集を見つけたり、スカウトや紹介が来ることもあります。そのためにしっかりとセルフブランディングを研究して、自分をアピールしていきましょう!
セルフブランディングには、まず自分の得意なこと、苦手なこと、他者との差別化を図り、アピールできる要素を探します。自分を売り出すためには、誰よりも自分自身について理解しておく必要があります。
なぜなら、「あなたは何者で、何ができるのか?」という市場の疑問に、的確に答え続けなければいけないからです。
Webライターなら、自分の専門をまず明確にしてみましょう。得意なジャンルと苦手なジャンル、いままでの実績や経験などから、自分のウリを見つけていきます。
これらはセルフブランディングの核となる部分です。一貫性を持たせてアピールすることで、徐々に自分の認知度を上げていきましょう。
例えば、私の場合…
- 専門はスピリチュアル・占い。
- 肩書きもわかりやすく、スピリチュアルライターにしている。
- 得意ジャンルは占い、観光、漫画など。社会文化的なジャンル。
- 苦手なジャンルは、金融や経済、ビジネス関係などの数字関係と車、医療的な知識が必要なもの。
自分の強みを探しにくいと思ったら、このように自分の好きなことやもの、苦手なもの、何に興味があるか、何に知識があるかというような視点で自分を掘り下げてみてください。セルフブランディングに必要な自分の強みが見えてくるはずです。
ライターがSNSを使うメリット
ライターがSNSを使うメリットは3つあります。
1つ目、SNSは「人に読まれやすい文章を書く」練習になること。
そもそも、多くの読者は長い文章をそんなに好みません。ライターを目指すほど文章が好きな私たちとは違い、たいていの読者は一瞬で理解できる文章にしか目を通さないでしょう。
SNSはどのツールであれ、基本的に短い文章をつけて投稿します。決まっている文字数で、いかにわかりやすく読まれる文章を作れるかによってインプレッション数(投稿が表示された数)も、いいねなどの反応も変わってくるので、簡潔で的確な文章を書くための最適な練習となります。
2つ目、SNSで「ライターの仲間ができる」こと。
フリーランスは孤独な仕事です。ネットがあれば誰とも顔を合わせないまま仕事が終わることも…。それは精神衛生上よろしくありませんね。
そこで、他のライターのアカウントをフォローしたり、ブロガーさんをフォローしたりしてつながりをつくって交流してみましょう。わからないことや悩みを共有したり、アドバイスをしあったりするとモチベーションの維持にもつながります。ライター業をだれかと一緒に楽しんでみましょう!
3つ目、SNSで「自分の文章が拡散される」こと。
ブログやWebサイトとSNSを組み合わせることによって、自分が書いた文章が拡散されやすくなり、多くの人の目に止まります。
ライターでブログを書いている人は多いと思います。SEOを意識した記事が書けたとしても、検索上位はなかなか難しい…けれども、SNSなら簡単に拡散されて多くの人に読まれます。
例えば、Web検索をするときは調べたいものがあるから、という場合が多いです。あなたのブログのなかにユーザーの知りたいことがなければ検索表示されることはありません。
しかしSNSは、「暇つぶし」で使う人が多いですよね?なんとなくSNSを見ていると面白そうな投稿が流れてきて、ついリンクやプロフィールをチェックし、いつのまにか時間が過ぎている…という経験があると思います。SNSは、最初はあなたのことを知らない人たちにも、興味をもって見てもらいやすいのです。
以上、ライターがSNSを使うメリット3つを挙げましたが、さらには、文章を見てもらう機会が増えて信頼度が上がったり、色々な人と交流を持つことで仕事のチャンスにつながる場合もあるでしょう。
仕事につながる投稿内容〜わたしが意識していること
SNSで仕事をゲットしたいと誰もが思っていることでしょう。もちろん私もそう考えて日々SNSを発信しています。
そこであくまで一例ですが、具体的にわたしがSNS投稿時に意識していることを書いていきたいと思います。
1つ目は、自分の専門分野、または得意ジャンルについて投稿することです。
自分の得意なこと、好きなことの知識を集めるのは楽しいし、あとにも書きますが継続がしやすいです。わかりやすく、「自分が書けること」をアピールできますし、知識や経験があることの根拠にもなるでしょう。
同じ分野で他に投稿している人の投稿内容をチェックしてみてください。そこから、自分が差別化できることや、反応が多い投稿内容を参考に、自分にしかできない投稿を考えることができればバッチリです。
2つ目は、できれば毎日継続して投稿をすることを目標にしています。
これはけっこう難しいのですが、できるだけ継続して更新することで自分が生身の人間であることを証明できますし、「いま」ライターとして活動していることもわかります。
ネットの情報は本とはちがい、「鮮度が命!」ですので、毎日新鮮な自分の投稿を発信しましょう。
3つ目は、積極的な交流をすることです。
他のアカウントさんと積極的に交流するようにしています。挨拶や、いいねをつけたり、引用してみたり…。DM(ダイレクトメッセージ)を開放すればスカウトが来ることもあります。
わたしにはそこまでの勇気がまだないのですが、自ら企業やメディアに営業をかける方もいるようです。実績とともに自分からどんどんアピールすることで、仕事のチャンスは広がります。
SNSをブログやWebサイトと合わせるとより効果的
もし、収入や時間に余裕があるのであれば、SNSといっしょにブログやWebサイトを開設することをおすすめします。
自分のブログやWebサイト自体が実績になりますし、文章の雰囲気がわかります。SEOライティングや、マーケティングの知識や経験を身につけることができて、ライターとしてのキャリアアップにもつながるでしょう。
ブログやWebサイトをSNSで拡散することもでき、自分を知ってもらう方法が広がります。ブログでアフェリエイトを始めれば、ライターの不安定な収入を支えることも可能です。
「読者にとって有益な情報をブログで(文章で)提供できる」ライターは価値が高いです。最初はなかなか思うような結果が出ないかもしれませんが、経験を摘み重ねることで、大きな財産となっていくことでしょう。
SNSで自分を知ってもらい、仕事につなげよう!
SNSの投稿やプロフィールにセルフブランディングを活用することで、あなたがどんな仕事をしていて、どんなことを得意としているのか、などの情報が多くの人に届きます。
セルフブランディングがしっかり計画されているアカウントは目に止まりやすく、継続して運用することでフォロワーも早い段階で増えていきます。それを見て仕事の依頼が来ることもあるでしょう。
さらに、セルフブランディングを活かしてSNSを運用することは、ライターとしてさらなるスキルアップにもつながります。ブログやWebサイトのSEO対策にもなり、信頼度も上がります。
また、SNS運用やマーケティングの技術を求めているクライアントもたくさんいるのでニーズも多く、仕事に結びつく可能性が広がります。
もちろん、SNSの積極的な運用は言うは易し、行うは難しです。しかし、トライすることが大事。試行錯誤していくその過程が、なによりも自分を成長させてくれると思います。失敗して終わりではなく、「どうすれば改善できるのか」を考えていくことになるからです。
ぜひみなさんも挑戦してみてくださいね!
この記事を書いたライター
潮
占いも得意なスピリチュアルライター。発達障害かと思いきや、単に言語特化型ギフテッドだったので特技を活かして専業Webライターを目指しています。趣味は読書(特に外国文学)と外国語習得です。占術は霊感タロットとオラクルカードで、18歳の...