プロフィールについて教えてください
スピリチュアルライターの潮と申します!
18歳のときに、自分の心の問題を解決したくて占いの勉強を始めました。高校と大学では英語圏とアジア圏の文化や言語、思想、宗教、文学、社会学を研究していました。なので文化系全般のライティングが得意です。
占い・スピリチュアル系と旅行・観光系記事を得意ジャンルにしています。語学もいくつかできるので、外国語の参考資料から日本語で文章を作ることもできます!
子どもの頃は典型的な「文学少女」。ひたすら、勉強と読書に勤しむ学生時代だったので、数学と体育が苦手でした。家族関係は父親のアルコールと男尊女卑を中心に荒れていて、典型的な機能不全家族。私は常にヤングケアラーと勉強を両立していました。
最初は「女に学問なんかいらない」といっていた父。学校に行きたいと泣いて説得する私を酒の肴にして、高校も大学も就職も制限し、自分が認めた学校に私が合格しても「馬鹿学校」「その程度で良い気になるな」と言い出し始めます。
妹は不登校で母親はそちらを甘やかすことに必死でした。学校が都会にあったので、祖母の自宅に居候していましたが、毎日祖母からも暴言を受けていました。
家族の期待に答えるために、家事も全部こなし、勉強も塾に行かず自力で、部活も掛け持ち。そのような状況から少しでも心を逃がすために、私は一日一冊は外国文学を読んでいました。
大学生のときに精神科の病院にかかり、実家で静養となりました。私は寝たきりの生活になりましたが、祖母の介護、親の代わりに家族全員の家事をさせられていて…。ぜんぜん寝ていられません。
毎日、病気になったことを責められながら、生きていることをあざ笑われながら暮らしていました。
地元でおきたとある事件をきっかけに「このまま死んだらまずい」と思い直し、心理学の勉強とスピリチュアルな考え方を寄せ集めてなんとか自分を癒やすことができました。
その後、家族と絶縁して2022年に友人を頼って埼玉県に逃げてきました。
支援を受けながら社会復帰を目指して、Webライターとしての活動をしています。自分のペースでゆっくりと毎日安定した生活を継続的に守り、いまではすっかり病気も治りました。
2024年でライター3年生です。どうぞ、よろしくお願いいたします!
ライターをめざしたきっかけはなんですか?
前述のことがあり、一時期ものすごく体調が悪化していました。日本語を理解できなくなったことも…。
そんな中でも学生時代からずっと文章が好きで、離れることがありませんでした。
書くことも得意だったので、体調が少し回復してから、ダメ元で翻訳とあらすじのライティングに挑戦したのです。
ライティングは3か月しかできなかったのですが、継続して依頼を頂いていました。その時は家族に存在も否定される毎日で、自分には生きてて良い理由はないと思いこんでいました。しかし納品のたびに文章を褒めていただいて、「自分にもできることがある」と気づいたのです。
またIQの検査をしたときに言語ギフテッドであることがわかったので、自分の能力を活かせる仕事がしたいと考えました。
現在のライターとしての仕事内容や働き方を教えてください
普段は、X、Instagram、Threads、Bluesky、noteなど各種SNSでスピリチュアルや占いでポジティブになれるメッセージを発信しています。ご覧いただければ幸いです!
ライターとしての収入はクラウドソーシングサイトに登録して受けたお仕事から頂いています。
日中は職業訓練にも通い、そこでもライティング業務などを担当していました。社会的には無職でしたが、このたび職業訓練を卒業することになりました。アルバイトをしながら副業ライターとして、生計を立てていくつもりです。
ゆくゆくは、Webライターだけで自立した生活ができたらと考えています。
ライターの大変なところ、きついところはどんなところですか?
書くためにまとまった時間が必要なところだと思います。
私はエンジンがかかるまでの時間が長いので、時間のバランスが取りにくく、苦労しました。一人で集中して取り組むために、時間が夜遅くになって、睡眠リズムが崩れることもあって反省しています。
対策として、タイマーを使って区切ったり、音楽をかけたりなど工夫しています。
また、実績がないと信頼されにくいこと、初心者をねらった詐欺や単価の低い仕事が多くそういった案件のスカウトを受けるところも厳しい部分だと思います。
きつい時はどんな風に乗り越えましたか?
集中できない期間は、クライアント様に正直に話して、ライター業をお休みしていました。
その間は自分のSNSに投稿したり、職業訓練に集中したりと、「スキルアップの勉強時間」ということで前向きに捉えて過ごしていました。
天候や不測の事態で調子が崩れることも当然あるので、鬱の経験から無理しすぎないように休むことをためらわないようにしています。
また、詐欺スカウトに対しては、法律について勉強したりビジネス敬語できちんと説明を求めたりするなど、言いなりにならないようにしっかり主張しています。
色々な案件を観察して、高い評価がついていても詐欺ということもあるので、案件が獲得できるかは運だと思って割り切っています。
慣れてくれば「コピペ」のような案件や「SNSへの誘導は詐欺かな」だとか見抜けるようになってくるので、いろいろな案件を観察することも勉強になるのではないでしょうか。
ライターとしてのスキルアップするために何をしている?
ライターにとってはすべての経験がスキルアップにつながるので、経験が無駄になることがありません。
私は学ぶことが何でも好きなので、語学学習、コーディング、ブログ、読書、ドラマやアニメなど多趣味を活かしてライティングをしています。
また職業訓練でも動画編集や画像編集、データ入力を学びました。そちらの才能はあまりないのですが占いの動画を作って配信するなどたまにやっています。
人気が出るような動画が作れなくても、テロップ入れなどはできるようになったので、文字起こしなどで今後スキルを活かしていく予定です。
html、WordPressも学習したので、多少勝手がわかります。AIも無料版で遊んでいたのでお仕事でも「使って書いてほしい」という依頼が最近は増えているため、応募のチャンスがあります。それだけでもずいぶん自信がつきます。
ただ知識ばっかりで社会経験が少ないことにコンプレックスが…。アルバイトをして経験を積んでいきたいと思います。
仕事のやりがい、楽しいところはなんですか?
未経験分野でも仕事を任せていただけるので、新しい知識を学ぶことが楽しいです。
専門的な資格を持っているほうが、信頼される風潮がありますが、なかには安く書いてほしいというクライアント様もいます。メッセージや文章のやり取りのなかで信頼されるようにがんばればいいので、恐れずにお声かけさせていただいています。
また文章を褒められると、とても嬉しいです。文章には型がありますが、同じ型でもそれぞれ個人の文章は違う、と私は考えています。
それは良いとか悪いとか、上手とか下手ではなくて、好みの問題だと思うので、喜んでいただけると安堵します。もし気に入ってもらえなくても、相性だと思うので落ち込んだりはしません。たまに、何を書いてほしいのかよくわからない募集もありますし。
ライターとクライアント様が対等な関係でいられるのは、自分にすごく合っていると感じます。
ライターとしての目標ややりたいことがあったら教えてください
ライターとしての目標は、「読みやすくわかりやすく楽しい」文章を書くことです。
じつは、憧れのライターの先輩がいます!
いちばん最初にWebライターとして仕事をしたときは単価の低さに挫折していました。しかしその人といっしょにお仕事をする中で、Webライターの生活の仕方といったリアルなお話なども聞いてもう一度ライターを目指すことにしました。
また、ネット上にある文章の流行が、知識から個人の経験や体験の共有へと移ってきています。今後ますます個性的な文章の価値が高まると予想しています。自分にしか書けない、そういう文章を極めていきたいです。
あとは、正しい英語でWebライティングができるようになりたいです。文章自体は書けますが、ネイティブではないので…。
外国語系のライティングができるように、今は3ヵ国語を勉強していますが、もっと増やして自分の強みにしたいです。
どうやってライターになったの?〜nonさん編〜
ライターとして活躍されている方々はどうやってライターというお仕事に就いたのか?今回は、副業ライターのnonさんにインタビューしました!
この記事を書いたライター
潮
占いも得意なスピリチュアルライター。発達障害かと思いきや、単に言語特化型ギフテッドだったので特技を活かして専業Webライターを目指しています。趣味は読書(特に外国文学)と外国語習得です。占術は霊感タロットとオラクルカードで、18歳の...