プロフィールについて教えてください
現在Webコンサル会社に勤めながら、副業でWebライターやWebデザインの仕事をしています。
趣味はマリンスポーツと旅行、友人たちや家族とお酒を飲むことです。
ライターをめざしたきっかけはなんですか?
前職を退職する時、次の仕事を探すにあたって自分には資格やスキルがこれといってないことに気づきました。
ネットで調べるうちにやってみようかなとチャレンジしたのが、ライティングです。文章を書くことに特に抵抗感はなく、むしろ面白そうだと感じ、ライティングの能力検定があることも知りすぐに勉強を始めました。
ライターをめざしたというか、すぐに始められそうだと思ってやってみたという感じです。
ライターになるために、まず始めたことはなんですか?
以下の3つです。
- 短期間の通信講座
- 専用の動画、本の購入
- ライター以外のスキルを1つ学ぶ
短期間の通信講座
当初、通信講座は全く興味がなく受けるつもりがありませんでした。
しかしWebライティングについて調べていると、資格についての説明が検索上位に表示されており、資格勉強をすれば、基礎もわかり検定も受験できて一石二鳥と考え、検定用通信講座を受講しました。
3か月や半年間、1年間とコースが複数あったのですが、ライティングが自分に向いているのかわからず、試しにということもあり一番短い3か月コースを選択。
一番短いコースでも基礎知識やライターとしての心構え、ルールなどしっかりと学ぶことができ、付け焼き刃な内容ではなくとても助かりました。
Webライター専門の動画・本を購入
通信講座と並行して動画や本も購入して勉強しました。
購入した動画の講師が、私にとってわかりやすい方であれば、同じ講師の方が出している別の動画を購入し学ぶというスタンスを、満足するまで継続。
また上記の動画内で紹介されたおすすめの本やYouTubeは必ず拝見します。
ライター以外のスキルを1つ学ぶ
ライターになるための勉強を始めてすぐに、ライター1本で稼ぐことは難しいということを知り、Adobe Illustratorの勉強も並行して進めました。
ライターのプラスアルファのスキルとしてあった方が良いスキルは、多種多様にあります。
その中で選んだAdobe Illustratorは一度も触ったことがなく、「聞いたことはあるけど何に使うんだろ?」という無知識状態だったのですが、知っていくうちに一番面白そうだなと感じ始めた次第です。
今では記事に必要なサムネイルや挿絵の作製、Web広告バナーの作製などの仕事につながっています。
現在のお仕事スタイルにつながった経緯を教えてください
副業を探していたというよりは、前職を辞めた後Webライターの勉強をしながらライターにつながる仕事を探していました。
そして初心者OKのライターを募集する会社を見つけ無事合格、現在のWebコンサル会社へ入社。ただ、もっとライティングのスキルを上げたく、会社を続けながらできることとして、クラウドソーシングやX(旧Twitter)で「業務委託」に絞って検索し続けました。
ご縁あって、得意分野の旅行や海に関した記事を執筆できるチャンスをいただき、Webコンサル会社で働きながら個人でWebライターとして活動するという、現在の環境に至ります。
ちなみにnonのざっくりとした1週間のタイムスケジュールです。
〈平日〉
朝:30分〜1時間ほど執筆
日中:フルタイムでWebコンサルの会社勤務
夜:1〜2時間ほど執筆
〈土曜日〉
5時間ほど執筆やライティング・Webデザインに関する勉強
〈日曜日〉
完全オフ
※土曜日予定が入った時は日曜日に稼働
ライターの大変なところ、きついところはどんなところですか?
業務委託のライターとしてになりますが、以下の3つです。
- フィードバックがない
- 基本1人での作業
- 時間の管理
フィードバックがない
一番大変さを感じるのは、しっかりとしたフィードバックがないところです。
お付き合いする担当者や会社の社風によるとは思いますが、外注なので踏み込んだ振り返り等は少ないです。
そのため本当にこの構成で良かったのか、物足りないところはなかったのか、力を入れてほしい訴求は何か、常に自発的なコミュニケーションと、自身のみでの振り返りが必要になります。
特に自分の執筆した記事の掲載後すぐに、納品時と変わっている箇所を確認し、もし修正されている箇所があればどのように修正・表現されているのかなど、隈なくチェック。
自発的にやっているだけなので、振り返り作業もやめようと思えばすぐやめることができます。誰かに求められている内容ではないけれども、根気強く続けていく、地道だからこそきついところです。
基本1人での作業
その場で声を掛け合う仲間がいないというところも少々きついです。
会社勤めやチーム作業であれば、うまく進まないことや、新しいアイディアや提案など刺激が生まれます。
ただ業務委託のライターは基本一人で作業を行い、困ったこともネットや本で解消していく方法がほとんど。10年以上接客・営業をチームで行っていた身としては少々堪えることがあります。
私にとってのデメリットであって、あまり人と関わらずに1人で黙々と作業することが好きな方にとっては、とてもメリットになるところですね。
時間の管理
納期までにどのようなスケジュールで執筆するかを決め、しっかりとそれに沿って進めていかなければならないところです。
一見当たり前のように感じますが、本業が別にあり、リマインドもスマホやPCからのみとなると、スケジュール通りにならないことが多々あります。
特に私の場合、フリーランスを目指さない方がいいのではないかと時折思ってしまうほど、時間の管理が下手です。
友人の誘いを断りきれず、結局翌日早朝に起きて夜の分を取り返す、という時は特にきついです(笑)。
きつい時はどんな風に乗り越えましたか?
私が自分に合っているなと思うきつい時の解消策は、以下の2つです。
- 自発的なコミュニケーション
- SNSを見過ぎない
自発的なコミュニケーション
上記でも触れましたが、クライアントとの自発的なコミュニケーションを心がけています。
自発的になることで良質な関係につながりやすく、1人作業という環境も少し楽に感じます。
また私のライター用アカウントのSNSで良い配信を見つけたらすぐに取り入れてみたり、コメントしてやり取りしてみたりすることが、足踏みする自分の背中を押してくれます。
SNSを見過ぎない
上記と真逆になってしまいますが、時間によってはプロのすごい方ばかりのタイムラインが流れてくることがあり、「まだがんばらなきゃ」「もっと勉強しなきゃ」と追い込んでしまうクセがあります。
もちろんインプットできる状態であればたくさん吸収しますが、吸収できず心労につながるようであればSNSは一旦中止。
スマホを遠くに置いて、読みかけの本や雑誌を読んだり、外に出て散歩をしたり、リフレッシュするようにしています。
仕事のやりがい、楽しいところはなんですか?
本来調べないであろうジャンルや内容を調べ、常に知識を入れることができること。そしてその得た知識をたくさんの人へ発信できるというところです。
また、クライアントから、私の書いた記事の数値が良いことなどを聞くともっと良質な記事を書こうと、一気にモチベーションが上がり、やりがいも感じます。
会社にいるといろんなタスクが下りてきて、1つ1つの記事に向き合う時間が少ないです。
しかし業務委託の場合は自分を売り込んでとった仕事なので、丁寧な記事作成はもちろん、記事の反応や結果の良し悪しをしっかりと気にするようになります。
常に自己成長につながることばかりで、とてもやりがいと楽しさを感じられる仕事です。
ライターとしての目標ややりたい事があれば教えてください
目標は独立して好きな離島を周りながら執筆活動をしていくこと。
直近の目標としては、調査力やライティング力を上げ、教育や環境問題などへ執筆分野の幅を広げることです。
この記事を書いたライター
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マリンスポーツをメインとしたWebライター。海とお酒と旅行が大好物です。長年培ってきた接客マインドを武器に、文章の先にある「ありがとう」を求めて日々楽しみながら執筆してます。