プロフィールに付いて教えてください
2024年現在、45歳の男性です。これまでに接客業と営業職を経験。
接客業では、車用品の販売店での接客と整備などの取り付け作業を行っていました。営業職は撮影スタジオの営業で、印刷会社やデザイナーがいるような会社へ飛び込み営業し、スケジュール管理や料金交渉などをしていました。
現在のライターとしての仕事内容や働き方を教えてください
クラウドソーシングやSNSで案件を探して活動し、特にジャンルを絞らずに興味のある内容の案件に挑戦しています。
キーワードをもとに自分でリサーチして記事を書く案件から体験談や文字起こしまで幅広い分野の案件を受けるようにしています。
ライターを目指したきっかけはなんですか?
本業である営業をしながらできる副業を探したのがきっかけです。
撮影スタジオでの仕事は夜遅くなることも多くありました。特に大型の撮影案件が動くと現場に入ることもあり、拘束時間も長くなりました。そんな中で始められる副業を探していたところ、ライターという仕事に辿り着きました。
もともと文章を考えることが好きだったのと資格がなくても始められるので、副業として始めることにしました。
ライターになるために、まず始めたことはなんですか?
ライターに必要なスキル、知識を学びました。資格や免許がなくて始められると言っても、ライターに必要な技術や案件を探す方法などもわからなかったので、ライターになるにはどうしたらいいのかを調べることから始めました。
スクールに通ってライティングを学ぶのと教材などを使って自分で勉強する方法がありましたが、私は時間的にもスクールに通う余裕がなかったので独学で勉強しました。
現在のお仕事スタイルにつながった経緯を教えてください
営業の仕事を続けながら副業としてライターをやるつもりでいたのですが、続けていくはずの本業の方で色々あって会社を辞めました。
揉めたわけではないのですが、会社のさまざまなことが変わるタイミングだったので「じゃ、辞めるか」と結構軽い感じで辞めてしまいました。そのせいで今が大変なので、転職を考えている人はタイミングは本当に大事です。
今はライターを中心にしながらアルバイトなどをしています。クラウドソーシングはライティングの勉強をしている中で知りました。
初心者向けの案件も多くあるので、経験を積むのと共に実績作りにもなります。また、案件の種類も多いので自分の興味や得意分野を知ることもできるので使っています。
SNSでは「ライター募集」と検索すると数多くの人が情報を発信しています。個人の依頼から企業の案件もあり、すぐに継続的な仕事につながる案件もあります。
ある程度の経験があるライターを前提にしている案件は、専門用語が使われていたりするので、クラウドソーシングに比べ案件の内容や条件がわかりづらいこともあります。SNSの案件は料金や条件面で交渉が必要になってくる場合もあるので、とりあえず連絡を送るのではなく、詳細を確認しながら応募しています。
ライターの大変なところ、きついところはどんなところですか?
やはり、産みの苦しみというか、書けない時は苦しいです。特に締め切りが迫っている時は、書き出した文章がしっくりはまらなかったり、そもそも何も浮かばない時は苦しいですね。
きつい時はどんな風に乗り越えましたか?
とりあえず動いてみます。しっくりくる文章が浮かんでくるまで書いてみる。同じような文章を違う表現で書いてみたり、全然違うことを書いたりします。また、書く内容が自分の中で固まっていないのだとしたら調べ直してみて書く内容を再確認することも。構成自体を換えて書く順番や内容を別物にしたりすることもあります。
書き直して結局、最初の構成に戻ることもありますが、とりあえず書いてみます。
それでダメな時はいったん、書く事から離れます。ゲームとかマンガを読むとか料理をするとかですね。
一旦離れると急に文章を思いつくこともあるのですが、ゲームなど他のことにのめりこみすぎると、思いついたことがまとまらないし、締め切りが迫って余計に苦しむことになります。
仕事のやりがい、楽しいところはなんですか?
自分の書いた文章を読んだ人が評価してくれた時はとてもうれしいし、やりがいを感じます。下調べから時間をかけて書いた文章を読んでもらえただけでもすごくうれしいです。
また、自分の知らなかったことを知ることができるのも楽しいです。それまで詳しくなかったことや知らなかった分野、新しい情報について調べて文章を書いていく中で「なんで今までこんなことを考えなかったのだろう」と気がつくことも。それまで当たり前に考えていたことだけじゃなく、もっと違った見方ができると気づきました。そんな時はとても楽しくなります。
ライターとしての目標ややりたいことがあったら教えてください
まずはライターの仕事でしっかり稼ぎたいです。お金は大事であるに越したことはないと思います。ただ、めちゃくちゃ贅沢したいから稼ぎたいとかではないです。まあ、贅沢もしてみたいですが。
今はまだ書いた文章を読んだ人から「いいね」と言われただけでも満足しています。でもそれだけではなく、自分の文章が誰かに影響を与えられたらいいなと思っています。
それってすごく価値があって素敵なことだと思いますが、同時にすごく怖いことでもありますね。そういうことも忘れずに意識しながら、自分の文章に価値がついて稼げるようになりたいと思っています。
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この記事を書いたライター
市原昌幸
どんな時でもどんな状況でも楽しんで面白がって生きる事が目標。幅広い分野に挑戦していきたい専業Webライターです。これまでにリサーチしての記事を書く事を中心に活動してきました。ひとつの分野に絞ってと言うよりいろいろなことに挑戦してい...