ライターを始める前の下準備
Webライティングを全く初めて行う場合、まず、パソコン・ネット環境・スマートフォンが使えるか確認します。
ネット環境とパソコンはありますか?
チェックポイント
・Webライティング専用のパソコンを持とう
・パソコンは、MacでもWindowsでもOK、Chromebookも意外と使えます
・家の中での作業は光回線やケーブル回線がおすすめ
・外で作業する場合、ポケットWi-Fiかテザリングを使おう
Webライターを始めるにあたって、なくてはならないものがネット環境とパソコンです。これらがないと仕事になりません。
まず、Webライティングで使う専用のパソコンを用意しましょう。家で使ってない中古のパソコンでも大丈夫です。MacでもWindowsでも、どちらでも問題ありません。
Webライターが仕事しやすいパソコンのスペックとしては以下になるでしょう。
- メモリ:8GB以上
- ストレージの容量:128〜256GB以上
- 画面の大きさ:ノートパソコンなら、13〜14インチ・デスクトップなら、20〜29インチ
僕は、Googleが開発したChromebookを使って作業しています。Chrome OS専用で価格が安く、文章作成でGoogleドキュメントをメインに使うライターなら、Chromebookで十分な気がします。
セキュリティー対策もGoogleのOSで対処でき、Chrome OSのサポートも10年あるため安心して使用できるので、サブ機としておすすめです。
ネット環境は、家の中で作業する場合は、光回線かケーブル回線があると便利です。光回線やケーブル回線は、モバイル回線に比べて通信の安定性が高いという特徴があります。
Webライターの仕事はリサーチやクライアントとのやり取り、コンテンツのアップロードなど、安定したネット接続が常に必要です。ケーブル回線や光回線は通信速度が速く、安定した通信を提供してくれます。
さらに通信の速度や安定を求める場合はWi-Fiではなく有線接続を検討してもいいでしょう。
外で作業するときは、テザリングかポケットWi-Fi を使います。公共のフリーWi-Fi は、データ漏洩の恐れがあるため使用は避けましょう。
Googleアカウントを取得しよう
必要なものが揃ったら、Webライターとして専用で使うGoogleアカウントを取得しましょう。
Googleアカウントを取得しよう
パソコンとネット環境が整ったら、Googleアカウントを取得できます。すでにアカウントを持っている方も、できればWebライターとして専用のアカウントを作ることをおすすめします。
Googleアカウントがあればできること
・Googleドキュメント(ワープロソフト)での執筆
・Googleスプレッドシート(表計算ソフト)での情報共有
・Googleドライブ(オンラインストレージサービス)での資料共有
・Gmail(メールサービス)でのクライアントとのやり取り
執筆、情報共有、資料共有、メールでのやりとりは、Webライターの仕事をしていくうえで必要な作業になってきます。
Googleアカウントを作れば、GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートのURLをクライアントと共有して原稿や資料をやり取りしたり、メールを利用したりすることが無料でできるので便利です。
Googleドキュメント・Googleスプレッドシートを使いこなそう
GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートは、クライアントの案件を進めるうえで、ある程度使えないと作業に支障をきたします。
なぜなら、「ツールを使いこなせることが前提」で仕事が進んでいくため、使いこなせないと仕事を1つ仕上げるのにものすごく時間がかかるからです。
普段、仕事でWordやExcelを使っている場合であれば、ここは心配する必要はありませんが、使う頻度が少ない人は手が止まってしまうかもしれません。僕はここでつまずきました。
使い方がわからなければ、使い方を調べて、実際に手を動かしてみるしかありません。僕は、YouTubeで使い方を学習しました。あとは、案件をこなしながら、慣れていきましょう。
クラウドソーシングに登録しよう
Webライターの仕事を始めるために、クラウドソーシングに登録するのがおすすめです。
- クラウドワークス
- ランサーズ
初心者向けの案件が多く、初めての実績作りに多くのライターが使っています。僕は、この2つのクラウドソーシングに登録してからライターの仕事を始めました。ただスタートした頃は、なかなか案件が取れませんでした。
プロフィールを整えて提案文をたくさんクライアントに送ることは、めげそうになるかもしれませんが、ライターを続けるために地道な営業活動が必要です。
文字単価は、最初のうちは文字単価0.5円あたりからスタートします。時給に換算していくととても割に合いませんが、実績がすべての世界なので皆が通る道だと思いここはコツコツやるしかありません。
案件がとれたら、クライアントの要望に沿って仕事をしていきましょう。
案件がとれたら記事を執筆しよう
営業して案件が取れたら、クライアントとのやり取りや実際にライティングの作業に入っていきます。
クライアントとのやり取りが始まります
Webライターは、クラウドソーシングのメール機能、GmailやChatworkなどを使って、仕事のやり取りをクライアントと進めていきます。いわゆる、テキストコミュニケーションです。案件によっては、ZoomやGoogleMeetを使った打ち合わせを行うこともあります。
筆者はクライアントとのやり取りにChatworkを使うことが多いです。Chatworkは、メールアドレスがあれば無料ですぐに登録して使用することができます。
クライアントが使用するツールに合わせる必要があるので、スムーズに連絡のやり取りをしていくためには、使い方を事前に調べておくといいでしょう。
スプレッドシートは案件の進行管理によく使われます
案件の進行管理には前述のGoogleスプレッドシートを使うケースが多くあります。スプレッドシートは、案件の進行管理や構成案のプロット作成などに便利です。
僕は使い方に慣れていなかったため、パソコン関連の使い方を発信しYouTubeのチャンネル登録者数が120万人を越える金子晃之さんのYouTube動画を見て学習するところから始めました。
※参考にしたYouTube動画:Googleスプレッドシート使い方完全入門【完全版】(金子晃之)
実際にライティングをしていきます
SEOライティングの案件の場合、クライアントからキーワードとマニュアルが提供されたら仕事を始めていきます。マニュアルやレギュレーションは必ず守ってください。
マニュアルを守って記事を書いていけば、一定の質を担保できるのでよく読んで作業しましょう。質の高い原稿を納品していくことができれば、クライアントの信用にもつながります。
まとめ
ライターの仕事をしていくうえで、僕が使って役に立ったツールを今回ご紹介しました。
例えば、Googleドキュメントは、Webライターをやっている人なら使わない日がないくらいお馴染みのツールですが、僕は最初このツールを知りませんでした。
使えないと話にならないためとにかく使い方を勉強し、案件をこなしながら覚えていった感じです。どのツールも必要に応じてこれからも勉強していきたいと思っています。
この記事が初心者ライターのお役に立てば嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事を書いたライター
黒川なお
副業Webライター。配送関連の会社に勤務しながら、ライター活動しています。読者ファースト、読者の悩みを解決して、「ありがとう」といってもらえるライターをめざして、日々精進中です。美容や教育関係の記事を主に担当してきました。サウナと...