多様なジャンルをこなせるWebライターのメリット
Webライターの仕事内容は多彩です。得意分野が定まらなければ、多様なジャンルに挑戦すると良いですよ!
Webライターが多様なジャンルをこなすメリットは3つあります。
1. 専門分野以外のジャンルに挑戦できる
2. 自分の専門分野を絞れる
3. ディレクターになったときに役立つ
順番に解説します。
1.専門分野以外のジャンルに挑戦できる
Webライターが多様なジャンルをこなすメリットは、専門分野以外のジャンルにも挑戦できることです。
得意分野や専門分野の案件を応募しても競争率が高かったり、逆に案件がまったくなかったりします。「良い案件が見つからなくて仕事ができない」と落ち込んでしまう経験は、私もよくありました。
しかし多様なジャンルをこなしていれば、応募の範囲が広がり、自分に自信が持てるでしょう。
2.自分の専門分野を絞れる
多様なジャンルをこなすと、自分の専門分野を絞れます。
知らない分野に挑戦するまでは知識が不十分で、不安を感じるかもしれません。しかし、いざ執筆してみて楽しく記事が書けるとわかれば、自信がつくきっかけにもなります!
得意ジャンル以外の案件に挑戦し続けていくうちに「この分野のほうが得意かも!」と新たな発見に気づく場合もあるでしょう。
3.ディレクターになったときに役立つ
もし将来、Webライターからディレクターへの昇格を視野に入れているならば、多様なジャンルに挑戦した経験は役に立ちます。
ディレクターはさまざまなジャンルの記事をチェックし、ライターに修正を指示することがあるからです。
将来を踏まえてステップアップしたい場合は、積極的に多彩な分野に挑戦してみましょう。
Webライター初心者が多様なジャンルに挑戦するデメリット
さまざまな執筆ジャンルがあるなかでWebライターが知らない分野に挑戦すると苦労することも。
Webライター初心者が多様なジャンルに挑戦するにはメリットもある一方、デメリットもあります。
1. 知らない分野を勉強する必要がある
2. 未知のジャンルだから執筆スピードが遅くなる
3. 収入が減るおそれがある
順番に説明します。
1.知らない分野を勉強する必要がある
Webライター初心者が多様なジャンルに挑戦するデメリットとして、知らない分野を勉強する必要が挙げられます。
記事を執筆する前にその分野を勉強するのは大切です。しかし、あまり時間をかけ過ぎると締め切りまでの期間が短くなってしまいます。特に苦手なジャンルなのに無理して挑戦すると、執筆記事のクオリティが下がるリスクもあります。
少しでも記事執筆の苦痛を避けるには、苦手分野の見極めも必要でしょう。
2.未知のジャンルだから執筆スピードが遅くなる
多様な分野に挑戦するデメリットは、執筆スピードが遅くなってしまうことです。
事前に勉強したうえで記事を執筆する場合であっても、スラスラと執筆するのはWebライター初心者の場合だと難しく感じるでしょう。
しかし、得意分野での執筆スピードが速いのであれば、執筆に慣れていないだけの可能性もあり、あまり心配し過ぎる必要はないでしょう。
3.収入が減るおそれがある
記事スピードが遅くなると、納品ペースが遅くなるため収入も減るおそれがあります。
未経験の分野にチャレンジする場合はその分野の実績がない状態からのスタートとなるため、経験者が優遇されてしまい案件が獲得しにくいことも…。
得意ジャンルの案件を確保しながら多様なジャンルに挑戦することで、収入に悩むリスクは減らせるでしょう。
初心者Webライターが多様な案件に挑戦する方法
Webライターが多様な案件に挑戦する道しるべを5つ紹介します。
初心者Webライターが多様な案件に挑戦する方法は5つあります。
1. コンテンツ制作会社の案件に応募する
2. 専門分野に関するWebサイトを読む
3. 専門分野に関する動画を視聴する
4. 専門書を読む
5. 専門分野に詳しい人に聞いてみる
順番に解説します。
1.コンテンツ制作会社の案件に応募する
初心者Webライターが多様な案件に挑戦する方法として、Webサイトやオウンドメディア、広告媒体などのコンテンツ制作会社のライティング案件に応募したり、案件を獲得できるように営業してみましょう。
コンテンツ制作会社は、Web媒体、紙媒体問わず、さまざまなジャンルのコンテンツ制作を請け負い、ライティングをライターへ外注しています。企業によって取り扱っているジャンルはさまざまなので、たくさん応募しておきましょう!
2.専門分野に関するWebサイトを読む
初心者Webライターが多様な案件に挑戦するには、法人Webサイトや専門家のWebサイトを見ると手軽に知識を得られるでしょう。また、同じWebライター目線で競合するWebサイトの記事を読むと執筆の参考になります。
ただし、運営者が不明な場合はその情報が正しいのか、信ぴょう性に欠ける可能性があるため注意する必要があります。
Webサイトに書かれている文章を執筆にそのまま反映しないよう、1つのWebサイトだけを見ずに3~5サイトの記事を見ておきましょう。
3.専門分野に関する動画を視聴する
専門分野に関する動画を閲覧すると、視覚を使うことで理解が深まりやすいでしょう。
閲覧する動画は、やはりその分野を勉強している専門家、専門店が発信しているチャンネルがおすすめです。
ただし、クライアントによっては動画サイトの参考を禁止しているところもあるので、クライアントの指示に従いましょう。
4.専門書を読む
専門分野を勉強するにはやはり本が良いでしょう。Webサイトに書かれている記事よりも詳しく書かれており、とても勉強になります。
近年ではサブスクリプション制で電子書籍が何冊でも読み放題のサービスがあるため、大きなコストをかけずに本を読めます。本は最低3~5冊集めて読むと執筆しやすいです。
また、金銭的に余裕がなければ図書館で専門書を借りて読む方法や、中古本を買って読む方法もあります。ただし中古本はどうしても古い情報になってしまうため、初版の発行日をチェックして購入するようにしましょう。
5.専門分野に詳しい人に聞いてみる
専門分野に詳しい人が身近にいれば聞いてみるのも手段の1つです。
私の実家は電気工事の仕事をしていたため、家電に関する記事を執筆する時に父親に直接尋ねたことがあります。
身近になにかの専門家がいれば、その人を頼りにしながら視野を広げていくのも良いでしょう。
まとめ:多様なジャンルに挑戦するには雑食ライターになろう!
新しい分野にも前向きにチャレンジして仕事も自信もゲット!
Webライター初心者のうちは、自分がどんなジャンルが得意なのかわからなくて悩む人もいるかもしれません。
得意な分野があるけれど経験者ばかり優遇されてなかなか案件が取れない場合、もしかしたらまだ得意な分野に出会っていないだけかも…。
そんな時は視点を変えて新しい分野にチャレンジしてみましょう。自分の知らない分野のライティングを引き受けることになったらスキルアップのチャンス、と前向きに取り組むことができます。
一緒にがんばりましょう!
この記事を書いたライター
にゃむ
ライター・イラストレーター。不登校児&1か月に2週間風邪で休む子どもらを抱えて働くのが辛くなり、手に職をつけるため在宅ワークの道へ。ジャンルはオカルト・副業・ブライダルから学術系コラムまでと幅広く挑戦中。目標は読者さまが「読んで...