確定申告のために毎月行っていること
婚約してから続けている毎月の家計簿をつける作業が、結果的に確定申告のときに役立っています。
私は婚約する前までは、領収書はとりあえずひとまとめにしておくだけで、定期的に収支をつけていませんでした(収支は確定申告のときにつけて、年1で把握するのみ…事業者として有るまじきズボラ体質です…)。
しかし、婚約してから「将来をもっとちゃんと考えなきゃなぁ…」と思い、家計簿をスタートしました。ちなみに、領収書を一か所にまとめるだけという部分は変わっていません。
昔「財布の中にレシート(領収書)が多い人はお金が貯まらない」とのジンクスを聞いてから、領収書はすぐに財布から出すようにしています。実はこういうジンクスを信じやすいタイプでして…。家の中に領収書が貯まるスピードはとても速いです(笑)。
唯一変わったのが「領収書おまとめBOX(と称したただの紙袋)」に入れた領収書を、1週間から1か月ごとに必ず家計簿アプリに入れるようになった点です。家計簿アプリに入れた後の領収書は輪ゴムでくくり、別の場所に保管しています。その結果、既に月ごとに領収書がまとまっているようになり、確定申告の作業が楽になりました。
家計簿をつけていない頃は、まず領収書を月ごとに振り分けるところからだったので…。日々(毎月)の積み重ねが確定申告を楽にしてくれます。何ごとも積み重ねですね。
確定申告の作業が楽になったポイント3つ
さて、毎月の領収書整理以外で私が確定申告の作業が楽になったポイントは以下の3つです。
- 事業専用口座をひとつにしぼる
- 会計ソフトを使う
- 口座と紐づいたデビットカードを使う
なぜ、この3つのポイントで確定申告が楽になったかを説明します。
事業専用口座をひとつに絞る
まず1つ目のポイントは「事業専用口座をひとつにしぼる」ことです。
※確定申告自体は口座が複数あっても可能です。
私は元々、看護師時代から給与口座とプライベート口座(貯金用)を分けています。これが、確定申告をするときに意外と便利だと気づきました。
特に会社員で副業を行っている方は、会社からの給与と副業先からの報酬の口座を分けておくのがおすすめです。
「この口座のお金の動きはすべて事業に関わるもの」との考え方ができるので、仕分けがシンプルになります。いくつもある口座から事業の売上と支出を判別するのは大変な作業ですから…。
また、確定申告のとき以外でも、事業専用口座の入出金を見れば大体の収支を把握できるので便利です。
会計ソフトを使う
2つ目のポイントは「会計ソフトを使う」ことです。
法人化している方は、Excelやスプレッドシートで収支をまとめてから税理士さんに依頼をする方もいるのではないでしょうか。私も法人の経理はこのようにしています。
しかし、個人の確定申告はExcelやスプレッドシートを使用するよりも、会計ソフトを使う方が簡単です。ちなみに、私はクラウド会計ソフトのFreeeを使って確定申告を行っています。
Freeeは事業専用口座と連携ができるので、口座の入出金を記載する必要がありません。また、レシートや領収書はスマートフォンアプリのカメラで自動読み込みが可能です。そのため、入力する手間もかかりません。
弥生会計やマネーフォワードなどさまざまなクラウド会計ソフトがありますが、私は感覚的な使い勝手の良さをFreeeに感じているので使い続けています。
クラウド会計ソフトは、自分にとって使いやすいものを選ぶのが、確定申告のストレスを軽減するポイントです。
事業専用口座と紐づいたデビットカードを使う
最後のポイントは「事業専用口座と紐づいたデビットカードを使う」ことです。
私は元々、クレジットカードを事業用とプライベート用に分けていました。しかし現在、事業に使うものは事業専用口座と紐づいたデビットカードを使用しています。
その場ですぐに引き落とされるため、口座の動きがシンプルでわかりやすく、クレジットカードのようにまとめて引き落としではない分、収支の管理がしやすいからです。
そのため、事業に関するカードは、クレジットカードよりもデビットカードをおすすめします。
やっぱり最後は気合です
最後に…
私は「確定申告との向き合い方は?」と聞かれたら「気合です!」と100%の確率で答えています。
「領収書を日々入力しています。」
「毎月会計ソフトに入力しています。」
こんな方々がいたら「本当にマメだな…」と思うし、尊敬します。本来なら、最低でも半年に1回は帳簿の整理を行うのが良いのでしょう…。しかし、そこまでがんばれません…(笑)。
さて、確定申告の準備がまだの皆さん、これから一緒に気合いを入れてがんばりましょう(笑)!
この記事を書いたライター
みんこ
10代から美容系インフルエンサーとして活動。高専卒業後、看護師として救急病棟と総合健診センターに勤務。看護師の傍ら美容ライターを開始し、現在はフリーライターとして活動中。執筆ジャンルは美容を中心に、医療・SNS・金融など幅広いです。...