効率的に執筆時間を確保する

効率的に執筆時間を確保する

まず、在宅ライターにとって何より重要なのは執筆時間の確保です。会社勤めのサラリーマンと違い、副業ライターや育児中ライターの報酬は主に文字単価や記事単価で決まります。

つまり、効率的に時間を確保しなければ、時給換算するとかなり低い金額に!そのため、集中力の高い時間帯をしっかり確保して、その時間を大切に使うことが肝心です。

育児中ライターの場合

小さなお子さんがいる育児中ライターは、以下のような時間をうまく活用できます。

  • お昼寝タイム→お子さんのお昼寝時間は執筆に集中できる貴重な時間
  • 幼稚園や学校にいる間→お子さんが外出している数時間はじっくり執筆が可能
  • 家族の協力が得られる時間→ 夫や両親など家族の手を借りて時間を作るのも大切


これらの時間を最大限に活用するには、家事をできる限り済ませておくなどの準備も必要でしょう。また、事前に作業環境を整え、ToDoリストを用意しておけば効率的に作業が進められます

副業ライターの場合

日中は本業に従事している副業ライターは、夜の時間を有効活用するのがおすすめです。ただし、夜更かしには気をつけてくださいね。リサーチは一定の時間で区切るなどして、就寝時間を決めておくのは大切です。

無理のない範囲で、夜の1〜3時間を執筆に費やすのが良いのではないでしょうか。

また、早起きが苦手ではない方は、朝活がおすすめです。本業がスタートする時間は決まっているので、リサーチや執筆をだらだらと続ける訳にはいきません。切り上げる時間が決まっていれば効率よく執筆を進められるはずです。

執筆作業の環境づくり

執筆作業の環境づくり

執筆時間を確保できても、集中できる環境でなければ執筆は進みません。実はこれ、私にとって非常に大きな問題でした…。

なぜなら、我が家には不登校の娘がいて家にいる時間が多いからです。いわゆる仕事部屋というスペースがなくリビングルームで執筆することが多い私は、娘に邪魔されるという問題が多発!

執筆最中に「おかあさーん」と呼ばれたり、話しかけられたりすると集中力は途切れてしまいます。急用でなければ待たせるものの、やっぱり気になるんですよね。そこで私が工夫したことは、空間を分けることと時間管理です。

集中して執筆できるように空間を分け、メリハリのある時間管理を意識しました。

空間を分ける

まず、作業スペースとプライベートな空間はしっかりと分けなければと思いました。理想を言えば、書斎部屋があること。しかし、我が家は豪邸ではありません。書斎部屋なんて作れないので、リビングルームとは別の場所に作業スペースを確保しました。

具体的には、寝室の隅っこに小さな机を置き執筆場所としました。自分なりに集中できる環境を作ると、びっくりするほど執筆モードへの切り替えができます

メリハリの効いた時間管理

次に、執筆する時間と執筆しない時間をきちんと区別すること。

私の場合、朝の家事タイム・ランチタイム・コーヒーブレイクの時間をキッチリ決めました!16:30には一旦仕事を切り上げます。それを娘に伝えることで「お母さんの仕事時間」を理解してもらえ、集中力も維持できるように。

小さなお子さんがいる育児中ライターは「昼の1時間と夜の1時間は完全に執筆に専念する!」と決め、それ以外の時間は家事と育児に集中するのもよいのではないでしょうか。

副業ライターの場合も同様に、メリハリを心がけることをおすすめします。例えば「朝活は8時まで!」「夜の2時間は完全に執筆時間」と決めておけば執筆に集中できます。

完璧を求める必要はないけれど、メリハリをつけることを意識すれば時間は作れるものです。一仕事終えたら、リフレッシュに切り替えるのも大事です。

メリハリの効いた時間管理こそが在宅ライターにとって快適な執筆を可能にするものかもしれません。

現実的な業務量の管理

現実的な業務量の管理

ここでは、ライフスタイルに合わせた業務量の管理について説明しますね。育児中ライターは、以下の点を意識して負荷がかかりすぎないように注意してください。

  • 自分の執筆スピード(例:1時間2,000文字)を把握する
  • お子さんの生活リズムや予定から、執筆可能な時間を算出する
  • 週単位、月単位の執筆可能時間を考え、適正な受注文字数を割り出す


早く実績を積みたいからといって、ライフスタイルを無視した受注は控えましょう。過剰な執筆量を抱え込んでしまうと、いずれ納期に間に合わなくなるリスクがでてきます。そして、執筆に対するストレスも大きくなっていきます。

副業ライターも、本業に加えてこなせる適正な受注を見極めることが重要です。一言でいえば「無理しない」ことが何より大切。

規則正しい生活で健康を維持する

規則正しい生活で健康を維持する

ライフスタイルと仕事を両立し、幸せな毎日を過ごすうえで欠かせないのは、規則正しい生活リズムを保つことだと私は考えています。なぜなら、不規則な生活は集中力の低下や睡眠不足につながり、ひいては執筆の質の低下を招いてしまうから。

健やかな心身を維持するためにも、生活リズムは意識したほうがいいですよね!

健康的なライフスタイルの心がけ

無理のない運動、適度な息抜き、バランスのとれた食生活を心がけることは大切だと思います。基礎体力や免疫力がしっかりしていれば、ストレス耐性も上がり、執筆作業にも好影響があるはずです。

質の良い睡眠を確保する

また、就寝時間と起床時間を決めて一定の睡眠時間を確保するのも重要。学生の頃は、試験前に一夜漬けし、社会人になってからは飲み会が続いて夜中に帰宅することもありました。

若い頃はなんとかなったかもしれないけれど、睡眠不足は作業効率の低下に直結します。睡眠の質を良くするためにも、生活サイクルを習慣化させることは大切です。

メンタルヘルスケアも忘れずに

メンタルヘルスケアにも気をつける必要があります。ストレスを溜め過ぎず、趣味や運動による気分転換も忘れないようにしましょう。精神面から体力面まで、トータルで自身をケアできれば、心身ともにベストなコンディションを保つことができるでしょう。

コツをつかんで両立!

コツをつかんで両立!

家庭と仕事の両立は決して簡単ではありません。しかし、これまでに述べたポイントを意識すれば、ライフスタイルとライターの仕事のバランスは保てるのではないでしょうか。子どもの成長や自分の意識の変化でバランスポイントは変わっていくかもしれませんが…。

私は書く仕事を続けていきたいので、これからも工夫を重ねて自分なりのベストな方法を見つけていきたいと思います。

ストレスを最小限にし、時間管理のコツをつかんで執筆できれば最高ですよね!

この記事を書いたライター

執筆者

わたなべ

Webライター&ディレクター。オンライン学習塾のコラムや起業家さまのブログ執筆を中心に活動中。子育てに思い悩む日々を過ごしながらも「自分の人生は自分のもの」と気づきライターの道へ。コーヒーとチョコレートと自分の時間をこよなく愛する...

詳細を見る

タグ