リサーチの重要さ
SEO記事の執筆において、良質な記事作りに欠かせないのがリサーチ作業です。医療分野や法律分野など専門知識が必要な記事であればあるほど、書き上げた文章を裏付けるエビデンス(証拠)になる情報が必須です。
リサーチ工程のなかにはChatGPTを代表とする生成AIを活用する場面もありますが、最終的には我々人間側がその情報を精査しなければなりません。そのため、リサーチに用いる資料選びの段階からリサーチ工程は始まっているといえます。
Webサイトで調べた情報だけでなく、地域の図書館や書店、文献が集まる大学図書館などに足を運び、自らの目で情報を精査することが非常に大切です。
ききょう提督が実施しているリサーチの方法
私は今までSEO記事を複数執筆してきましたが、その多くがITジャンルに関する記事です。IT関連の情報は数か月経つだけでもすぐ古くなるため、最新のエビデンス集めやリサーチはほぼすべてインターネットでおこなっています。
たとえば特定のIT機器の場合、それぞれの機器やメーカーの公式サイトを穴が開くほどチェックしています。トップページを始め、お問い合わせページやマニュアルページなどを見ますが、かかる時間としては平均1日あれば終わるイメージです。
キーワードで調べると競合サイトの記事が上位に出てしまいがちですが、競合サイトの情報は構成の工程以外では見ずに、公式サイトのみをチェックするようにしています。
また、Wikipediaも使用していません。クライアントからも禁止されているためです。
ほかのジャンルの記事を書く際は、書籍で調べる必要がある場合は図書館に行って調べています。私の場合はよく図書館や大きい書店に足を運び、その時抱えている記事のリサーチを行います。
ですが、いきなり書店や図書館に行って書籍を片っ端から調べるのではなく、あらかじめ自宅でスマホの検索画面からキーワードについて調べることから始めます。キーワードに関する書籍を、スマートフォンのメモアプリに控えてから出かけるとよいでしょう。
下調べをすることにより書店で書籍を見つける時間や手間が省かれるため、スムーズに探したい書籍を見つけることができます。たいていの大型書店には書籍の検索端末が置かれているため、調べていない書籍を見たいときは実際にキーワードを入力して、書籍の検討をつけることもリサーチ効率化のひとつです。
効果的なリサーチ方法についての考察
リサーチのやり方は個々のWebライターによって異なりますが、やはり多くのWebライターは書籍やインターネットで調べた情報をエビデンスとして、記事に反映させている人が多い印象です。
私はWebライターが集まる交流会やコミュニティーに複数属しており、リサーチ方法についてはたびたび議題に上がっています。ですが多くのWebライター仲間は私と同様に、インターネットや書籍で細かくチェックする人が多数いる印象です。その結果、リサーチ工程に膨大な時間がかかっていることもまた事実です。
そのため、現時点で効率的なリサーチ方法について思い浮かぶのが、ChatGPTやClaudeなどの生成AIに叩き台としてリサーチした結果を出してもらうこと。しかし個人的には、良質な記事を作るためには「急がば回れ」だと思っています。
1日くらいの時間がかかっても良いのでリサーチを徹底的におこない、書いた文章の裏付けをしたうえで、読者の皆さんに良質な記事を提供すること。それがWebライターの使命と言えるでしょう。
「急がば回れは」結論、「1番の最短ルート」
今回は、ききょう提督流のリサーチ方法について紹介しました。私は最近、「フリーランス」について調べているのですが、Webサイトや書籍だけでなくせっかくなので平日に開催されている以下のイベントに足を運ぼうかな?と模索しています。
- オフライン、オンライン交流会
- 東京ビッグサイトや幕張メッセで開催されているイベント
- その他企業主催のイベント
執筆におけるリサーチにも、自らの足で稼ぐような調査方法を取り入れたいなと思いました。結論をお伝えすると、「リサーチに近道はない」と言うこと。記事の先にいる読者を満足させられる記事づくりは「急がば回れ」が最短ルートなのです。
仲間に囲まれていると、どうしても自分の作業が遅いのではないかと不安になりがちです。しかしそんな時にも「急がば回れ」を忘れないようにしたいものですね。
この記事を書いたライター
ききょう提督
「読者ファースト最優先」がモットー。2024年1月1日にフリーランスへ転向しました。何にでも興味を持ち、楽しいことを素直に「楽しい」と発信できるライターになりたいです。座右の銘は「努力は必ず報われる」。
ちなみにゲーム好き。一番好き...