業務委託ライターの特徴
業務委託は、プロジェクトごとに仕事を受ける形態の働き方です。クライアントからその都度依頼された記事やコンテンツを納期までに仕上げるのが主な業務となります。
業務委託の、メリットとデメリットは次の通りです。
メリット
・時間管理が自由にできる
業務委託の最大のメリットは、時間管理が自由にできることです。納期さえ守れば、働く時間や場所を自由に選べます。早朝や夜中でも自由に仕事ができるので、自分のライフスタイルに合った働き方ができます。
・様々な業務を体験できる
業務委託では、さまざまなクライアントと仕事をする機会が多いです。料理・不動産・YouTubeのシナリオなど、依頼されるジャンルはクライアントによって異なるので、スキルを磨いたり、幅広い知識を得たい方に向いています。
デメリット
・収入が安定しない
業務委託は、依頼の受注状況によって収入が変動しがちです。仕事が多い時もあれば、少ない時もあるので、安定した収入を得るのが難しいこともあります。計画的に貯蓄をすることも大事ですし、時には状況に応じて単発のアルバイトをすることも検討する必要があります。
・自己管理が必要不可欠
業務委託は自由に業務時間を管理できますが、一方で、自己管理能力も求められます。依頼内容によってはリサーチに時間がかかり、スケジュールの調整が難しいこともあります。
・時給が安くなることも
執筆に時間がかかると、時給が安くなるケースもあります。
時給制ライターの特徴
「時給制」は、決まった時間に働く形態の働き方です。フルタイムの仕事が多く、会社に通勤することもあります。ここでは、そんな時給制のメリットとデメリットをみていきましょう。
メリット
・収入が安定している
時給制ライターは、働いた時間に応じて安定した収入を得られます。収入が一定なため、生活の計画を立てやすいのは大きなメリットです。
・職場のサポートが得られることも
WEB制作会社や出版社に所属しているなら、専門的なスキルを身につけることもできます。仮に在宅ワークの求人だとしても、研修期間は一定期間出勤することもあるので、直接指導を受けたり、サポートを受けられることも。疑問や問題が生じても、すぐに相談できるので、より安心して仕事に取り組めるでしょう。
デメリット
・時間が拘束される
時給制ライターは、決まった時間に出勤し、一定の時間働く必要があります。具体的には、9時から17時までの勤務で、お昼休憩が1時間といったスタイルです。業務委託と比べると勤務時間の自由度は低いため、ライフスタイルに合わせた働き方が難しいです。
・執筆できるジャンルが限定される
時給制ライターの場合、ひとつの職場に属して働くため、執筆するジャンルやコンテンツが限定されることが多いです。そのため、スキルの幅を広げる機会が少なくなってしまうことも。また決まった業務に取り組むため、場合によっては仕事がつまらないと思うケースもあります。
私が業務委託ライターを選ぶ理由
結論をお伝えすると、私は業務委託が好きです。理由は、メリットでもお伝えしましたが、自由に時間管理ができること。業務委託は納期さえ守れば、早朝や夜など好きな時間に働けるので、自分のライフスタイルに合わせて働くことができます。
また、異なるジャンルにチャレンジしやすいという点も魅力的です。「異なるジャンル」と聞くと大変に思われる方もいるかもしれませんが、仕事を引き受けるかどうかは自分で決められますし、この仕事なら大丈夫と思える仕事をこなすことで着実にレベルアップできます。
書ける幅が広がれば、当然引き受ける仕事の幅も広がるので、キャリアアップにも繋げられると感じています。
ただし、時給制と比べると収入面での不安はあります。自己管理の徹底や収入の変動を抑えるための工夫は必要ですが、それらを踏まえても、個人的には業務委託の方がメリットは多いと感じています。
まとめ
業務委託は自由な時間管理ができ、多様な業務にチャレンジできるのが魅力的ですが、収入が不安定というデメリットもあります。
時給制は収入が安定しており、職場でのサポートが受けられることもあるので、この点はメリットだといえます。ただし、長時間拘束されることもありますし、多様な業務にチャレンジするのは難しいかもしれません。
個人的には業務委託の方が性に合っていると感じていますが、それぞれにメリット、デメリットがあります。
ライターの働き方に悩んでいる方は、それぞれのメリット、デメリットを踏まえた上で、自分に合った働き方を探してみてくださいね。
この記事を書いたライター
よっこ
倉敷に住んでいる主婦ライター。女性が多い職場で働いていました。美容・健康・人間関係・ライフスタイルに加え、女性のキャリアや職場に関する記事も得意です。私の記事は単なる情報提供だけでなく、リアルな悩みに寄り添い読者と共感しながら...