①ターゲットを絞ってわかりやすい文章が書けるようになった
ただ文章を書くだけなら誰でもできます。Webライターに求められるのは、わかりやすくターゲットに響く文章の執筆です。
難しい専門用語などは使わず、小学生でもわかるくらいの優しい文章を書くのが理想的です。Webライターとしての仕事を続けているうちに、業務外でもわかりやすい文章を書くことを心がけるようになりました。
特に私は、最初はターゲットを意識した文章の執筆を難しく感じました。わかりやすく書くだけでなく、自分が担当する媒体の読者を意識した執筆に慣れるまでも難しかったです。
やがて、この「ターゲットへの意識」が、ライター業務以外にもつながることに気づきました。私事ですが、普段はWebライターだけでなく作詞の業務もしています。同じ文章を書く仕事でも共通点がなさそうに思われますが、作詞もターゲットを絞って言葉を紡ぐ必要がある点は似ています。
Webライターになってからは作詞の業務のときもターゲットを意識するようになり、以前よりもターゲットに響く作詞ができるようになったと自負しています。
文章を書く作業は仕事だけでなく、プライベートでも避けられませんよね。さまざまな場面で役立つライター技術を学んでよかったと感じています。
②意思が伝わりやすいメールを書けるようになった
Webライターの仕事は、メールやチャットでやり取りをする場合がほとんどです。特に私は在宅ワーカーのため、基本的になんでもWeb上で完結します。ZOOMなどで顔合わせをせずに、メールやチャットだけでやり取りをするケースも少なくありません。
文章だけでやり取りをするため、スムーズに意思疎通を行えるよう対話のとき以上に気遣いながら文章を打っています。自分の考えが誤って捻じ曲がったふうに相手に伝達されるのを防ぐためです。
言いたいことは簡潔に、そして状況によってはキツイ言い回しになっていないかなど、さまざまなことを考えながら、私はクライアントなどと連絡をとっています。
それらの経験のお陰で、業務だけでなくプライベートでも、自分の意思が伝わりやすい文章でメールを打てるようになったと感じています。今では対話するよりも、メールやチャットのほうが自分の意見を伝えやすくなりました(笑)。
③すぐ調べる癖が身についた
Webライターは、文章を書くのを苦に感じない方が多いイメージでしょう。確かにそれも間違っていませんが、Webライターは調べごとを苦に感じないことも必要です。
Webライターに任せられるジャンルは多数あり、なかにはこれまで縁のなかったジャンルを依頼されるケースもあります。その場合は徹底的にリサーチし、正しい情報を集めてわかりやすい文章にまとめる必要があります。情報収集が苦手だと、リサーチに苦労するでしょう。
Webライターになってからは、疑問に感じたことはすぐ調べるようになりました。クライアントに尋ねる前にできる限り自分で調べ、そのうえで理解できなかった事柄を質問したほうが好印象を持たれます。また、自分で調べたほうが理解しやすいというメリットもあります。
今はなんでも調べたら情報を得られる時代です(それが正しいか間違いかは置いておいて)。プライベートならまだしも、相手に相談する前にできる範囲で情報収集するのが一種の礼儀じゃないかと思っています。
私は個人的に新しい情報を得るのが好きなタイプだと、Webライターになってから知ったので、元々Webライターに向いていたのかなと思っています(笑)。
ライターは文章力が身につき、人生が豊かになる!
ただの文章だけでも、人間性って表れますよね。丁寧な文章を書く方は気遣いにあふれている印象がありますし、自分の意見ばかり書く方だとあまりこちらの意見は聞かず、自分本位という印象を受けます。
Webライターになることを選んだお陰で文章力が身につき、言葉についてさまざまなことを考えるようになりました。仕事でもプライベートでも、文章を書くときは丁寧に、そして正しい情報を捻じ曲げずに届けられるように、今後も心がけていこうと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
今後もWebライター「ウタラテ」を、どうぞよろしくお願いします。
この記事を書いたライター
ウタラテ
大阪住みのフリーライター。前職でうつ病になってから、在宅でのライター業を本職に。現在は、パートナーと二人暮らしをしながらWebライター、そして作詞家としても活動中。自身がADHD・HSPであることから、同じ悩みを抱える女性を支えるブログ...