私が出会った「一緒に仕事をするのが難しい」と思ったクライアント
それでは、私がこれまでの中で出会った、一緒に仕事をするのが難しいと思ったクライアントをご紹介します。
- 2週間以上たっても連絡がつかない
- 作品を鼻で笑う
- とんでもなく態度がきつい
- 報酬を支払わない
2週間以上たっても連絡がつかない
ライターの仕事をしていると、サイトの閉鎖やリニューアルに伴い、仕事が突然切れることもよくあります。だからこそ、毎日営業をかけたり、求人に応募をしたりしている方も多いですよね。私も毎日さまざまな求人に応募したり、営業をかけたりしていました。その中でテストトライアルを受けさせてもらえるクライアントがありました。
仕事につながるチャンスだと思い、テストトライアルを提出したのですが、2週間以上たっても連絡がつきませんでした。合否の連絡もなかったので、「テストは落ちてしまったんだな」と思っていたのです。
しかし、ちょうど3週間目にクライアントからテストトライアルに合格した旨の連絡が来ました。少しモヤモヤした気持ちを抱えながらも、テストトライアルに受かったことが嬉しくてそのまま契約させていただくことにしました。
契約の流れや月に対応できる本数などを話し合い、早速お仕事を始めさせていただけることに。しかし、いざ蓋を開けてみると、連絡がまた取れなくなってしまったのです。「来週に案件をまとめてご連絡いたします。」とメールが来たのですが、その後また2週間以上たっても連絡が来ず…。こちらからさりげなく連絡を入れるように遠回しに伝えたのですが、そこから1週間たっても連絡が来ませんでした。
結局連絡が来たのは、1か月後でした。連絡が来ない間、「このままこのクライアントと仕事を継続しても大丈夫だろうか」「スムーズな仕事はできないのではないか」と、私の頭の中は不安ばかり…。
最終的には、せっかくテストトライアルに受かったのですが、自分から辞退を申し出ました。やはり、連絡がスムーズにいかないとなると、その間不安な気持ちばかりが巡りますからね…。
作品を鼻で笑う
クライアントによって構成の好みが異なることがあります。例えば、A社では受け入れられた構成でも、B社では受け入れられないこともあります。受け入れられないことがあっても、基本的にはフィードバックを受けて修正することがほとんどです。
クライアントによってサイトの雰囲気や記事の作り方が異なるので、構成においてもフィードバックが異なるのは当たり前のことだとわかっていたのですが…。
私が出会ったクライアントは、私が作った構成を鼻で笑う方でした。いつも通り私の作り方で構成を提出すると、「この構成で本当に良い記事が書けると思いますか?(笑)」と返事が来たのです。
文章でのやりとりだったので、本当のクライアントの気持ちは正直わかりません。しかし、受け取った自分からすると、自分の作品を鼻で笑われたような気持ちになったのです。
自分が一生懸命作った作品を鼻で笑われたとなると、私にとっては納得のいくものではありません。もちろん、私の実力不足だった一面ももちろんあると思います。
しかし、フィードバックをするどころか、(笑)で文章が終わっていたのが、どうしても心に引っかかってしまったのです。結局、このクライアントとも一緒に仕事をするのは難しいと判断して、辞退のメッセージを送らせていただきました。
ちなみに、辞退のメッセージを送ったのですが、それに関する返信は一切ありませんでした。
とんでもなく態度がきつい
私がこれまで出会ったクライアントの中には、とんでもなく態度がきつい方もいらっしゃいました。威圧的と言うのでしょうか。指導というよりは、とにかく上から目線ですべての物事を言葉にする方でした。
私がライターとして活動して2年目の時に出会った方なので、私の実力不足ももちろんあったと思います。そのクライアントとはメッセージのやり取りだけではなく、ウェブ会議を通して直接お話をすることもありました。
「こんなんじゃ、これからやっていけないんじゃない」「君はライターに向いてないよ」などと言われ続け、次第にウェブ会議を行うのが嫌になってしまったのです。私は小学生から高校生までずっとスポーツをしていたので、精神面的にはそれなりに強いと思っていたのですが、やはり仕事となると話は別ですね…。
そして、クライアントとのやりとり自体が苦痛に感じ、これ以上一緒に仕事をしたくないと思い、お断りのメッセージを入れることに。お断りに対するメッセージには、「こんなのにも耐えられないなんて…」など自分にとっては辛辣な言葉が綴られていました。
その言葉に対する反論はもちろんしませんでしたが、メッセージは丸ごと削除しました!
報酬を支払わない
私が1番厄介だなと思ったクライアントは、報酬を支払わない人です。月に15,000円の契約で仕事をさせていただいたのですが、1か月、2か月たっても報酬の振り込みはなく…。「現在法人の手続きをしており、報酬の支払いが次月になってしまいます」と言われ、私は「法人にするなら大丈夫だろう」と思い、その言葉を鵜呑みにしてしまったのです。
しかし、結局3か月分滞納されてしまったので、これではらちがあかないと思い、「一度業務を中断して、すべて支払われてから作業を再開したいです」という旨を伝えました。すると「今作業を止められるのは困ります。今月作業してくれたら、すぐに支払うので…」との返信が。しかし、私はその時すでにクライアントへの信頼がなくなっていたので、「3か月も支払われていないので、やはり業務を再開するのは難しいです」ときっぱり提案を断りました。
結果をお伝えすると、結局3か月分の報酬は支払われず、逃げられてしまいました。クラウドソーシングでの契約なら運営側が対応してくれるのですが、直接契約だったので何も保証はなく…。その後もずっと催促の連絡をしたり、簡易裁判を開いたりなど、できることはすべてしたのですが、支払われることはありませんでした。
勉強代だと思い今は諦めましたが、絶対に許されざる行為です。それからは、募集を出している相手の事はしっかり下調べをし、信頼できるかどうかを確認してから応募するようにしています。ライター案件の中にも悪徳業者がいるので、皆さんも騙されないようにしてくださいね。
まとめ
今回は、私がこれまでの中で出会った一緒に仕事をしたくないクライアントをご紹介しました。どの業界でも一緒に仕事したくないクライアントは存在するでしょう。
仕事を獲得するのは生活する上でとても重要な部分ですが、一緒に仕事をする相手も重要なポイントだと思います。私は、ライターとしてやりがいを持ちながら働くためにも、合わないと思ったクライアントには辞退のメッセージを送っています。皆さんも、合わないと思ったら辞退してもいいと思います。無理をして続けても良い作品は作れませんし、ライティングの仕事も嫌いになってしまうかもしれません。
楽しんで仕事をするためにも、クライアントの見極めは本当に大切だと思います。
この記事を書いたライター
ひろか
食べることが大好きなライターです。特に日本食が好きで、国内を回りながら美味しいものをたくさん食べたい、そんな夢を叶えるために日々奮闘中。「自分を幸せにしてあげたい」というモチベーションのもと、真剣にライティングに専念しています。