Webライターを始めたきっかけ
私がWebライターを始めたきっかけは、自宅で働きながら子どもとの時間を大切にするためでした。それまでのオフィスワークでは、仕事と家庭の両立に苦慮していたからです。
その中で自分の時間を自由にコントロールでき、かつ、知識や経験を活かすことができる仕事はないかと探していたところ、Webライターの仕事を見つけました。
我が子の成長を見逃さずに、自分のペースで仕事ができるWebライターは理想的な働き方です。しかし、その一方でライティングのスキルや知識は一から学ばなければならず、初めての挑戦は失敗の連続でした。
それでも、家族と共に過ごす時間を確保しつつ、新たなスキルを習得し自己表現の場を得ることができるライティングの仕事は、私にとって大きな魅力です。ここから、私のWebライターへの挑戦の道のりがはじまります。
初期の挑戦
Webライターを始めたころは、想像以上の大変さでした。
Webライターとして活動を始めた当初は、副業です。いきなり会社を辞めて、Webライターになる勇気はなかったためです。
そのため、子どもとの時間を確保するために始めたはずの副業なのに、フルタイムの仕事プラス副業でさらに余裕がなくなりました。また、初期の段階では、高単価の案件に出会う確率は少なく、収入にもつながりません。
ただし、Webライターを本業にするためには副業のうちにある程度結果を残さなければ、会社を辞められないと思い、半年間の期間限定でがんばろうと決めました。
朝活や隙間時間を使ってなんとか半年後には月5万円程度の副業収入が得られるようになり、いよいよ本業への転向を考えます。
本業への転向とその結果
月5万円の収入が得られるようになったことで、思い切って会社を辞めて本業にシフトしました。
しかし、結果は思うような収入が得られず「子どもとの時間を確保する」が実現できませんでした。
なぜなら、ライティングに多くの時間を費やすことにより、家庭生活とのバランスも難しくなったからです。単価が高くない案件を、数をこなすことで収入を確保していたためです。
とくに、子どもと過ごす時間が削られることに悩む日々でした。しかし、この状況を乗り越えるために、時間管理について考え、仕事とプライベートをうまくバランスが取れるよう努力しました。
新たな挑戦
私はある目標を立てることにします。
それは「一旦収入のことは考えないようにしてライティングの勉強に集中し、子どもとの時間をしっかり確保する」ということでした。初期の挑戦の中でもとくに難易度が高かったのは、収入と家庭生活のバランスです。
そのため、一旦は収入を重要視しない新たな方針に移します。
これにより、短期的な収入よりも長期的なスキルアップと家庭との時間を優先することが可能になります。
この決断が、私のライティングスタイルを見つける大きなきっかけになりました。
ライティングスタイルの見つけ方
ライティングと家庭生活を両立するために、以下のルールを決めました。
1.仕事の時間を決める
2.フィードバックがもらえる案件に絞る
3.勉強時間を確保する
それぞれ、どのようにやっていったのか詳しく解説します。
仕事の時間を決める
家庭生活を優先するために、仕事の時間を決めます。
土日は、基本的に休みにしました。急ぎがあれば稼働することはありますが、基本的には休むようにしています。
稼働時間については、朝活の2時間と子どもが学校に行っている時間を基本の稼働時間としました。勉強時間もこの中に含めます。
時間をしっかり決めることで、子どもと遊ぶ時間や宿題を見る時間が確保できるようになりました。
フィードバックがもらえる案件に絞る
稼働時間をしっかり決めたので、少ない時間で実績を残さなければいけません。
そのため、低単価で数をこなす案件ではスキルアップできないと思い、フィードバックしてもらえる高単価な案件に絞りました。
一時的に収入は減りましたが、結果的により高単価な案件を獲得できるようになり徐々に収入もアップ。
最初は収入が減るため、勇気のいる決断でしたが結果的に思い切って案件を絞ってよかったと思っています。
勉強時間を確保する
少ない稼働時間で収入をアップさせるためには、スキルアップも欠かせません。
そこで、稼働時間の中で勉強する時間を確保するようにしました。また、勉強に関してはYouTubeなどを家事をしながら聞くなどの工夫も必要です。
今も隙間時間も有効に活用して、勉強してスキルアップを目指しています。
未来への展望
Webライターになってからは、いろいろな失敗を繰り返しながら今のライティングスタイルになりました。
また、今後も試行錯誤しながら生活に合わせたスタイルに変化していくと思います。
今後の目標はまだ達成していない収入の確保です。ただし、収入だけにとらわれず、家族との大切な時間を確保しながら、着実にスキルアップして収入を確保することを目指しています。
私のWebライターへの挑戦への道のりは、まだ途中です。これからも、生活に合わせてスタイルを変化させながら、挑戦していきたいと思っています。
この記事を書いたライター
河井ひとみ
小学生女子の子育て真っ最中のアラフォーライター。製造業で品質管理を担当していた経験を活かし、主にBtoB領域の記事執筆を行っています。フリーライターをメインにオンライン秘書としても活動中。「在宅で働きたいけど、何から始めればいいか...