初めての仕事は個人ブログの記事執筆

初めての仕事は個人ブログの記事執筆

初めて受注したのは、個人ブログの記事を執筆する仕事でした。数あるキーワードの中から興味のあるものを選んで、構成作成から本文執筆・画像選定・アイキャッチ作成・WordPress入稿までを、担当するという作業内容です。

キーワード選定以外を学べるといった内容に、魅力を感じました。当時は公開できる実績どころか、パソコンの知識もなかったため、駆け出しのライターにここまで任せていただけることに感謝を覚えたものです。

執筆内容も「豆乳の賞味期限」や「納豆のアレンジメニュー」など、主婦に役立つ情報をまとめる簡単なものでした。

「基礎からすべて教えます」に惹かれ…

「基礎からすべて教えます」に惹かれ…

初仕事を受注したのは、クラウドソーシングで「初心者歓迎」「基礎からすべて教えます」という案件募集の文言に惹かれて応募したのがきっかけです。実績もなく、タイピングもできなかったわたしにとって「基礎からすべて教えます」のフレーズは魅力的に写りました。

テストライティングも不要だったので、簡単な自己紹介を入力して応募したところ、即採用のお返事をいただきました。採用のお返事をいただいたときは、飛び跳ねるほど嬉しかったのを覚えています。

初仕事は、難しかったけど楽しかった

初仕事は、難しかったけど楽しかった

一言で表現するなら、初仕事は「楽しかった」です。たとえば、構成を作るときはツールを活用して検索上位に表示されるように工夫したり、アイキャッチ画像を自作したりと、自分でコンテンツを作る過程にやりがいを感じていました。

時間をかけて作成したコンテンツが公開され、誰かの役に立つことにも喜びを覚えたものです。

一方で難しかったのは、基礎を覚えることです。今でこそ、h2(大見出し)h3(小見出し)などを当たり前に活用していますが、駆け出しライターの頃は「h2って?h3って?」と、疑問ばかりだったのでGoogle検索やYouTubeで勉強して知識をつけていきました。

Canvaの使い方もWordPressの操作方法も、マスターするのに1か月以上かかりました。

「初心者でも基礎からていねいに教えます」と記載されていた案件でしたが、自分で検索して覚える項目ばかりでしたね。だからこそ、よい勉強になったのかもしれません。

検索すればわかることを教えてもらうのは、相手の時間を奪うことになるうえに自分のためにもなりませんからね。初仕事は覚える項目も多くありましたが、それも含めて楽しかったです。

初仕事は「地雷案件」だったのかも

初仕事は「地雷案件」だったのかも

初仕事の報酬は、20記事2,000円でした。その案件は競合サイトより多くの文字数が必要だったので、文字単価にすると1文字0.01円程度でしょうか。20記事2,000円の報酬ですが、途中でリタイアした場合は0円です。

わたしの場合は、報酬より楽しさのほうが勝っていたのでリタイアすることなく20記事書き終えて2,000円、手数料を引かれて1,600円程度の報酬をいただきました。

ここで触れておきたいのは「地雷案件」と呼ばれる仕事が存在することです。

地雷案件とは
  • 工程が多いわりに単価が低い案件のこと
  • 「記事の書き方を教えます」「WordPressの入稿方法を教えます」などと謳って低単価で募集しているケースが多い

今思えば、20記事2,000円の案件は「地雷案件」だったのでしょう。ただし、そこから得るものがあれば経験を積むという意味で、チャレンジするのもアリだと思います。報酬のわりに作業量が多いので、高い収入を得たい方にはおすすめできませんが…。

まとめると、初仕事の報酬は20記事2,000円と決して高い収入ではありませんでした。

高評価をいただけたものの…

高評価をいただけたものの…

ありがたいことに高評価をいただき、20記事書き終えたあとも「校正者として仕事を継続してほしい」とおっしゃっていただけました。ただ、100記事を校正して5,000円の報酬だったので、丁重にお断りしました。

単価が低いこともあり、フィードバックもなかったので「いつまでもぬるま湯に浸かっていてはいけない」と、成長したい意欲が向上し始めた時期でもあります。初仕事の評価としては、よかったのかな?と思います。

個人であれ法人であれ、大切なクライアント様から高評価をいただけるのはありがたいことです。

実績0の状態から初仕事を受注するコツ

実績0の状態から初仕事を受注するコツ

実績0の状態から仕事を受注するコツは、多くの案件に応募することです。たとえば、クラウドワークスやランサーズなど、ライター募集が掲載されているクラウドソーシングサイトは多くあります。

ご自身が執筆できそうなジャンルや書いてみたい案件があれば、どんどん応募しましょう。自分から行動すれば、チャンスは掴めます。初めて案件に応募する際は不安だと思いますが、勇気を出してみてはいかがでしょうか。そうすればきっと、ライターとしての第一歩を踏み出せるはずです。

最初から完璧に仕事をこなせる人はいません。わたしも最初は「こんなんでライターできるの?」というくらい、何もできませんでした。

パソコンの説明書と格闘し操作を覚えるところから始めて「Googleドキュメントって?Microsoft Wordって何?」という状態から、今では当たり前のように構成を作成して、GoogleドキュメントやMicrosoft Wordで本文を執筆しています。

実績0の状態からでも勇気とやる気があれば、初仕事を受注できますよ。

まとめ:初仕事で読者に「伝えることの楽しさ」を学びました

ライターとしての初仕事は、20記事2,000円の個人ブログの執筆でした。一般的に「地雷案件」と呼ばれる仕事でしたが、やりきってよかったです。やりきることで、WordPressの入稿方法やCanvaの操作方法はもちろん、自分の言葉で読者にメッセージを伝えることの楽しさも学びました。

ただし、これから初仕事を獲得しようとお考えの方に、20記事2,000円の案件はおすすめしません。途中で投げ出さない根性と、20記事書く時間が必要だからです。最低でも1文字1円の案件に応募しましょう。

「最初から1文字1円の案件に応募して大丈夫?」と、不安になる方もいらっしゃるかもしれません。大丈夫です。わたしも20記事2,000円の案件を終えた直後に、1文字1円の案件に応募して仕事を受注できました。

この記事を読んでくださっている方はMojiギルドにライター登録して、初仕事を受注するのもおすすめですよ。コンテンツ作りの楽しさを経験できます。

これから初仕事を獲得しようと努力している方に、わたしの経験が少しでも参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を書いたライター

執筆者

上田美紀

「読者の心に響くコンテンツを届けたい」と、理念を持って活動している専業ライターです。Webライター検定3級。これまで執筆した記事は200本以上。ビジネス・マーケティング・ペットなど、さまざまなジャンルの記事を執筆しています。

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