初めてのお仕事は「kindle本出版を目指して執筆してみませんか?」一通のDMから始まる

初めてのお仕事は「kindle本出版を目指して執筆してみませんか?」一通のDMから始まる

ライターを始めるにあたって、最初に「クラウドワークス」に登録しました。ライターを始めるなら勉強も必要ですが、同時に「クラウドワークス」「ランサーズ」のような案件サイトにも登録することをおすすめします。

最初は、慣れるためにもタスク案件をこなしていました。 すると、ある日1通のDMが届きます。

「kindle本出版を目指して執筆してみませんか?」という内容でした。

初めてDMをもらった私は「これはスカウト?」と気持ちが舞い上がり、嬉しかったのを覚えています。

お仕事内容は以下のとおりです。

  • kindle本出版を目指しての執筆(何名か同時に執筆依頼あり)
  • 自分の経験のあるジャンルを選択(婚活・HSPなど)
  • マニュアルあり
  • 5,000文字以上: 500円
  • 10,000文字以上:1,000円
  • 納期は2週間
  • 画像選定
  • キャッチコピー作成
  • タイトル・サブタイトル作成
  • 内容紹介作成


5,000文字で500円、10,000文字で1,000円というのは、1文字0.1円という計算になります!

今になって振り返ると、この単価を受注したことに驚きです(笑)。

「どうやって書けば良い?」納期まであと2週間必死になる日々

案件がスタートし、まず私がしたことはクライアントからもらったマニュアルを熟読することでした。

しかし、簡易的なマニュアルだったため、「SEOを意識して書くのってどうやったらいいんだろう」「どうしよう、マニュアル見てもわからないことだらけ…」と戸惑ったのを覚えています。

SEOという言葉がなんのことなのかわからなかった私は、まずGoogleで検索し、SEO記事の書き方を理解することから始めました。

すると、SEO記事作成に必要なことを丁寧に教えてくれるブログを発見!そこで、ペルソナ設定や導入文の書き方、構成・文章の作り方を勉強し、「こうやって書けば良いんだ」というイメージをつかむことができました。

私の場合、ライティングの勉強をする前にスカウト案件に取り掛かってしまったため、本番で書き方を勉強しながらの執筆となりました。

今回は、たまたま納期に余裕があったので助かりましたが、案件によっては納期が短い場合もあります。本番で書き方を勉強してから執筆を始めると、納期に間に合わなくなる可能性があるので注意が必要です

これからライターを始める方は、ぜひライティングの書き方を勉強してから案件に挑戦してみてくださいね。

初仕事をしてみての感想

初めて仕事をしてみての感想は、正直kindle本の執筆は本当に大変でした。ジャンルは、数々の経験がある婚活について選択しました。

毎日、育児と家事以外はほぼパソコンとにらめっこして、文章が思い浮かばず時には泣きそうになりながら、執筆していたのを覚えています。

調べてもわからないことは、クライアントに直接聞くこともありました。 ありがたいことに優しいクライアントで、動画を撮って丁寧に教えてくださったので感謝しています。クライアントや家族の協力のもと、なんとか1記事を完成させることができました。

ライターになる前は、文章作成や1記事を最後まで書くことをあまり経験してこなかったため、初めて書き終えたあの達成感は本当に忘れることができません。

最初は何から書き始めれば良いのかわからず、行き詰まることばかり。しかし、1つずつ段階を踏んで進めていくうちに、少しずつ形になっていくのを実感できました。そして、ついに完成したときの「やった!」という喜びは、それまでの苦労が報われる瞬間でした。

私は初めて執筆したときにこの感覚を味わったので、ライターを目指している皆さんにも、ぜひこの気持ちを味わってほしいなと思います。

2記事目を書き終わったその後|驚いた出来事

2記事目を書き終わったその後|驚いた出来事

1記事目の執筆完了後、クライアントからは特に修正もなく、すぐに「2記事目の執筆お願いできますか?」と継続依頼をいただきました

2記事目のジャンルはHSPについてに決定。 私自身がHSP気質なので書きやすいと考えたためです。ちなみにHSPとは、Highly Sensitive Personの略で、感受性が強く、人一倍繊細な気質を持った人のことを言います。

すぐにリサーチを開始し執筆に取り掛かり、納期までに何とか提出できたものの、寝不足が続き、徐々に体調を崩して精神的にも疲弊していきました。

悩んだ末、2記事目でこの案件は辞退することに…。実は3記事目も継続依頼をいただいていたのですが、体調を考慮してしばらくの間ライターの仕事を休むことにしました。

そして専業主婦として育児や家事をしていましたが、子どもの幼稚園入園をきっかけに、再び在宅ワークへの挑戦を決意!ライティングスクールへの入校を経て、本格的にライターの世界へ足を踏み入れることになります。

そんなある日、驚くべき出来事が起こります。Kindle本を検索していたところ、見覚えのある題名を発見したのです。

「え、私が書いた記事が本になってる!」思わず声が出てしまいました。なんと1記事目に書いた「婚活について」の記事が、綺麗な表紙になって出版されていたのです

こうして私は、Kindle本デビューを果たすことになりました。

残念ながら、直接ご連絡をいただくことはありませんでしたが、「Kindle本出版を目指して執筆してみませんか?」という目標を達成できたので満足です

これからライターに挑戦する人に2つの注意してほしいこと

これからライターに挑戦する人に2つの注意してほしいこと

これからライターを目指す人に、私の経験から2つの注意点をお伝えします。

  • 文字単価1.0円から探そう
  • テストライティングが低単価の場合は受注しないほうが良い


それぞれ説明します。

文字単価1.0円から探そう

1つ目の注意してほしいことは、文字単価1.0円から探すことです。

これから案件募集文を見る機会が多くなると思います。そのときに、注意してほしいのが文字単価です。

たとえ、「クラウドワークス」や「ランサーズ」からスカウトDMをもらうことがあっても、少し冷静になって最初に文字単価を見ることをおすすめします。

私の失敗を活かしていただきたいのですが、0.1円といった低単価案件は受注しないでください

なぜなら、こんなに単価が安いのに執筆だけではなく、画像選定や色々な工程をしないといけない可能性があるからです。

あなたには精神的にも疲弊してほしくないので、ぜひ文字単価は1.0円からの案件に応募してくださいね

テストライティングが低単価な場合は受注しないほうが良い

2つ目に注意してほしいのは、低単価でのテストライティングは受注しないこと。

テストライティングとは、案件を受注する前にライターのスキルレベルを確認するため、クライアントが行うテストのことです。

私は、1文字1円で5,000文字(合計5,000円)の案件に対し、テストライティングを300円で受けたことがあります。結果は不合格でした。

この時は私の実力不足もあったかもしれません。しかし、最初から依頼する意図がなく、テストに合格させずに低単価で1記事を書かせようとする人が存在する可能性も否定できません。 

このようなリスクを避けるためにも、テストライティングが低単価の案件には応募しないほうが良いでしょう。

まとめ

まとめ

今回は、私が初めての仕事で経験したことについてお話させていただきました。

ライターとして新たな道を踏み出そうとしている皆さんには、きっとさまざまな可能性と挑戦が広がっているはずです。

時には思うように言葉が紡げず、自信を失うこともあるでしょう。私自身、今でも壁にぶつかり、心が折れそうになることがあります。

しかし、コツコツと努力を重ねていけば、必ずあなたの言葉に共感してくれる人たちに出会えるはずです。それは小さな一歩かもしれませんが、その一歩一歩が確かな道を作っていくのだと信じています。

「継続は力なり」の言葉を胸に、私はこれからも諦めることなく前を向いていこうと思います

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

この記事を書いたライター

執筆者

望月ひまり

1児のママをしながら、専業Webライターとして活動しています。家族のため、自分自身のためにどんどん経験を積んで成長していきたいです!ジャンルは転職・婚活・HSPなどですが、これからさまざまなジャンルに挑戦しようと思います。「読者の心に...

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