ライターとしての初仕事はグランピング施設についてのライティング

ライターとしての初仕事はグランピング施設についてのライティング

2023年11月、私はWebライターとして活動を始めました。当時は正社員をしながら副業として活動を開始。「会社に頼るだけでなく自分のスキルで食べていけるようになりたい」と思い、決意しました。


まずはクラウドワークスに登録し案件を受けてみることに。約1年前からWordPressでブログを開設し、ライティングの練習はしていました。独学でSEOを学びながら、なんとなくライティングの基礎がわかっていると思っていたため自信はありました。

熱意が伝わる提案文で営業

WordPressの実績を引っ下げ、クラウドワークスの案件に応募し営業をかけていきました。それ以外の実績は特になかったため、とにかく熱意が伝わる提案文となることを意識。自己PRになりそうなものをなんとか探して必死に提案文を書きました。

自己PRとして盛り込んだのはWordPressの実績に加え、「納期厳守・即日返信・わかりやすいライティングができる」ということ。Webライターとして当たり前ですが、とても重要だと思うことを自己PRに盛り込みました。

そして、10件程度の案件に応募。なかなか返信がない中、1つだけ返信が返ってきました。その案件が「グランピング施設についてのライティング」でした。


熱意ある提案文を評価していただき、なんとか初めての案件受注に成功したのです。

初めての案件は文字単価1円

初めての案件は文字単価1円

応募メッセージの審査に合格し、テストライティングに挑戦することになりました。初めての案件であるにもかかわらず文字単価は1円。テストの合否に関係なく報酬がいただけるということで素直に嬉しかったのを覚えています。

テストライティングに合格すれば継続で案件がいただけるため、「絶対に合格する」と意気込んでいました。内容は「450〜600文字でグランピング施設についてライティングする」といったものでした。


いくつかあるトライアル課題の中から1つを選び、そのグランピング施設の魅力についてライティングすることに…。マニュアルに沿ったライティングは初めてで「こんなに詳しくレギュレーションが決まっているのか…」と驚いたのを覚えています。

テストライティングに挑戦!

テストライティングに挑戦!

厳しいレギュレーションに苦しみながら、なんとかテストライティングの執筆を始めました。ライティングの進め方さえわかっていなかったため、リサーチ、構成、執筆を同時進行。もちろん、良い文章にはなりませんでした。

グランピング施設の魅力と詳細を執筆して、なんとか600文字の記事が完成しましたが、執筆するだけで体力はゼロに。レギュレーションを確認する余裕はありませんでした。


今考えるとありえない話ですが、初めての記事執筆はそれほど大変だと感じたのです。そのため、目の前がぼやけるような状態でレギュレーションの確認を進めました。自分の中ではレギュレーションがすべて守れたことを確認し、クライアントに記事を提出しました。

テストライティングの結果は?

私は緊張しながらテストライティングの結果を待つことになりました。そして、ついにクライアントから返信がくると、結果は修正対応「冗長表現が多く、具体性に欠ける」とフィードバックをいただきました。

初めての修正依頼はとても失敗した気分になっていました。今思い返せば修正は記事の質を上げるために重要なことなのですが…。少し落ち込んだものの、今度こそは「レギュレーションを守って、良い文章にする」と気持ちを切り替えました。

修正対応を終え、再度クライアントに記事を提出。その結果は「マニュアルに沿った内容ではなかったため、今回は採用を見送らせていただきます」とのことでした。


ライターとしての初仕事は「不合格」となったのです。「ライターの世界も甘くないな」と感じた初仕事でした。ですが、初報酬の600円をいただき「次の案件をがんばってみよう」と思えました。

Webライターに挑戦しようと思っている人に伝えたいこと

Webライターに挑戦しようと思っている人に伝えたいこと

今回は私のライターとしての初仕事についてご紹介しました。この経験からWebライターに挑戦しようと思っている人に伝えたいことがあります。

  • 提案文に熱意をこめる
  • 1つでも多くの案件に応募する
  • レギュレーションはすべて守る
  • 修正対応は悪いことではない
  • 不合格でもまた挑戦すれば大丈夫

Webライターとしての初仕事は想像以上に大変でした。でも、ライティングに興味があって熱意があればぜひ挑戦してもらいたいと思います。案件に受からなくても、不合格が続いても良い経験です。

でも、初心者の時には良い経験だと思う余裕なんかありません。そんな時は全力で落ち込んで、全力で次につなげましょう。全力で落ち込んでも「また記事を書きたい」と思えたらWebライターとして必要なスキルの1つをすでに持っています

私は初仕事での不合格から立ち直り、クラウドワークスで今まで106件の案件を受注し、納品することができました。その後、直接営業に挑戦して、現在まで38件の記事を執筆してきました。

私もWebライターとして活動を始めてまだ7か月です。たくさん挫折もしていますが「とにかく記事を書くことが大好きで生活の一部」となっています。ぜひ、みなさんも失敗することを恐れずWebライターに挑戦してみてください。

「みなさんとお仕事できるのを楽しみに待っています!」

この記事を書いたライター

執筆者

松本新大

平成11年生まれのライター。のんびり過ごす物書き。学生時代から文章を書くことが好きで、執筆に没頭し、読む人を楽しませたいという熱意をもってライティングしています!大学ではマーケティングを中心に経済を学びました。マーケティングと社...

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