ライターの初仕事はファッション関係

ライターの初仕事はファッション関係

Webライターとして初めて受けた仕事は、ファッション関係の記事でした。私はもともとアパレル店員として働いていた経歴があるため、その経験を活かして記事を執筆して欲しいという依頼です。

作業範囲は執筆のみで、文字単価は0.6円でした。記事構成はクライアント側で作成いただき、本文のみ3,000文字の記載を依頼されました。そのため、報酬はクラウドワークスのシステム手数料込みで1,800円ほどです。

募集段階から単発の仕事という点はお伝えいただいていましたが、お力になれるよう精一杯執筆しました。

クラウドワークス登録から受注までのコツ

クラウドワークス登録から受注までのコツ

クラウドワークスに登録したものの、なかなか案件が受注できずに悩む人もいるのではないでしょうか。ここでは、私がクラウドワークスで案件を受注するまでに行ったことを解説します。

小さな努力の積み重ねのため、ぜひ試してみてください。

  • 登録後はなるべく多くの案件に応募
  • 自分の経歴を事細かに記載する
  • 案件への意気込みは案件ごとに記載

登録後はなるべく多くの案件に応募

クラウドワークスに登録してプロフィールを設定したあとは、なるべく多くの案件に応募しましょう。クラウドワークスには多くのワーカーが登録しているため、登録したばかりで案件を絞ってしまうと、受注まで時間がかかってしまいます。

ただし、文字単価が低すぎる案件は納品が終わるまでに疲弊してしまい、Webライターを続けることが難しくなるかもしれません。文字単価は0.5円以上にしておくと、初心者でも依頼される可能性が高まります

さらに、文字単価が高い案件も率先して応募しましょう。経験が少なくても、経歴によっては依頼される可能性があるからです。

自分の経歴を事細かに記載する

応募するときの文章には、自分が今までに経験した仕事を、Webライターに関係なくても事細かに記載しましょう。クライアントはワーカーの応募文に目を通し、依頼するのに適した経歴を持っているか判断しています。

自身の経歴を省略してしまえば、クライアントはワーカーの能力が判断できません。さらに、応募する仕事にアピールできる経験があれば詳しく掘り下げて記載しましょう。クライアントに興味を持ってもらうことが、案件受注の近道です。

案件への意気込みは案件ごとに記載

一度応募文を作成すると、ほかの仕事にも流用したいと思う人も多いです。経歴やポートフォリオなど変わらない部分はそのまま使用できますが、案件ごとに意気込みは書き直しましょう。

ほかの案件にも流用できる内容で送ってしまうと、クライアントに志望度が低いと思われ、応募した理由が見えてこないので採用率も下がるでしょう。なるべく応募した案件との親和性の高さが伝わる意気込みを添えて、クライアントに興味を持ってもらいましょう。

初仕事で意識したポイント

初仕事で意識したポイント

初仕事を受注したときは、以下2つのポイントを意識しました。

  • 納期より早めの提出
  • 数回にわたる見直し


どちらも初心者でも意識できるポイントのため、ぜひおこなってください。

納期より早めの提出

初仕事での納期は、仮払い(クライアントがクラウドワークスに契約金額(ワーカーへの報酬)を預けるシステム)から1週間後でした。しかし、クライアントには納期の2日前に提出しました。なぜなら、初稿を提出してもクライアントより修正の指示が入る可能性があるからです。

納期当日に提出すると、クライアントの公開予定日に間に合わない可能性があります。提示されている日が初稿納期か、校了日かはクライアントによって異なるため、慣れるまでは早めの提出を心がけましょう

数回にわたる見直し

提出する記事が完成したあとは、提出前に何度か見直ししておくと安心です。Webライターに慣れないうちは、確認の仕方がわからず誤字や脱字を見落としてしまう可能性があります。

見直すときは、執筆した文章を声に出して読んだり、読み上げソフトを利用したりしましょう。耳で聞くことで、目で見てわからなかった誤りに気づける場合があります。また、記事の見直しには時間がかかるため、余裕を持って執筆を進めておきましょう。

初仕事終了後の感想と評価

初仕事終了後の感想と評価

初仕事を納品したあとは、自分なりの反省を持つと次の案件に向けて準備ができます。そのときは、クライアントからの評価も参考にしましょう。

ここからは、初仕事終了後の私の感想とクライアントからの評価を解説します。

私の感想

Webライターとして実際に執筆した感想は、文章を書くのはやはり楽しいという点です。決められたレギュレーションに沿って文章を書くことは難しかったですが、クライアントが気にしているポイントが理解しやすくなりました。

また、私の初仕事は修正依頼を出さないクライアントだったため、必ずしも修正があるわけではないという点も学べました。だからこそ、継続して依頼をいただくためには、自分で文章力を高めていく必要があると感じます。

初めての仕事は3,000文字を書くにも6時間かかってしまい、時給は300円ほどでした。しかし、実際に自分が納品した文章がWebサイトで公開されているのを見て、大きな達成感を得られました。

クライアントからの評価

初仕事の評価は、レビューですべての項目に星5つをいただけました。細かな評価はなかったですが、「丁寧に執筆いただきありがとうございます」と評価をいただけたのは嬉しかったです。

初仕事で得たのは自分の努力に対価がつく達成感

初仕事で得たのは自分の努力に対価がつく達成感

Webライターの初仕事で得たのは、報酬だけでなく自分の努力にお金が発生するという達成感でした。報酬は大きい金額ではないものの、その達成感はほかでは得られないと感じています。

しかし、今思い返せば初仕事で受けた案件の文章には直せるポイントも多くあります。だからこそ、依頼してくださったクライアントには感謝しかありません。もしまた同じクライアントにご依頼いただく機会があれば、今持っている知識や技術を最大限に活かし、記事制作に尽力したいと考えています。

Webライターを始めるのは、今まで文章に携わった経験がないと特に勇気の必要な行為です。しかし、執筆が完成し無事に納品できたあとに得る達成感はとても大きなものです。

始めは難しいと思っても諦めず、ぜひチャレンジしてみてください。

この記事を書いたライター

執筆者

なずな

東京在住専業Webライター兼ディレクター。読者の立場に立ったわかりやすい文章作りを心がけている。得意ジャンルは転職・就職系やライフスタイル系。未経験のジャンルでも、徹底したリサーチによってニーズに沿った記事が執筆可能。旅行が好きな...

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