Webライターってどんな仕事?
Webライターとはその名のとおり、インターネット上にある記事を書く人のことです。
ただ文章を書くだけの仕事のように思いますが、実は以下のように、たくさんの作業を経て記事を書いています。
- 記事の骨組みとなる構成を考える
- ほかの記事をリサーチして、どのような内容にするか考える
- 本文を書く
- 記事に使う画像を探す(作成する)
- インターネット上にアップできるように入稿する
これらをすべて担当するときもあったり、本文を書くだけだったりと案件によって仕事はまちまちなので、全部できないと仕事にならないのかな……と不安に思う必要はありません。
ただ、できる業務が増えていくとその分頂ける報酬もアップするので、スキルアップは追々考えていきましょう。まずは「本文を書く」ができるようになれば大丈夫です。
Webライターの思ったよりも大変なところ
Webライターは言ってしまえば文章を書くだけなので、簡単にできそうと思う方もいるかもしれません。
しかし、仕事にするからには大変なことはつきものです。特に始めてみるまで気づきにくいポイントを4つ解説するので、頭の片隅に置いておいてください。
1. 執筆以外に時間がかかる
2. クラウドソーシングは手数料が高い
3. クライアントさんと相性が合わない場合がある
4. いい案件か悪い案件か判断しにくい
1. 執筆以外に時間がかかる
Webライターは文章を書くだけの仕事に見えますが、実は多くの業務を経て記事ができあがります。
構成作成、画像選定、図解作成、入稿など、執筆以外にも時間がかかるため、時給換算にすると思ったよりも稼げなかった……。となる可能性があるので覚えておきましょう。
ただし、慣れてきたらスムーズにこなせるようになりますし、執筆以外の業務を請け負う分、単価も高くなりやすいので、デメリットばかりではありません。
2. クラウドソーシングは手数料が高い
記事を書かせてもらえるつてがない初心者のうちは、クラウドソーシングを使って案件を受注することが多いです。
クラウドソーシングはたくさんの案件が募集されているので仕事を見つけやすい反面、利用には手数料がかかります。クラウドソーシングサービスのなかには、手数料が20%ほどかかる場合もあるため、1万円の仕事でも、手元に残るのは8,000円程度となってしまいます。
効率良く仕事を探せるので、利用すること自体は問題ありません。しかし、ある程度仕事をこなせるようになったら、手数料がかからないプラットフォームや営業活動で案件を探せるとよいでしょう。
3. クライアントさんと相性が合わない場合がある
Webライターはリモートで作業することが多く、顔を合わせて仕事する機会はほとんどありません。そのため、契約したクライアントさんがどのような人かわからず、横柄な人や厳しい人など自分とは合わないと感じてしまう場合があります。
自分で案件を取捨選択できる立場にあるので、合わないと思った案件は仕事を終了させたのちに、丁寧に辞退を申し出ましょう。
4. いい案件か悪い案件か判断しにくい
特に初心者のうちは、受注した案件が相場に合っているか、作業量が多くないかなど判断がしにくいです。
中には安い金額でたくさんの記事を書かせたり、当初の約束よりも多くの作業をさせられたりと、よい案件とは言えないものも残念ながら存在します。
「こんなもんかな」と鵜呑みにせずに、ほかの案件の単価や作業量を見比べて判断しましょう。
Webライターになってよかったところ
Webライターは大変なこともありますが、やっていてよかったと思うこともたくさんあります。よかったところを4つ紹介します。
1. ライティング以外のスキルも身につく
2. 意外とパソコンがなくても大丈夫
3. 副業でも無理なくできる
4. 将来の選択肢を増やせる
1. ライティング以外のスキルも身につく
Webライターの仕事は、文章を書くだけではありません。Canvaなどの画像制作ツールを使った図解作成スキル、WordPressなどを使った入稿スキルといった執筆以外のスキルも身につきます。
できることが増えると単価がアップし、ほかの仕事につながりやすいため、いいことだらけです。
2. 意外とパソコンがなくても大丈夫
図解作成や入稿はパソコンがないとできませんが、執筆だけだったらスマホでも可能です。
Googleドキュメントを使えば出先でも記事が書けますし、ほかの参考記事を読むことだって、スマホでも問題ありません。すきま時間の活用にもなるため、ぜひパソコンがないタイミングでもできる作業をしてみましょう。
ただし、入稿作業などはパソコンが必要不可欠なので、スマホは出先でも作業できるくらいの認識でいてください。
3. 副業でも無理なくできる
Webライターは副業にもおすすめです。専業主婦(夫)の方、外で働けない方、本業以外にも働きたい方など、さまざまな人が活躍しています。
案件に応募し、どれを受注するかは自分で決められるので、自分のペースで仕事ができます。
ご自身の状況に合わせて仕事内容や納期を調整できるのは大きなメリットです。
4. 将来の選択肢を増やせる
Webライターとしてたくさんのスキルを身につけたら、今の働き方を変えられるかもしれません。
専業ライターになる、Webライターとして独立する、在宅勤務ができるなど、ご自身に合わせた働き方を実現できます。パソコンが1台あればどこでも作業できるのが、Webライターの魅力の一つです。
大変なこともあるけれど、Webライターになってよかった!
Webライターは文章を書くだけだなく、構成を作成したり画像を選定したり入稿したりと、多くの作業が伴う仕事です。
大変なこともある反面、これらのスキルを身につけることで単価がアップし、独立を目指せるまで稼げるかもしれません。パソコンがあれば誰でも参入でき、無理なく自分のペースで働けるWebライターに、あなたも挑戦してみてはいかがでしょうか?
この記事を書いたライター
あや
フルタイムワーママ副業ライターです。かわいい娘の育児と本業で忙しさもありますが、成長を実感できるのでWebライターの仕事に救われています。働き方の選択肢を増やせるよう、模索中です。