まずは、プロフィールを教えてください
フルタイムワーママ副業Webライターのあやです。神奈川県出身・在住で2歳の娘と旦那の3人暮らしです。大学卒業後から現在も、産休育休を経てフルタイムで正社員をしています。
仕事以外は漫画を読んだりテニスをしたりと、ONとOFFを切り替えながら日々楽しんでいます。
--出産後もフルタイムで働くのは大変では?
実際、平日は夜のほんの少ししか自分の時間を取れないくらい、毎日が目まぐるしく過ぎていきます。ただ、私は「お金の余裕が心の余裕」というタイプで、多少無理があっても時短よりも多くの給料を稼げる、フルタイムでの復帰を選びました。
そもそも「保育園に預けて職場復帰する」VS「仕事を辞めて育児休業給付金をもらう」のどちらの方がよいか、育休に入る前に細かく計算していたくらいお金の管理が好きなタイプで(笑)。
保育料はだいたいいくらかかるのか、自分の年収だといくら育児休業給付金がもらえるのかを算出し、月々の収支を比較検討しました。
保育料が毎月かかるとはいえ、会社員だとお給料に加えてボーナスも半月ごとにもらえるため、長い目で見たらフルタイム正社員だな!と決意しました。
幸い、旦那が保育園のお迎えや家事育児も概ねこなせるのでどうにかなっています。
仕事と家事・育児だけでも忙しそうですが、なぜWebライターになったんですか?
副業でWebライターを始める前、実は転職活動をしていたんです。職業柄、出張や泊りを伴う業務が多かったため、妊娠を機に働き方を変えるしかない職場でした。妊娠後にできる業務は主に教育で、中途社員も新入社員もここ3年ほどは全員私が育てたと言っても過言ではないかもしれません。
一通りの業務はできる、教育もできる、課内のマネジメントもできる。後輩はいろんな仕事にチャレンジできるのに、母親になった自分だけ停滞していて、やり尽くした感を持っていました。
また、絶対に在宅ワークができない職業で、不自由な働き方を変えたいと思ったのもあり、転職活動スタートです。
--転職活動の結果は?
結論からお伝えすると、転職はしませんでした。いくつかの企業の選考を受けましたが、どうしても今よりも年収が下がってしまうのがネックで。ただでさえ保育料や子ども用品の分、出費が増えたので、年収ダウンは受け入れられませんでした。
今の職場ではそこそこの役職にいて、今まで信頼を貯めてきたおかげでわがままが言いやすいのもあり、結局新卒から働いている企業で今もなお働いています。
--転職活動終了!で終わらせることなく、そこから副業を始めるきっかけはあったのでしょうか?
単純に今よりも収入を上げたかったからです。妊娠をきっかけに年収は下がってしまったのに、家計の出費は増える。その状況はなかなか辛いものでした。
共働きのため、生活に困らない程度には稼げます。ただ、私がお金を稼ぎたい理由には、自分で自由に使えるお金を増やしたい、家計の足しにしたいだけではなく、娘の夢を応援したいのもあるんです。
ここに行きたい、これを勉強したい、あんなことに挑戦したい……。娘がやりたいことを、お金の面で我慢させないようにしたいです!
本業や家事・育児に追われていてもなお、副業をがんばれる理由はなんですか?
お金を稼ぎたいという気持ちが大前提にあるのはたしかです。加えて「自己実現ができる」のがもう一つの大きな理由だと気付きました。
本業の成長は頭打ちですが、Webライターは伸び代だらけです。継続契約を頂く、文字単価が上がる、スキルがアップする……。できることが増えるので、小さなことでも成長を感じられる環境がすごく楽しいんだと思います。
--とはいえ大変なこともありますよね?
とにかく時間が足りないです。朝は保育園に娘を送り届け、フルタイムで仕事。家に帰ってからはお風呂に寝かしつけ、大人のご飯の準備。自分の時間なんてあって2時間程度です。
正直、執筆だけにその時間を使うなんてことはできず、のんびりしたりネットサーフィンしたりしていると、気がついたら時間が過ぎてしまいます。
--副業Webライターとして、気をつけていることはありますか?
自由に使える時間が少ないので、作業量はどうしても増やせません。そのため、いかに効率よく作業できるか、単価をアップさせられるかを意識しています。
家ではパソコン作業ができるので、Googleドキュメントに構成を作成しておきます。そうすると、通勤中の隙間時間にスマホで執筆できるため、私の定番スタイルですね。
あとは単価アップを意識していて、稼げるジャンルを見極める、インプットの時間も大切にするなど、長い目で見てもっと稼げるように考えています。
本業、家事育児と疲れたり想定外が起こったりするので、基本的に納期が短いものは受けないリスクヘッジも大切かなと思います。
さいごに、今後のキャリアをお聞かせください
今は副業Webライターですが、この経験が自分の選択肢の幅を広げられたらなと。
用意周到な私は娘がまだ2歳にも関わらず、すでに小1の壁(学校に行っている時間が短くて、保育園時代より大変なんじゃ?説)を意識していて。その頃には会社勤めでも、在宅フリーランスでも、パートに副業でも、自分の仕事の在り方を選べるようになっていたいんです。
そのために、今は自分で稼ぐ力を蓄える時期だと思っています。稼働時間が短い分、多くは稼げませんが、助走期間だと思って割り切るのがモチベーションを保つ秘訣かなと。
今できる仕事はSEO記事がメインですが、たとえばLPやセールスライティング、ブックライティングなど、これから挑戦してみたいです!
この記事を書いたライター
あや
フルタイムワーママ副業ライターです。かわいい娘の育児と本業で忙しさもありますが、成長を実感できるのでWebライターの仕事に救われています。働き方の選択肢を増やせるよう、模索中です。