記事のテーマを考えて却下されたとき

記事のテーマを考えて却下されたとき

皆さんがクライアントからいただいているお仕事は事前に執筆テーマを提供されているのでしょうか?それとも自分で執筆テーマを考えていますか?

私の場合、基本的に自分で執筆テーマを考えてクライアントに事前に提出し、執筆OKかどうか確認してから執筆するケースがほとんどでした。概ねテーマから外れていなければOKというスタンスのクライアントも多いですが、連続で似たようなテーマが続いた場合や、テーマがペルソナといわれるメディアを読む具体的なターゲット像から外れている場合は執筆NGのケースもあります。

5年以上同じクライアントで仕事をしていると、記事のテーマも昔自分で出しているケースや他のライターさんと被ってしまうケースもあります。

昔記事を書いていた熊本県の地元メディアは私が執筆していた頃、月間40万PVでした。ライバルのメディアがいて、そのメディアは月間70万PVを叩きだしていました。ライバルの数値である月間70万PV超えを目標としていたため、メディアの独自性を非常に大事にしていました。

グルメ記事や地域のおすすめスポットを書くにしても、都会ほど豊富なネタがあるわけでもないため、他のライターさんと取材先が被るケースもしばしばありました。あれこれひねり出してテーマを考えても、この取材先で独自性を出せる訳がないからNGというケースも多々ありました。

フィードバックでの言い方がきつすぎる

フィードバックでの言い方がきつすぎる

ライターの仕事をしていて、1番どきどきする瞬間って初めてのフィードバックだったりしませんか?フィードバックの内容を見て、指摘された場所を直すために頑張ろうと思える瞬間がほとんどですが、中には強烈なダメ出しが続くものもあります。

私が地域の暮らし方や働き方を伝えるメディアでインタビュー記事を書いていたときは、今までにない量のフィードバックを受けました。

そのメディアでは、Googleドキュメントでフィードバックを受けるときに提案モードを使って、コメントを残してくださり承認の流れになります。インタビュー記事を執筆した経験が少ないため、始めはたくさんフィードバックが返って来るだろうなくらいの軽い気持ちで待っていました。

いざ、蓋を開けてみると、蛍光マーカーで該当部分のコメントのみ記載がされている状況。フィードバックの該当箇所が文章の8割程度だったため、とても見づらかったです。コメントに書かれている言葉も敬語での記載がなく、上から目線のきつい印象で心が折れかけました。

仕事の合間を縫って修正していましたが、コメントと該当箇所を照らし合わせる作業も必要だったため、大変でした。フィードバックを提出後、またフィードバックが来ましたが、該当箇所以外にもさらに修正部分が増えていました。

そのとき私は、指摘された他にもフィードバックが必要な部分があるなら最初から指摘して欲しいと何度も思いました。わざわざ指摘されたところを直して提出しても、また違う部分を指摘されるなら頑張ろうと奮起した心が折れていきます。

別のクライアントで仕事をしていたとき、始めはフィードバックがたくさん来ていましたが、慎重にレギュレーションを確認しながら執筆し、指摘された点を直していくたびにフィードバックが減り、最終的にはそのまま納品されたのでモチベーションも上がりました。

2回目の記事を納品した時にも同じ方式でフィードバックがきました。ところが、1回目の記事に比べるとさらにフィードバックが増え、なんでこんなにできないんですか?と遠回しに言われたので精神的に落ち込みました。

新しい記事の催促をされる

新しい記事の催促をされる

今までライターの仕事をしてきて、クライアントの執筆ノルマがきついと感じたときはありませんか?

地方メディアで記事を書いていた頃、月に4回程度記事を書いて欲しいという契約内容で仕事をしていました。ある日突然方針が変わって、週に3回くらいのペースで記事を書いて欲しいと催促されるようになりました。

方針が変わったため、取材先を提出して承認してもらえないと、記事が書けず、取材NGの店舗もあったため、執筆ペースが落ちていきました。本業も忙しくなり、取材に行けなくなったためこのメディアでの執筆をやめました。

この経験から、本業との両立がしやすいように執筆ノルマがないクライアントと契約するようになりました。

まとめ

今回は私がライターの仕事をしていて、イラっとしたケースについてお話ししました。ライターの仕事は1人で黙々とやるから悩みがあっても誰にも話しにくいですよね。

悩んだ時にはSNSやオンラインサロンでライター仲間を見つけてみるのもいいですよ。自分と相性のいいクライアントをみつけて快適に仕事ができるように頑張りましょう。

この記事を書いたライター

執筆者

さき

会社員として働きながら、副業ライターをしています。美容、ライフスタイル、グルメ、地域創生の記事を中心に執筆。趣味はゲーム、食べ歩き、旅行です。旅行先のグルメや休日ランチなどの感想を記事に書いたりすることも。今後は新しいジャンル...

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