プロフィールを教えてください
2人の女の子の育児に奮闘しながら、毎日新しい発見を楽しんでいます。大学卒業後は診療放射線技師として、病院やクリニック、検診施設にて勤務。出産後は地域の子育て支援団体に所属し、母親目線でまちづくりに参画しています。
「新しいことにチャレンジし、自分を更新していく」を人生のミッションにして、女性であり母であることを楽しんでいます。
ただ、毎日の育児や家事はかなり根気が必要。1日の締めくくりには、大好きなビールを飲んでエネルギーチャージをしています。
ライターになったきっかけを教えてください
妊娠中、切迫流産と診断され、急な自宅安静を告げられました。病院での仕事に復帰できず、そのまま退職することに。ここで初めて、在宅ワークと出会います。
今まで、外に出て仕事をするという考えしかなかったので、家でもパソコン1台あれば仕事ができることに衝撃を受けました。
ちょうど、結婚式を終えたばかりだったため、自身の体験談を執筆するライティングのお仕事に挑戦。執筆した記事の閲覧数を見ると、1日で1000view以上を集め、自分が執筆した文章が誰かの役に立っているのかもと考えるようになりました。
元々、幼少期から本を読むことが趣味であったり、作文で受賞経験があったり、と実はライターのお仕事で力を発揮できるのではないか、と少しずつライターとして活動を始めました。
ライターになって順調に仕事ができましたか?
初めは、とにかくクラウドソーシングサイトから案件を受けて、仕事をしながらスキルを伸ばそうと思っていました。そのため、低単価であろうと納期が厳しかろうと、案件を受けることに必死!
気づけば時間に追われて、慣れないライターの仕事に時間をとられてしまい、家族との時間を疎かにしてしまったのです。「なんのために、誰のために、この仕事をしているんだろう…」と一時、ライター業に悩んだ時期もありました。
ライターを始めた時期が妊娠・出産と重なったため、2年ほど伸び悩み、とても順調と言えるものではありませんでした。
それでもライターとして活動したいと思った転機を教えてください
まずは、ライターとして仕事を始めた目的を見直しました。「何を伝えたいのか・どうすれば伝わるのか」。ただ案件をこなすのではなく、自分が伝えたい経験や価値観を表現できるような案件に絞ることにしたのです。
特に、前職が医療職だったこともあり、医療系記事ではクライアントからも高評価をいただき、継続案件につなげられました。ライティングの方向性を見直すことで、楽しく執筆でき、実力発揮もできたと感じています。
自信を得られたことで、異なるジャンルにも挑戦でき、今では自分のスキルが向上していると感じられるほどです。
また、ミッション・ビジョン・バリューを明確にしたことも転機の1つです。軽い気持ちでライターを始めてしまっていませんか?ライターも立派な1つの業種で、人の心を動かすことのできる素敵な人材です。
ライターの仕事をするうえで、「私だから書ける」「私にしか書けない」を改めて見つめ直し、自分自身の行動指針を決めておくこともおすすめです。
ライターと家庭との両立はできますか?
どんな仕事も家庭との両立は簡単ではありません。
ただ、ライターは家でできる仕事が多く、時間や場所にとらわれない点がメリットと言えます。私と同じように育児中のママ・パパライターさんも工夫しながら仕事をしているのではないでしょうか。
子どもたちが寝静まった後、深夜まで作業をする日が多いです。自分の時間が多少削られてしまうこともありますが、日々優先順位をつけながら仕事に取り組める素晴らしさを感じています。
やはり、両立するためにはスケジュール管理が大事。在宅でライターをしていると、どうしてもメリハリがつかず、家事や育児をしていても仕事と切り離せない点が両立するうえで難しいポイントですよね。
心の余裕を保つために、仕事と家庭のメリハリをつけて優先順位をつけると、自然と限られた時間でライターとして成長できるようになりました。
家庭や子どもに合わせて両立するのではなく、自分自身を大切にすることを忘れず、少しずつ両立していきましょう!
私もまだまだ両立できていると自信を持って言えないので、試行錯誤していこうと思います。
ライターをやって良かったことは?
私にとってライターをやって良かったことは2つあります。ひとつは「柔軟な働き方ができる」こと。もうひとつは「知識が深まる」ことです。1つずつご紹介しますね。
柔軟な働き方ができる
ライター最大の魅力と言えるのは、柔軟な働き方ができる点です。時間や場所を問わず、自分のペースで仕事ができるので、自宅はもちろんカフェや旅行先での作業ももちろん可能。私の場合、実家が遠方のため帰省時でも休むことなく、通常通り作業できる環境は大変ありがたかったです。
特に、育児をしている私にとって、子どもの成長を見守りながらキャリアを築ける素晴らしさに気づき、働き方の概念が変わりました。
「働く=外に出る=子どもを預ける」。当たり前のようですが、少しでも長く近くで子どもの成長を見守っていたいと思っていた私にとっては最高の職業だと感じています。
知識が深まる
ライターとして仕事に取り組む中で、依頼されたお仕事は期待以上の成果をあげることを心がけています。クライアントや読者が満足する記事を執筆するためには、依頼された内容のリサーチが欠かせません。専門性のあるテーマでは、信頼度が高い情報を寄せ集めることも重要です。
有益な記事を執筆するため徹底してリサーチをし執筆を進めると、それまで関わりのなかった分野でも知識が深まるものです。得られた知識が無駄になることはありません!
自分の身になると思うと少し苦手な分野の案件でも、積極的に取りかかりたくなりませんか?クライアントや読者へ知識を届けるだけでなく、常に新しい知識やトレンドを取り入れて進化していきましょう。
今後の目標を教えてください
「私にお願いしたい!」と依頼してくださる方を増やしたいと思っています。私にしか書けない記事、私だから書ける記事。難しいことかもしれませんが、着実にスキルアップをしていきたいです。
そのためには、ブランディングや発信力も必要だと感じています。学ぶ時間を惜しまず、ライター力をあげていきます。
最終的には、ライティング力を伝えて多様な働き方を広められるライターとして独立し、子どもの夢を応援できるような母親になりたいと思っています。仕事も家庭も充実して、胸を張って「職業はライター」と言えるようチャレンジしていきたいです!
この記事を書いたライター
asaco
目指すは子育て中でも輝くライター。診療放射線技師として総合病院や健診施設で約6年勤務。「誰かの役に立ちたい」という想いで医療系記事の執筆をきっかけに、さまざまなジャンルの記事を執筆しました。読者にとってわかりやすく、多くの方の目...