パートをしていた頃の私
私は6年前、倉庫内でライン作業員として働いていました。一日中立ちっぱなしのライン作業は、思った以上にハードな仕事でした。
4年ほど働いたのですが、ハードなうえ、子ども2人の育児と家事。ストレスや疲れから、ひどいめまいで一週間寝たきりになってしまったんです。その後もめまいは続き、家にいても心身共に休まらず、イライラすることが多くありました。
当時は「皆んな当たり前に仕事と育児を両立しているのに、なんで私だけできないんだろう」と自問自答を繰り返す日々で苦しかったのを覚えています。このままでは心身共にダメになると判断した私は、体の負担が軽い仕事に変えました。
しかし、残業を頼まれることが頻繁にあり、任せてもらえる嬉しさからがんばり続けた結果、めまいが再発してしまい動けなくなってしまったんです。
最終的には、夜中に突然目が覚めるようになり、精神的に追い詰められていきました。
世の中には、パートで働きたくても働けない人もいる
私は、健康なうちにパートで稼いでおこうと思っていたのですが、結局心身のバランスがとれなくなってしまいました。さらには、過度なストレスと疲れからパニック障害と診断されてしまい極限の状況に。
周囲から「また、仕事変えたの?」と言われた経験もあります。しかし、一人ひとり体調も考え方も違うので「自分は自分!」と割り切り、他人と比較しない自分であり続けることの重要性も感じました。
今までの経験から私は、自分の体調に合ったペースで働いていこうと決意しました。
なぜ、パートからWebライターへの道を選んだのか
私が一番最後にしていた仕事は、週4回勤務で一日5時間の仕事だったのですが、1年半が経過した後もやはり定期的なめまいに苦しんでいました。
さらに、追い討ちをかけるかのようにホルモン変化による体の不調も出始めてしまう事態に。その頃から次第に自宅で仕事ができたら良いなという気持ちが芽生え始めました。
そこから、自分にもできそうな副業はないかと毎日検索し続け、私にピッタリ当てはまったのがWebライターだったんです。
自分のペースで働けて費用面での負担が少なく、学歴も関係ない仕事。これなら私にもできるかもしれないと思い、その道を選びました。
実際に感じたWebライターのメリット・デメリット
私が、実際にWebライターの仕事を通して感じたメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット
・体や心の負担が少ない
・子どもとの時間が取れる
・自分のペースで仕事ができる
・達成感を感じられる
・人疲れしない
デメリット
・簡単には稼げない
・締切に追われる
・自分で仕事を探し続ける必要がある
Webライターにもデメリットはありますが、自分で仕事をするにあたって当たり前のことだと思っています。
一方で、Webライターは私にとってメリットが多く、自分のペースで仕事を進められる点が心にゆとりをもたらしてくれます。心身ともに健全でいられる仕事に出会えて、余計なストレスがなくなりました。
Webライターになってからの心の変化
Webライターになって、自分のペースで仕事ができることから、気持ちにゆとりが持てて自分らしく生きることができている実感があります。
確かに納期に追われて大変なこともありますが、パートをしている頃と比較すると、圧倒的に心身の負担が少ないです。気持ちにゆとりを持てたことでイライラする回数が減り、Webライターになって良かったなと感じています。
Webライターをやっていくうえでの不安とは?
やはり、いつ案件が打ち切りになるかわからないという不安は、常に抱えていますね。現在は、業務委託で数件掛け持ちしていますが、仕事先を数個に分けることで仕事が一気になくなるリスクを回避しています。万が一、すべての仕事を失った時は、新たにチャレンジして前向きに進んでいくしかないですね。
また、クライアントさんとの信頼関係を深めて、次の仕事に活かせるような土台づくりも大切だと考えています。
これからWebライターを目指す人へ伝えたいこと
誰でも今いる環境を変えることは、すごく勇気がいることだと思います。ですが、Webライターになって現状を変えたい!と思った時こそがチャンスです。
私は、今までにできない理由を並べて実現できなかったことがたくさんありました。しかし、人間、現状を絶対に変えなくてはならなくなった時、行動せざるを得ない状況になるのだと思います。
この記事を読んでくれているあなたも、きっとWebライターになれるはずです。ぜひ、一緒にWebライターとして成長していきましょう!
この記事を書いたライター
山﨑あい
パートのかたわら、副業で記事を書く主婦ライター。働きすぎて体を壊し、ライターの道へ。現在は「取材・インタビューライター」にも挑戦中で、近い将来フリーランスになるのが目標。自分も読者もハッピーになれる記事を目指してがんばります!