情報収集力:アンテナを張り常に新しい情報をキャッチする

情報収集力:アンテナを張り常に新しい情報をキャッチする

情報収集力は、ライターにとって必須のスキルです。世の中の動きを常に把握し、新鮮な情報を記事に盛り込むことが求められます。

私の場合、学校教育に特化した記事を書いているので、教育に関する制度のアップデートは欠かせません。また、子どもたちを取り巻く環境についての情報も、キャッチできるようにアンテナを立てています。

具体的には、以下の方法で情報収集します。

  • 主要なニュースサイトや新聞をチェックする
  • 教育分野の専門家が発信するSNSをフォローする
  • 書籍や雑誌を読む
  • セミナーや講演会に参加する


専門家たちが発信するメルマガやブログは、毎日読むようにしています。文部科学省のホームページにある教育カテゴリーの内容も定期的にチェックします。得意分野や専門分野の新しい情報をキャッチし、知識をアップデートしていくのは大切なこと。

新しい情報を元に興味深い内容の記事を書かなければ、読者は最後まで読んでくれません。ライターにとって、情報収集力は大切な要素の一つといえるでしょう。

コミュニケーション能力:相手から信頼を得て必要な情報を引き出す

コミュニケーション能力:相手から信頼を得て必要な情報を引き出す

例えば取材のとき、相手から必要な情報を引き出すためには優れたコミュニケーション能力が必要です。取材相手と信頼関係を築き、リラックスした雰囲気で話を聞くことができれば、より深い情報を得られるかもしれません。

また、クライアントと良好なコミュニケーションが取れると仕事はスムーズに進みます。臆することなく質問すれば、新たな情報が得られて執筆もはかどるでしょう。質のいい記事を納品して、クライアントから信頼を得られたら継続案件をゲットできるかも!

そのためには、以下の点に注意することが大切です。

  • 相手に対して丁寧な言葉遣いと態度で接する
  • 相手の話をよく聞き、共感を示す
  • オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンを使いこなす
  • メモをしっかり取る


コミュニケーション能力が高ければ、ディレクションを任されるなど仕事の幅も広がる可能性が出てきます。

正確性:事実誤認のない、信頼できる記事を書く

正確性:事実誤認のない、信頼できる記事を書く

ライターは、事実誤認のない、正確な記事を書くことが求められます。校正・校閲の担当者が作業する前に、ライター自身も誤字脱字をチェックし、情報源の信頼性を確かめる「元ネタ」の追及は大切だと思います。

もちろん、ほとんどのライターはしっかりとリサーチした上で執筆しているでしょう。しかし、インターネット上には間違いやデマが溢れているのも確か。

確実な情報をもとにわかりやすい文章を書いてこそ、読者が読み進めたくなる記事になり、クライアントに信頼されるライターになると私は考えます。

ある程度の完璧主義:締切を守り質の高い記事を書く

ある程度の完璧主義:締切を守り質の高い記事を書く

ライターの仕事には締切があります。私は「〜すべき」「〜せねば」にとらわれ過ぎる完璧主義者なので、約束の時間に遅れたり途中で投げ出したりすることは基本ありません。さすがにコロナに罹患したときは、書くどころか起き上がることもできなかったので納期を延期してもらいましたが…

子育てにおいての完璧主義は本当に厄介で、随分と手放してきました。けれども、仕事における完璧主義は持っていてもいい要素だと思っています。そして、完璧主義からくるストレスに打ち勝つのも大切

初めてのクライアントワークや新しい案件を執筆するとき、多かれ少なかれ誰だってプレッシャーは感じるものです。複数の案件を抱えて納期が迫ってくると、ストレスも押し寄せてきます。

ライターに限らず、どんな仕事でも報酬をいただいている以上、ある程度の完璧主義とストレス耐性は必要な要素かもしれません。

そうはいっても、人間ですから完璧にできないことだってあるしプレッシャーやストレスに負けてしまうことも。そんな状況を切り抜けるには、やっぱりコミュニケーション力と信頼関係かもしれません。ここが成り立っていれば助け合っていけるのではないかなって思います。

まとめ

まとめ

今回は、私が思う「ライターにとって大切な要素」をお伝えしました。どれが1番大事かというよりも、どれも大事な要素です。トレンドメディアで執筆するライターは、常に新しい情報をアップデートするのが最も重要だし、取材ライターはコミュニケーション力がないといいネタを引き出せません。

しかし、ライターになる前から必ずしも持っていなければならないものではないと思います。「情報収集力」「コミュニケーション能力」「正確性」「ある程度の完璧主義」はライターとして仕事をしているうちに身につく要素かもしれないし、続けることで磨かれていくのではないでしょうか。

この記事を書いたライター

執筆者

わたなべ

Webライター&ディレクター。オンライン学習塾のコラムや起業家さまのブログ執筆を中心に活動中。子育てに思い悩む日々を過ごしながらも「自分の人生は自分のもの」と気づきライターの道へ。コーヒーとチョコレートと自分の時間をこよなく愛する...

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