息抜きの必要性
ストレスを解消して心身の調子を整え、パフォーマンスを最大限に発揮するのが、息抜きの効果です。
全力で仕事をするのが大切なのは当たり前ですが、いつも全力で走り続けていると、疲労が蓄積し、パフォーマンスの低下やミスの増加をまねいてしまいます。
適度な息抜きは「サボり」ではなく、必要な時間です。仕事ができる人ほどうまく息抜きができており、高パフォーマンスな作業ができているように感じます。
私の息抜き方法5選
私の息抜き方法を5つ紹介します。
①おいしいものをたくさん食べる
②お酒をたしなむ
③音楽を聴く
④自然にふれる
⑤人とかかわる
①おいしいものをたくさん食べる
私は昔から食べることが好きです。食への探求心が強いためか、自炊も好きで、自分でも料理をします。特に、旬の食材を意識して食べるようにしています。季節を意識した食材を料理することは、息抜きになるだけでなく、健康にも良いため、一石二鳥ですね。
これからの季節は温かい鍋やシチューが食べたくなります。こたつでみかんを食べるのもよいでしょう。「今日は何を食べようか」と考える時間は、私にとって1番楽しい時間かもしれません。
自炊も好きですが、地元の人に愛される個人店で外食をするのも好きです。お店の人の思いを感じ、お腹だけでなく心も満たされるんですよね。
私は街紹介などの記事も書かせていただいているため、気に入ったお店があるとつい紹介したくなります。
②お酒をたしなむ
私は日本酒、特に地酒とも言われるその土地ならではの日本酒をよく飲みます。
日本酒とは、お米や米麹(こめこうじ)、水を原料として発酵させ、こして造る「清酒」のうち、原料に日本産の米を使い、日本国内で醸造したものです。
日本酒の味わいはとても豊富で、地域や杜氏(とうじ)によっても大きく異なります。杜氏とは、日本酒の蔵元で酒造りを行う職人です。
また、寒い地域は辛口、暖かい地域は甘口の日本酒が多い傾向があります。私は、すっきりとした飲み口で、キリッとした味わいの淡麗辛口が特に好きです。寒い地域の出身だからかもしれません。淡麗辛口の日本酒は、お刺身やお寿司など新鮮な魚介によく合いますよ。
また、旅行に行った際などは、お店のマスターなどにおすすめを聞きながら、地元の名産のおつまみをいただきながら、その地域の日本酒をたしなむのが楽しみです。
日本酒を知ることはその土地を知ることにもつながります。その土地の文化を知り、造り手の思いを直接感じられる酒蔵見学も息抜きであり、趣味の1つです。
これもまた、気に入った酒蔵や日本酒は記事で紹介したくなります。
結局執筆を意識してしまっている気がしますが、自分の「好き」を紹介できるのはライターの最大の魅力でしょう。「飲むのも仕事のうち」ですね。もちろん、飲みすぎには十分注意をしています。
※参照:「清酒」と「日本酒」について
③音楽を聴く
執筆中もよく音楽を聴いていますが、やはりライブ会場で生音を浴びるのは格別です。私はジャズが好きで、ジャズバーへよく行きます。
ジャズは、19世紀末から20世紀初頭にアメリカ南部で誕生しました。黒人の民俗音楽と白人のヨーロッパ音楽が融合して生まれた音楽です。
ジャズの曲の展開は、基本的に以下のように決まっています。
- イントロ(曲の始まり)
- テーマ(曲の主題)
- ソロ(1人ひとりの即興演奏)
- テーマ
- アウトロ(曲の終わり)
この「ソロ」がジャズの最大の特徴です。テーマと同じコードを使用して、即興演奏を行います。
クラシックが「作曲者の意思(楽譜)をていねいに再現する」音楽であるのに対し「その場の音の会話を楽しむ」のがジャズの醍醐味!ときにはアクシデントすら楽しむ自由な音楽がジャズなのです。
言葉のいらない音のコミュニケーションを全身で感じながら、やはりここでもおいしい食べ物やお酒が必須です。
東京などの都市部はもちろん、地方にもすてきなジャズバー・ジャズ喫茶がたくさんあります。通常時にはバーや喫茶店として飲食を楽しめるため、マスターとお話をしながらジャズにふれてみるのがおすすめです。
④自然にふれる
「在宅でも仕事ができる」点は、ライターのメリットの1つです。
しかし、ずっと自宅にこもってパソコンで執筆をしているだけだと作業に行きづまったり、運動不足になったりしてしまいますよね。
そんなときは思いきって外に出てみましょう。
森林や海辺など、自然の中に身を置くとたくさんのメリットが得られます。
- 副交感神経活動が都市部の1.5倍に増加
- ストレスが減少する
- 気分を高め、ポジティブになる
森林や海辺などのスポットが近くにない場合には、自宅で庭のお手入れをしたり、近所の公園に行ったりするだけでも効果が期待できます。
私は最近「チェアリング」にハマっています。チェアリングとは、アウトドア用の折りたたみいすを持って散歩しながら、お気に入りの場所を見つけて座ってくつろぐアウトドアアクティビティです。
いすを持っていない場合は、公園のベンチに座ってもよいでしょう。難しく考えずに、とにかく自分の好きなように過ごすのがチェアリングの目的です。
ときには、風景をながめるだけで何もしないで過ごしてみてください。きっと、今まで見えなかった世界が見え、執筆にも力が入るでしょう。
ちなみに、私は海が見えるところでチェアリングをして過ごしています。海を見ていると日常の疲れが癒され、大きなエネルギーをもらえます。
⑤人とかかわる
「1人でも仕事ができる」点は、ライターの働き方の大きな特徴です。一方で、孤独を感じやすいのもライターの特徴といえるでしょう。
実際に、ライター界にはコミュニティがたくさんあり、お互いに情報交換しながら仕事をしている人も多くいます。
私も「ライターン」というコミュニティに所属しており、交流会にも参加をしています。10月には記念すべき第1回オフ会も開催されました。
オンラインでは何度か顔を合わせていた仲間たちでしたが、実際に対面した方がより強い絆を感じられますね。
ライターとしての情報共有や悩み相談だけでなく、趣味の話などで盛り上がり、充実した時間が過ごせました。しっかり気持ちを切り替えて「明日からまたがんばろう!」と思えるのは、「ライターン」のおかげです。
リフレッシュすれば作業がはかどる
今回は私の息抜き方法を5つ紹介しました。
どんなにライターの仕事が好きでも、いつも全力で走り続けていると、疲労が蓄積し、パフォーマンスの低下やミスの増加の原因になります。
息抜きは「サボり」ではありません。うまく息抜きをし、パフォーマンスを最大限に発揮するのはどんな仕事でも大切です。
ライターは「自分の好きを発信できる」仕事です。思いきって執筆から離れて好きなことをしてみると、思わぬところで執筆のヒントを得られますよ。
私は、おいしいものを食べたり、趣味に没頭したりしていても、結局いつも執筆につなげようとしてしまいます。それだけライターの仕事が好きなのでしょう。
そして「明日からまたがんばろう!」と気持ちを切り替えられれば、あなたの息抜きは成功です!
大好きなライター活動を長く楽しく行うために、心の健康も意識をし、積極的に息抜きをしてくださいね。
この記事を書いたライター
わんぱぐ
地方創生や観光情報などを主に執筆するライターです。趣味は食べ歩きや飲み歩き、ドライブなど。地元で頑張る人たちを応援したいと思い、Instagramなどで発信していましたが、文章を書くのが好きだったため、ライターをはじめました。私の記事が...