なんとなく始めた仕事が自分を知る旅に

なんとなく始めた仕事が自分を知る旅に

冒頭の通り、チャレンジするハードルが低いというだけで始めたWebライターは、ほぼ独学だったため、何から始めて、どう稼いでいくか手探り状態でした。

そこから長年勤めていたマリンスポーツ専門店での経験や知識を活かしたSEO記事をメインに、大好きな九州のことも執筆したく、地域を紹介するメディアのライター活動も行っております。取材ライティングで人の温かさや人生に触れ、Webライターの魅力と深さを知る日々です。

好きなことや興味があるジャンルを執筆していくうちに、自分の今までやこれからを振り返るようになりました。この変化は、会社から与えられる仕事ではなく、自分で仕事をとるスタイルだから生まれたのかもしれません。

Webライターは「調べる」ということがメインです。執筆するテーマをとことん調べ尽くしていくうちに、今までになかった興味や関心が増え、新しい自分を発見するきっかけにもなっています。

もちろん新しい自分はプラスの面だけではなく、マイナスな面の発見もあります。「なかなか執筆が進まない」「提出しても修正点がたくさん」など、自分はWebライターに向いていないのではないか、私に向いているものってなんだろう?と、自分をより深ぼるように。

自身を見つめ直すと、私はどうありたいのか?何を目標としているのか?ということを考えるようになり、理想や将来をよりリアルに感じるようになりました。

たくさんのご縁をつなぐライターになりたい

たくさんのご縁をつなぐライターになりたい

「たくさんのご縁をつなぐライター」になりたい。抽象的な目標ですが、率直な気持ちと理想です。

Webライターは一般的に在宅、パソコンで黙々作業、といったイメージが強く、私も初めはそうでした。しかし、Webライターの活動を続けるうちにたくさんの人と巡り合い、お金では買えない出会い、ご縁が生まれ始めています。

理想や目標がなく始めたWebライター。○○○万円稼げるライターとか、月○○本執筆するライターとか、確かに大事だし、かっこいいなぁと思ってはいるものの、何かピンとこない。でも目標を作らなきゃと、無理やり目標を持ち、必死に執筆したこともあります。

そのような状態で、私がご縁をつなぐライターになりたいと実感したのは、地元の個人店の紹介記事を執筆したことがきっかけです。

幼い頃から訪れていた商店で、先代から続くお店を経営する苦楽や将来の目標を知り、今まで見ていたお店やスタッフの方々がより一層明るく見えるようになりました。

そして、私の記事を読んでお店へ行ってみた方を知ったり、オーナーのお姉さんからとても優しい記事で心が温かくなったと感想をいただいたりと、あの時の心が満たされる感覚は今でも鮮明に覚えています

取材記事だけでなく、メインであるマリンスポーツのSEO記事でも、貴重な出会いがありました。クライアントがたまたま私の元上司と長年の付き合いがあり、そのご縁でみんなでご飯を食べに行ったり、一緒に視察にいく予定を立てたりと、パソコン上にはない付き合いが広がっています

ご縁は心が潤うとともに、もっと良質な記事を書くためのバイタリティーにもつながります。 そして、もらってばかりではなく、「ご縁をつなげられるライターになりたい」と感じるようになりました。これは、目標を持たなきゃという義務感からではなく、ふっと心から湧き出てきた想いです。

私の足りないものと伸ばしたいもの

私の足りないものと伸ばしたいもの

ご縁をつなげられるWebライターとは、どんなものなのか?私は人と人をつなぐだけではないと考えます。

例えば、私はマリンスポーツを通して離島を紹介する記事を多数執筆してきました。場所を紹介する記事であっても、記事を読んだ人が土地の魅力を知ったり、実際に行ってみるきっかけになったりするのも、ご縁をつなぐことのひとつだと思います。

そして、実際に島に行った人がマリンスポーツショップや宿の方、船で一緒になった方とふれあうなど、私の記事によってさらなるご縁をつなげられたら嬉しいです。

そのためにはまず、読者に行ってみたいと感じていただけるよう、これまでの経験を言語化するのが鉄則です。しかし、文章の勉強がまだまだ足りていません。

特に、私はアウトプットが極端に足りていない状態です。本を読んだり、動画をみたり、実績のあるライターのメルマガを購読したり、とインプットの日々ですが、アウトプットは仕事でいただく執筆がほとんど。もっと個人的にnoteやブログなどでも文章を書いていかないと、私の求めるライター像には程遠いことを実感しています。

また、新しい学びへのチャレンジ心は豊富なので、今まで培ってきた経験や知識だけを頼りにするのではなく、教育や環境問題などにも執筆のジャンルを広げていきたいです。常に学び、発信していくことが、ご縁をつなげられるWebライターの根幹ではないかと考えています。

まとめ

Webライターの理想像がふっと自分に降りてきた時に、なぜそうなりたいのか、将来のことも考えるようになりました。理想や目標があると、つまずいたり、苦しかったりする時でも、心の支えになります。

なんとなくでも良いので、どんなWebライターになりたいか、どんな将来であっていたいか、この記事をきっかけに考えていただけると幸いです。

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マリンスポーツをメインとしたWebライター。海とお酒と旅行が大好物です。長年培ってきた接客マインドを武器に、文章の先にある「ありがとう」を求めて日々楽しみながら執筆してます。

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