ブレてはいけない「自分軸」
以前、Mojiギルドで執筆した上記記事。
独立するということは、社会人として組織に属すること・上司に従うことなどから離れることを意味します。
生きるも死ぬも全部自分次第。しかしそれは、自分自身の「軸」を自分で決めなければいけません。
独立前に勤めていた企業では、「障害者雇用」での採用でした。私の持病は「過集中・無理に気づかず限界を超えて仕事をしてしまう」こと。そのため、無理のないように与えられた・指示された仕事のみをおこなっていました。いわゆる「指示待ち人間」にならざるを得ませんでした。
数か月ごとに振り返りの時間を取り、自分が行く道をブレさせないように気をつけることも社会人の頃はやっていませんでした。
そうした経験から、独立してからは「自分が商品」になるため、自ら学ぶ姿勢を強化しました。
自分軸の形成は難しく感じると思います。しかし、人生の主役は間違いなく自分自身です。どんな人生を歩みたいか、そこにあるであろう試練にどう立ち向かうか。ゆっくり考えながら決めることをおすすめします。
学びたいことを貪欲に学ぶようになった
自分が商品ということは、常日頃から自分をアップデートしなければなりません。とはいえ、すべての事象を学ぶ時間を取ることは不可能です。
紆余曲折ありましたが、私は以下のことを集中して学びました。
- SEOライティング、SEO検定
- ITパスポート
- フリーランス全般
- バックオフィス全般(経理・法務・総務・労務など)
- GAS(Google Apps Script)
- 簿記の復習
- テキストコミュニケーション
唯一後悔していることは、社会人の間に「教育訓練」を受ければよかったなということです。雇用保険を同じ会社で1年以上支払っている場合、「教育訓練給付制度」を受けられます。
この給付制度は、厚生労働省が社会人のキャリア形成のために、大学や専門学校の学費や国家資格を受験するために講座を受講する場合に給付金がもらえる制度のこと。私が今後受験したいと思っている「キャリアコンサルタント」や「カウンセリング」に関する資格も対象となっています。
今後また正社員として雇用契約を締結するかもしれませんが、その際には積極的に利用したいです。
初対面の人と話すことに慣れた
独立して7〜8か月ほどまでは、専業ではなくアルバイト・パートとの兼業フリーランスで生き残ろうとしていました。そのため、副業で業務委託を請け負っていたとき以上に面接や面談を受けました。
会社員をしていた頃は、所属部署にまつわる方のみと話していたり、障害者雇用で話せる人も限られていたりしたため、初対面の人と話す機会はなかなかありませんでした。
しかし、面接・面談だけでなく6月ごろにはビジネスマッチングアプリを使用し、毎日2〜3名の方と面談を実施。おかげで初対面の人と話すことに抵抗がなくなりました。
ただ、まだオフ会や交流会で積極的に話せる話題やネタを持ち合わせていないため、今後のために話す材料は作っておいて損はないかなと感じています。
事業2年目の目標と課題
来年1月1日に2年目に突入する弊事業。それに先立って、自分自身にインタビューをしてみました。皆さんも参考にしてもらえると嬉しいです。
どのような働き方をしたいですか?
基本的には変わらず「専業フリーランス」でいたいが、意識したい点は以下のとおり。
- 月収15万を維持させたい
- 1万円をジムトレーニングに費やしたい
- 「自分軸」を忘れずに自分を信じて突き進みたい
- 仕事の種まきは引き続き行うが、所属コミュニティの厳選をしたい
フリーランス業を維持するためにどんな仕事をしたいですか?
- Webライター:変わらず「文字単価1円以上」「自分の書きたいジャンル」「自分が書きたいメディア・クライアント」でほそぼそと生き延びたい
- バックオフィス:あともう1社との2軸で仕事をしたい。おもに法務面・経理面のナレッジ蓄積やアウトプットを進めていきたい
- ブランディング:noteやXで引き続き投稿をして認知度を高めていく
- コミュニティ:居心地の良さそうなバックオフィス系コミュニティについて探してみたい
- その他:本を書きたい
バックオフィス活動をするために必要なスキル・資格はありますか?
優先度の高い順での目標は以下。
- 日商簿記2級
- ビジネス実務法務検定2級
- マイナンバー実務検定
- ITパスポート
- SEO検定1級
働くうえでの優先事項はなんですか?
仕事と休養のメリハリをつけること。
このように、自分自身とじっくり対話したうえでキャリアや進路を決めていくと良いでしょう。
上記は実際に私が個人事業用ノートに書いた設問と回答です。目標や状況はそのときに応じて変わることもあるため、書き留めておきましょう。
2年目も無理なく、そして自分らしく
1年目はとにかく認知度アップに努め自分は仕事ができることをアピールした、がむしゃらに突き進んだ年でした。
とはいえ、2年目も基本的には変わらないと思います。しかし独立で大きく変わったことは「マインド」でしょう。もっとクライアントやその先にいるエンドクライアント、さまざまな人の役に立ちたい。根本にある想いは今後決して変わることはありません。
無理のないように、そして自分らしくのびのびと2年目の個人事業を楽しみたいと思います。
この記事を書いたライター
ききょう提督
「読者ファースト最優先」がモットー。2024年1月1日にフリーランスへ転向しました。何にでも興味を持ち、楽しいことを素直に「楽しい」と発信できるライターになりたいです。座右の銘は「努力は必ず報われる」。
ちなみにゲーム好き。一番好き...