「他人軸」であることの生きづらさ

「他人軸」であることの生きづらさ

私は幼い頃から、他人軸どころか「両親軸」に従って生きてきました

常日頃から「親のいうことは絶対!従っていれば、聞いていれば間違った生き方はしない」と考え、今思えばこれってどうなのかな?という事柄もすべて親のいいなりだったのです。反抗すれば叱られることもあったため、何をされるかわからない恐怖心もあったのでしょう。

しかし大人になった現在、誰かの操り人形として生きることの辛さを実感しています。

「他人軸」とは、周りの人がどうしたいか、周りの人の意思決定に自分が合わせる生き方のことです。たとえば以下のようなことを指します。

  • 親の言動・行動に従う
  • 好きでもないグッズを友人と一緒に買う
  • 転職をする際に口コミを参照しすぎて“周りが良いと言っているから”と再就職先を決めてしまう


自分の意志を持たずに相手に合わせすぎた基準・価値観で生きることは、自分という人間を殺すことと同じだと思っています。

「自分軸」形成のメリット

「自分軸」形成のメリット

他人軸とは反対に、「自分軸」とは自分がどう生きたいか・何を大切にしたいかなどの価値観や目標を大事にする生き方です。

自己中心やわがままと同じなのでは?と思うかもしれません。私も最初はそう思っていました。

自分の「心の声」を大事にすることが自分軸であり、それを他者へ押し付けることが自己中心・わがままになります

自分軸を形成して得られるメリットは以下のとおりです。

  • QOLが上がる
  • 日々を自由に行動できる
  • 夢・目標に向かって歩める
  • 自己肯定感が高まる
  • 自分を大事にできる


「誰々がこう言ったから」というのは、著名人であればあるほど信憑性や確実性が高いと思いがちです。しかしあくまでも相手も自分と同じ人間。エスパーでも神様でもありません。

自分軸の形成によって、自分を大事にするという価値観が備わります。

「自分軸」で得られる人生の歩み方とは

「自分軸」で得られる人生の歩み方とは

今の自分は、完全に自分軸を会得できたわけではありません。しかし、それでも親の支配下や他人に自分を任せていたときと違い、今とても毎日が充実しています。

昔の自分ではできなかった以下のことが、少しずつできるようになりました。

  • 朝起きてから“今日は何をする?どこへ行く?”と自分に聞けるようになった
  • 夫や友人からその日したいことを聞いて、納得すれば合わせるし納得しなかったら合わせない
  • 何を優先して行動するかがわかるようになった


フリーランスになってからは特に、勉強したい欲や読書したい欲が高まりました。今まで他人に預けっぱなしだった自分の人生を取り戻すかのように、自己研鑽に明け暮れています

今はまだ資金が溜まっておらず実現できていませんが、早くて来年の春か秋に通信制大学に入学する予定を立てています!高校卒業後専門学校へ進学したのですが、諸事情で退学した過去を持っているため、ずっと学歴コンプレックスを抱えていたのです。

心理学を軸にするか経済学を軸にするかで入学する大学が異なるため、気になる大学すべてに資料請求をして志望先を決めている段階です。

通信制大学に入りたいという願望は、自分軸を持てたからできた願望です。もし今も他人軸で生きていたらこうは思わなかったでしょう。自分の意思を明確に持ち、夢や目標を見つけられると、毎日を充実して生きられるようになりますよ。

「自分軸」を身につけられるオススメの書籍

「自分軸」を身につけられるオススメの書籍

とはいえ生きてきた年数が重なれば重なるほど、自分軸という生き方をどうやって実現するか分からないと思います。そこで私が自分軸を持つきっかけとなった書籍を紹介します。

小泉健一 著『「自分軸」で生きる習慣 : 30年他人軸だった私はこうして自分の軸を手に入れた 目標達成・自己実現 』

著者の小泉健一さんは私と同い年なのですが、アドラー心理学をきっかけに自分軸で生きることができたそうで、現在は「ライフコーチ」として事業を展開されています。

私は将来的に、Webライター仲間を対象としたカウンセリング事業も展開したいなと考えているため、小泉さんは将来のロールモデルのように感じました。

今年を「自分軸元年」にしよう!

今年を「自分軸元年」にしよう!

すでに歩んできた過去は変えられませんが、明日や未来、そして今日から人は変われます。他人軸で生きてきた人は自分も含め、もうすでに人生をたくさんがんばってきたことでしょう。

もう他人のために生きる自分にサヨナラして、本来やりたかったことやできなかったことに舵を切りましょう!そして、自分のこれからの生き方に責任を持ち、納得の行く歩み方ができることを願っています。

この記事を書いたライター

執筆者

ききょう提督

「読者ファースト最優先」がモットー。2024年1月1日にフリーランスへ転向しました。何にでも興味を持ち、楽しいことを素直に「楽しい」と発信できるライターになりたいです。座右の銘は「努力は必ず報われる」。
ちなみにゲーム好き。一番好き...

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